〈プロ解説〉ダイニングチェアおすすめ3選 おしゃれで使い勝手の良いモデルを紹介
ダイニングチェアは、食事をしたり、くつろいだり、一日の中でも長い時間をそこですごす家具の一つといえます。だからこそ、機能的で使いやすく、座り心地のよいものを選びたいところです。
この記事では、ライフスタイルにも定評があるファッションライターの川口ゆかりさんに、ダイニングチェアを選ぶポイントとおすすめ商品を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。
▼ インテリアの役立つ情報を紹介
まずはプロおすすめ、ダイニングチェア3選
おすすめポイント
トレンドの北欧インテリアとも相性のよいダイニングチェア。フレームには高級感のある無垢材を使用しています。一見すると普通のチェアのように見えますが、実は座面が360度回転する優れものです。立ったり座ったりする際に椅子を動かす必要がなく、動作もスムーズに行えます。
おすすめポイント
デンマークの人気ブランド「カール・ハンセン&サン」のYチェアは、おしゃれな部屋には必ずあるといっても過言ではないほど、世界中で愛されている名作。ゆったりとした背もたれが、くつろぎの時間を約束してくれます。
おすすめポイント
レザー特有のシワ感を再現したPUレザーと、細身のアイアン脚をミックスした、おしゃれなデザイン。体にフィットする3D曲面の座面と背もたれが、すっぽりと体を包み込んでくれます。同色2脚セットのため、これから家具一式を揃える方にもおすすめです。
ダイニングチェアの基礎知識とトレンド
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ひと口にダイニングチェアといっても、背もたれの高さや座面の幅など、さまざまな特徴の違いがあります。まず確認すべきことは、チェアに深く腰かけて背もたれに背中がついた状態で、かかとが床につくかどうかです。
いくらデザインが気に入っても、かかとが浮いた状態での食事は安定感がなく、疲労の原因にもつながります。チェアを新調する際は、なるべく実際に座ってみて、ベストな高さかどうかを確認するとよいでしょう。
筆者提供
個々の体格に合ったチェアを1脚ずつ選ぶと、デザインがバラバラになってしまうことも…。「それでもいいの?」と戸惑う方も多いかと思いますが、最近では、ニュアンスの異なるチェアを配置するインテリアがトレンドになっています。
川口 ゆかりさん
わが家も、ダイニングのチェアはすべて同じデザインで統一するのではなく、おしゃれで風格のあるレザー素材や、あたたかみのある木や布素材をミックスしています。こうすることで、ありきたりなダイニングもワンランク上の空間に仕上がります。
ダイニングチェアの選び方、Q&A
ダイニングチェアの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、インテリアになじませるコツは?
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川口 ゆかりさん
大理石のラグジュアリーなテーブルには、脚の細いスタイリッシュなチェア、ナチュラルテイストのテーブルには、あたたかみのある木製のチェアといった具合に、ダイニングテーブルの雰囲気にあうものを選びましょう。
自宅のテーブルが何系なのかわからなければ、 見た目の雰囲気や色味が似ているかどうかで判断してください。
筆者提供
わが家はダイニングテーブルがアンティーク調のデザインなので、チェアもアンティーク家具のリプロダクト(復刻生産)を追求している「HALO(ハロ)」という英国ブランドの製品を選びました。
ヴィンテージのような木製のチェアは、10年ほど前に購入した「フランフラン」のもの。ブランドや素材、カラーをミックスしても、テイストが似ていればナチュラルになじみます。
Q2、素材ごとの特徴やメリットは?
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川口 ゆかりさん
ダイニングチェアの素材には、主に「木」「布」「レザー」「プラスチック」の4つがあります。
▼木
トレンドの北欧テイストになじむ木のチェア。使い込むほどに木の表情が深みを増し、あたたかみのある雰囲気に仕上がります。経年劣化によって生まれるうつくしさも大きな魅力です。
▼布
色や柄のバリエーションが豊富なので、インテリアを華やかに彩ってくれます。また、生地の中にはクッション材が入っているため、やさしい座り心地も特徴です。
▼レザー
ラグジュアリーホテルのような高級感や重厚感を与える効果があります。また、水や汚れに強く、サッと拭き取れる点もメリットです。
▼プラスチック
軽くて持ち運びがしやすく、デザイン性に富んだ商品が多いのが特徴です。商品によっては、スタッキング(積み重ね)も可能で、コンパクトに収納できるというメリットも。
Q3、使用シーンに適したものを選ぶには?
川口 ゆかりさん
人によって感じ方に違いはありますが、たとえば、プラスチック素材で硬めのチェアは姿勢が正されるので、食事や勉強をするのに適しています。
肘掛けや背もたれがしっかりしているタイプは、読書をしたり、リラックスタイムを心地よくすごしたりするのにぴったり。また、小さな子どもや来客の多い家庭には、座面が長く作られたベンチタイプもおすすめです。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
素材 |
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【筆者おすすめ】三環ジャパン 回転式ダイニングチェア sanjp-1043 |
立ち座りに便利な360度回転式 |
幅58.5×奥行54×高さ76(座面高さ43)cm |
記載未確認 |
座面/PVC、フレーム/アッシュ無垢材 |
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【筆者おすすめ】カール・ハンセン&サン ダイニングチェア CH24 Yチェア オーク材オイル仕上げ |
背もたれとアームが一体になったデザイン |
幅55×奥行51×高さ76(座面高さ45)cm |
約5kg |
木部/オーク材、座面/ナチュラルペーパーコード |
|
【筆者おすすめ】イー・ユニット ダイニングチェア 同色2脚セット eu04093-095 |
体にフィットするやさしい座り心地 |
約幅46×奥行53×高さ79(座面高さ46)cm |
記載未確認 |
脚部/アイアン、張地/PUレザー |
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