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ワシントン大学の研究者が開発した「AuraRing」は、名前が示す通りリング型の新しいウェアラブルデバイスだ。
コイルが巻かれたリングの磁気を、リストバンドに内蔵された3つのセンサーがキャッチし、指先の正確な位置と動きを認識する。磁気の利用によってワイヤレス通信をする必要がなく、消費電力はわずか2.3ミリワット。
それでいて認識精度は高く、他のスマートデバイスと連携すれば、短いメッセージの手書き入力、指先だけでの遠隔操作、AR・VR上のアバターの手との連動なども可能だ。
指先のわずかな動きも正確に捉えられるため、パーキンソン病の兆候診断や脳卒中のリハビリテーションなど、医療面での活用も期待されている。
2年以内の製品化を目指し、現在も研究・開発が続けられている。
目まぐるしく進化し私たちの生活を変えていくウェアラブルテクノロジー。これからも目が離せない。
University of Washington