〈プロ監修〉iPadタッチペンおすすめ15選|絵を描く用や勉強用としても役立つ
iPadをまるでキャンバスやノートのように使えるのが、iPad対応タッチペン。Apple純正品以外にも、手頃なものから高額なものまでさまざまあります。
そこで今回は、Apple認定資格を持つYouTuberのTakaさん監修のもと、iPad対応タッチペンを選ぶポイントや、おすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
この記事では最新iPad情報も掲載しています。
目次
▼ iPadのおすすめ周辺アイテムを紹介
まずはプロおすすめ、iPad対応タッチペン5選

Takaさんのおすすめポイント
子供でも扱いやすい太さと、転がりにくい形状が特徴的です。ペアリングを必要としないタイプのタッチペンなので、ほかの人が使っているiPadを操作することもできます。
使い方の例として、iPadにダウンロードした学習ソフトを子どもがタッチペンで操作している際に、親御さんが同時にタッチペンを使ってサポートすることもできます。
重量:20g
ペン先の形状:細型
ペン先の材質:PC(ポリカーボネート)+ABS樹脂
その他の機能:傾き検知

Takaさんのおすすめポイント
Apple Pencil第2世代と互換性のある、マグネットを使用した充電が可能です。対応機種を所有し、お手頃なタッチペンを探しているならこちらがおすすめです。
純正のApple Pencilに近い感度の傾き検出により、自然な書き心地です。専用の充電ケーブルやケースなども付属していて、コスパにも優れています。
重量:16g
ペン先の形状:細型
ペン先の材質:記載未確認
その他の機能:パームリジェクション機能・傾き検知・磁気吸着充電式

Takaさんのおすすめポイント
安さと品質のバランスがよいアクティブスタイラスです。USB-C充電に対応し、電池残量はLEDインジケーターで確認できます。使い勝手にこだわった製品で、しかもお求めやすいお値段も魅力です。
タッチペンを安く手に入れたい人や、まずは入門用から使い始めたい人におすすめです。注意点として、筆圧感知には対応していません。
重量:13g
ペン先の形状:細型
ペン先の材質:ポリアセタール樹脂
その他の機能:パームリジェクション機能・傾き検知・マグネット吸着

Takaさんのおすすめポイント
対応機種を持っている方でタッチペンを多用する方は、最新機能が盛り込まれたこちらのモデルを検討してみてください。
特に仕事で活用する方は、より操作の短縮につながる「スクイーズ機能」や「ダブルタップ機能」は重宝すると思います。無接点充電にも対応しており、電池切れのリスクもほぼありません。
対応機種は以下の通りです。
・13インチiPad Pro(M4)、
・11インチiPad Pro(M4)
・13インチiPad Air(M2、M3)
・11インチiPad Air(M2、M3)
・iPad mini(A17 Pro)
重量:19.5g
ペン先の形状:記載未確認
ペン先の材質:記載未確認
その他の機能:マグネットで取りつけ、ペアリング、充電

Takaさんのおすすめポイント
タッチペンの機能としてはApple Pencil USB-Cとほぼ同等でありながら、「探す」機能に対応しているという点で現時点でサードパーティ製のタッチペンの中でもっともオススメできます。
こちらの製品は無接点充電に対応していませんが、充電ポートが内蔵されておりiPadの充電ケーブルを使用して充電するという点でも使用感は遜色ないと思います。
お値段もリーズナブルで機能性は十分ですので、タッチペンの使用頻度がまだ高くない方へのエントリーモデルとしても選択肢に入れて検討してみてください。
重量:記載未確認
ペン先の形状:記載未確認
ペン先の材質:記載未確認
その他の機能:Find My「探す」機能を搭載、ショートカット機能、傾斜感知センサー、マグネット吸着
iPad対応タッチペンを選ぶポイント
使い心地を左右するペン先の形状や材質に加え、機能性についてもチェックしておくことが肝心です。
ペン先の「形状」は主に3種類

ペン先の形状は主に3種類あり、それぞれメリット・デメリットがあります。
丸型は汎用性の高いタイプで、安価に購入できるのが特徴です。ペン先がゴムのものが多く、摩擦によって画面を傷つける心配がない一方で、すり減ったり劣化したりするデメリットもあります。
細型はボールペンで字を書くのと同じような書き心地で使えます。手書きで文字を書く感覚に近く、細かい作業におすすめです。
ペン先が細いと素材によってはiPadの画面に傷をつける恐れがありますが、保護フィルムを貼れば防ぐことができます。細型は保護フィルムによって描き心地が左右される点にも注意しましょう。
透明ディスクは、ペン先に透明で円盤状の樹脂をくっつけてあるタイプ。ペン先が見やすく細かい作業をする時におすすめです。慣れるまで少し使いにくい点や、他のものに比べて高価になるデメリットがあります。

Taka ポイント解説
紙のような書き味を体験できる「ペーパーライクフィルム」というものがあります。透明ディスクタイプは画面との摩擦が大きいため、フィルムが磨耗しやすい点に注意しましょう。
ペン先の素材は主に2種類
ペン先の素材も重要です。シリコンゴム、樹脂2種類があります。
シリコンゴムは、もっとも安価で手に入れやすいタイプです。丸型で太めのペン先が多く、画面を傷つけにくいが劣化しやすいデメリットもあります。
樹脂製のペン先は、細くて硬いペン先のタッチペンが多いです。しっかりしたペン先のため、手書きで使いやすく耐久力が高いですが、硬い分画面を傷つけてしまう心配があります。
本体の重さに注目
重いものを長時間使うと手に負担がかかってしまいます。ネットで購入する際も、一度店舗で実際に持って使い心地を確かめておくのがおすすめです。
太すぎたり軽すぎたりしても持ちにくいので、自分の手にしっくりくるタッチペンを見つけてください。
筆圧にあわせて線が変化する「筆圧感知」機能
通常のタッチペンは線の太さが一定ですが、筆圧を感知して線の太さを変化させられるタイプがあります。表現の幅が広がるため、絵を描くときにとても便利な機能です。
ほかに、ペンの傾きを検知して線の太さを変えられるタイプもあります。
「パームリジェクション機能」で自然な書き心地

パームリジェクション機能とは、ペン先のタッチだけを認識して、手や指が触れても認識しない機能です。紙の上で文字やイラストを描く感覚でタッチペンを使えます。

Taka ポイント解説
タッチペンの操作に慣れていない方は、タッチペンを持つ手を画面から浮かせて使用しがちです。そのため、余計な体力を使ってしまい、不便に感じて使うのを辞めてしまう場合があります。
その点、パームリジェクション機能を搭載していれば、紙の上にペンで書いているのと変わらない感覚で使えるので、ラクに使い続けられます。
独自の便利機能をチェック
タッチペンを持ち運ぶと、バッグなどでペン先を傷つけてしまう恐れがあります。欠けたペン先で画面を傷つけたり操作が不安定になったりしないよう、ペン先を収納できる機能があると安心です。
ストラップホールが付いているタイプであれば、持ち運び時に紛失してしまう心配もありません。iPadにくっつけておけば、すぐに使うことも可能です。
また、ボールペンとして使えるタイプもあります。普通のペンとして持っていて、iPadを操作するときにはタッチペンとして使えるため、2つのペンを持ち歩く必要が無く便利です。
iPad対応タッチペン、人気メーカーの売れ筋商品

Moovoo編集部
数あるiPad対応タッチペンの中でも、ECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
<編集部で購入しました>
実際にメモアプリに書いてみると、「パームリジェクション」や「傾きの感知」を搭載しているとのうたい文句通り、書き心地はApple Pencilに匹敵すると感じました。ペン先を動かすと、時間差を感じることなくスムーズに描けます。
ただ、Apple Pencil 第2世代でとても便利な、側面をタップするとペンと消しゴムなどを切り替えられる機能は搭載していません。

KINGONEのスタイラスペンで、iPad mini 6に書いてみた様子。傾き感知なども機能しました。
磁気吸着機能も搭載しているので、対応するiPadの側面にマグネットでくっつけて運ぶこともできます。ただしApple Pencil 第2世代とは異なり、iPadにくっつけただけでは充電はできず、USB Type-Cケーブルをペン側面に挿して充電する必要があります。
このように一部の機能面ではApple Pencilにかなわない部分はありますが、出費をおさえつつ、メモや勉強などで良好な書き心地を得たい人に向いている一本です。
重量:16.8g
ペン先の形状:細型
ペン先の材質:記載未確認
その他の機能:パームリジェクション機能・傾き検知・マグネット吸着・オートオフ
重量:約15g
ペン先の形状:極細、ペン先約2.0mm
ペン先の材質:ポリアセタール
その他の機能:パームリジェクション機能・オートスリープなど
重量:約15g
ペン先の形状:極細・ペン先約2.0mm
ペン先の材質:ポリアセタール
その他の機能:傾き検知・パームリジェクション機能・オートスリープなど
重量:記載未確認
ペン先の形状:ディスクタイプ、ペン先5.4mm
ペン先の材質:ポリカーボネート
その他の機能:記載未確認
重量:約15g
ペン先の形状:極細、ペン先約2mm
ペン先の材質:ポリアセタール
その他の機能:傾き検知・パームリジェクション機能・オートスリープなど
重量:15g
ペン先の形状:極細・ペン先1.5mm
ペン先の材質:記載未確認
その他の機能:オートオフ
重量:約15g
ペン先の形状:極細、ペン先約2mm
ペン先の材質:ポリアセタール
その他の機能:傾き検知・パームリジェクション機能・オートスリープなど
重量:約17g
ペン先の形状:記載未確認
ペン先の材質:POM
その他の機能:傾き検知・パームリジェクション機能・オートスリープなど
重量:3g
ペン先の形状:丸型
ペン先の材質:シリコンゴム
その他の機能:ストラップホール付き
- GOOJODOQ
-
iPad用タッチペン GD13
- 税込み3,880円(楽天市場)
-
低価格なのにワイヤレス充電対応
-
低価格商品ながら、Apple Pencilに近い機能を搭載していると話題の一本です。
ワイヤレス充電に対応し、iPad air4/5、iPad Pro11、iPad Pro12.9、iPad mini6の本体に吸着して充電を開始します。
<編集部で購入しました>
こちらの商品が話題になっているポイントは、なんといっても磁気吸着によるワイヤレス充電に対応していることです。
編集部でも使ってみると確かにiPad mini(第6世代)の側面にくっつき、充電がスタートしました。

iPadにくっつけると、充電中を示すライトが点灯。iOS上でも充電状態と表示された
書き心地は、遅延は特に感じずスムーズに使うことができました。マニュアルには日本語表記もあり、分かりやすくなっています。Apple Pencilにある筆圧感知や、側面をタップするとペンと消しゴムなどを切り替えられる機能には対応していません。

GD13で書いている様子
重量:13g(編集部実測)
ペン先の形状:細型
ペン先の材質:記載未確認
その他の機能:パームリジェクション機能・傾き検知・オートオフ・マグネット吸着
iPadを紹介
スマートフォンに比べて画面の大きいiPadは、タッチペンを使うと手元で画面が隠れにくく、ノートとペンに近い感覚で書けます。
持ちやすさや画面の大きさなど、タッチペンが使いやすいiPadをまとめました。これを機に新しいiPadもチェックしてみてください!
① iPad Pro 13インチ(M4)第7世代 2024年モデル

M4チップを搭載し、従来モデルからCPU性能が大幅アップ、軽量化も実現
2022年に登場した第6世代のiPad Pro(12.9インチ)から、性能を大幅に向上させつつ、薄さと軽量化を実現。
M4チップを搭載し、AppleによるとCPU性能はM2チップに比べて1.5倍高速化し、レンダリング性能は4倍高速化しているとのこと。これまでよりもパワフルにクリエイティブシーンで活躍することでしょう。
また、ディスプレイは従来の液晶から有機ELへと進化し、本体の厚さが6.4mmあった第6世代から5.1mmへと薄くなっています。同時に、Wi-Fiモデル・セルラーモデルそれぞれ100g以上軽量化し、使い勝手の良さもアップしています。
② iPad Pro 11インチ(M4)

パワフルなM4チップと高精細な有機ELディスプレイをコンパクトに持ち歩く
より扱いやすいサイズ感でiPad Proの最高レベルの性能を求めるなら、11インチがおすすめです。コスパの面でも20万円を超える13インチに比べ、16万円台から手に入ります。
第4世代のiPad Pro 11インチに比べ、本体が0.6mm薄くなり、さらにわずかですが軽量化しています。M2チップからM4チップへと内蔵チップが進化し、処理速度が大幅にアップしながら、使い勝手の良さは損なっていません。
また、ディスプレイが有機ELに進化したことで、ピーク輝度が1,600ニトに向上(HDRコンテンツのみ)。高精細な映像をより明るく楽しむことができます。
③ iPad Air(M3)

M3チップ搭載でパフォーマンスアップ
2025年3月に発売された新型iPad Airは、11インチと13インチの2つのサイズがあり、どちらも高解像度ディスプレイを搭載しています。
Apple Intelligence のために作られたM3チップを搭載し、パフォーマンスが向上しました。ストレージ容量は最大1TBまで選べます。Apple Pencil Proに対応し、クリエイティブな作業や高性能なアプリケーションの利用に最適です。
また、電源ボタンにTouch IDを内蔵し、スムーズな指紋認証も可能です。
④ iPad (A16)

ポップな4つのカラー、1,200万画素カメラによる4Kビデオ撮影に対応
A16 Bionicチップを搭載し、前モデルと比較して約30%の性能向上を実現しています。
本体カラーはポップな4色展開で使うのが楽しくなるデザインです。
専用のMagic Keyboard Folioも引き続き利用可能で、キーボードとトラックパッドを使えば、クリエイティブな作業がよりしやすくなります。
⑤ iPad mini(A17 Pro)

A17Proチップを搭載、スマートなポータブルタブレット
片手で持てるコンパクトサイズの本体に、最大輝度500ニト、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。
重さは約300g、厚さは6.3mmと薄く、タブレットを持ち運びしたい方にぴったりな1台。
Apple Pencil Proに対応し、1200万画素の広角カメラを搭載。4Kビデオの撮影も可能です。コンテンツを手軽に楽しむだけでなく、ゲーミングやクリエイティブシーンにも活躍します。
iPad対応タッチペンはコストバランスも大事

iPad対応タッチペンは種類が豊富にあり、100円均一などでも販売されています。とりあえず使い心地を試したい方には、ペン先が丸型のシリコンゴム製のものが安価でおすすめです。
ペン先が細くて高機能なものはコストが高くなりがちですが、ペン先が換えられて長く使えるものも多いです。使用目的に合ったものでコストとのバランスが取れた商品を選びましょう。

Taka さんのアドバイス
タッチペンを選ぶ際には、どのような用途を想定しているのかを考えることが重要です。
絵や文字を書くなどのデザインや長時間使用し続ける用途であれば、ApplePencilなどのパームリジェクション機能を搭載し、ペン先の細いタッチペンが使いやすく感じます。
ペンを持つ感覚でタッチ操作をしたいのであれば、ペン先は柔らかめで、持ち運びのしやすさや、手頃な価格などを考慮するのが良いでしょう。
タッチペンはすべてのシーンで使い勝手が向上するものではありません。時には指で操作するほうが良い場合もあるので、そのことを念頭に置いたタッチペン選びをしていただければと思います。
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