〈プロ解説〉インクラインベンチおすすめ12選 選び方や便利な機能も紹介
筋トレブームの到来により、カッコよくてきれいな体を手に入れたい方は多いはず。中でも、多くの男性がまず鍛えるのが大胸筋です。
自宅で大胸筋を鍛えるなら、役立つのがベンチ台です。とくに、角度調節に対応したインクラインベンチはおすすめです。
「自宅で使うベンチ台は、どれがよいのかわからない」「購入しても、使い物にならなかったらどうしよう」こうした悩みや不安を解消して、お気に入りの1台を見つけたいですね。
この記事では、トレーナーとして活動し、鍛えた体の美しさを競う「フィジーク」の日本大会で優勝した経験を持つ澤原魁門さんによる、インクラインベンチの選び方とおすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
まずはプロのおすすめ、インクラインベンチ2選
- MotionsFit(モーションズフィット)
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アジャスタブルトレーニングベンチ
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14×3段階の角度調節に対応、多彩なトレーニングを実現
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Amazon冬支度セール開催中!Amazonで見る
おすすめポイント
おすすめの理由は4つあります。1つ目は、280kgの耐荷重による安定感と、27cmのシート幅です。体を横にして乗せたときに体がグラつきにくく、安定してトレーニングができるのでおすすめです。2つ目は、細かな角度調節に対応している点です。背面シートが14段階、座面シートが3段階に調節できます。デクラインもできるので、トレーニングの幅が広がります。3つ目は、シートのクッションが適度な硬さを備えている点です。柔らか過ぎると、トレーニング時の動作を不安定にする場合があり、危険です。柔らか過ぎず硬過ぎず、理想的な硬さのクッションは、最大限のパフォーマンスを発揮するのに適しています。4つ目は、脚を固定するアタッチメントです。腹筋運動の際に、アタッチメントを使用することで、手軽でしかも効果的に腹筋に刺激を与えることができます。「腹筋を鍛えたい」という方のトレーニングに、とくにおすすめです。
おすすめポイント
おすすめの理由は3つあります。1つ目は、デクラインとも呼ばれる、頭の位置が腰よりも低くなる角度まで傾斜をつけられる点です。デクラインでのトレーニングは、大胸筋下部をより効果的に鍛えられます。多くのインクラインベンチは、デクラインには対応していないため、大きなメリットといえます。2つ目は、細かく角度調節ができる点です。背面が9段階、座面は5段階に調節可能です。トレーニングのバリエーションが大幅に広がります。3つ目は、脚の底部にクッションと、移動用のキャスターを搭載している点です。床が傷つくのを防ぎ、移動も無理なくできて便利です。
インクラインベンチとは? メリットも解説
インクラインベンチとは、シートと座面の角度が変更できるベンチ台を指します。一方、オーソドックスなタイプがフラットベンチ。水平のままで、角度調節には対応していません。
フラットベンチでできるトレーニング種目は数種類に限られる一方で、角度を変えられるインクラインベンチなら、何十種類ものトレーニング種目に対応します。
Photo by iStock
大胸筋を鍛えるベンチプレスでは、インクライン(頭が腰よりも高くなるように傾ける)にすると、大胸筋の上部が鍛えられ、デクライン(頭が腰よりも低くなるように傾ける)なら、大胸筋の下部に負荷をかけられます。
効果的な筋トレを行うなら、バリエーション豊富な筋トレメニューに対応する、インクラインベンチが圧倒的におすすめです。
インクラインベンチの選び方
澤原 魁門さん
インクラインベンチの選び方のポイントや、注意点について解説します。
角度調節|背面だけでなく、座面にも注目
インクラインベンチを選ぶ際は、背面シートだけでなく、座面シートの角度調節についても確認することが肝心です。
背面シートは、およそ80度まで調節できるものが理想的。ベンチプレスだけでなく、肩を鍛えるショルダープレスにも使えて、トレーニング種目をさらに増やせます。
一方、座面シートは30〜45度に調節できると理想的です。
ポイント解説
インクラインベンチプレスを行う場合、座面に角度がないとダンベルにしっかりと力が伝わりません。座面シートの角度調節も、トレーニングをするうえで重要なポイントです。
耐荷重|200〜300kgを目安に
耐荷重が大きいほど耐久性も高くなり、トレーニング時のフラつきを抑えられます。最大限のパフォーマンスを発揮しやすくなるため、耐荷重をチェックして選びましょう。
目安として、200〜300kg程度の耐荷重だと安心です。
ポイント解説
とくに高負荷なトレーニングをする人は、重量の大きなトレーニング器具を扱うため、耐荷重300kgを目安に選ぶのをおすすめします。
シートのサイズ|縦幅・横幅ともにチェック
シートのサイズは、メーカーや製品によってバラつきがあります。まず重要なポイントは、シートの横幅です。
横幅が不十分だと、体を横にして乗せた際に安定しにくく、トレーニング中の動作が不安定になります。とくに体格が大きい人は、グラつくことで怪我の危険性を高めるので要注意です。
また、背が高い人はシートの縦幅にも注意しましょう。縦幅が不十分で、ベンチプレスやショルダープレスの際に頭がシートから出てしまうと、トレーニングが困難になります。
ポイント解説
私は一度、ベンチ台の購入で失敗した経験があります。とくに背の高い人は、シートの縦幅をチェックしたうえで購入しましょう。
あると便利な機能|床の傷を防ぐクッション、移動用キャスター
あると使い勝手がよくなる、便利な機能を紹介します。
クッション|床が傷つくのを防ぐ
インクラインベンチの中には、脚の底部にクッションを搭載した製品があります。床に傷がつくのを防げるので、うれしいポイントです。
ポイント解説
注意点として、クッション付きでもトレーニング中の振動までは抑えられません。マンションやアパートなら、ベンチ台の下にフロアマットを敷くと安心して使いやすくなります。
キャスター|ベンチ台の移動に便利
一般的なベンチ台は10〜15kg程度と、無理なく運びやすいものがほとんど。しかし、耐荷重の大きいベンチ台や角度調節に対応したインクラインベンチは、重さのある構造で、移動するのは簡単ではありません。
そこで便利なのが、キャスター付きのタイプ。ベンチ台を別の場所に移動したいときや、床掃除などで位置をズラしたいときなどに、無理なく移動できます。
〈編集部PICK UP〉インクラインベンチ、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるインクラインベンチの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
外観 |
商品名 |
特長 |
本体サイズ |
シートサイズ |
重さ |
耐荷重 |
便利な機能 |
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【筆者おすすめ】MotionsFit(モーションズフィット) アジャスタブルトレーニングベンチ |
14×3段階の角度調節に対応、多彩なトレーニングを実現 |
幅67×奥行159×高さ47.5cm〜(記載未確認) |
背面:横幅27×縦幅91、座面:横幅27×縦幅37 |
約22kg |
280kg |
キャスター付き、脚固定用アタッチメント |
|
【筆者おすすめ】YouTen(ユーテン) インクラインベンチ YT-ICB |
デクラインにも対応、豊富なトレーニングメニューを可能に |
幅48×奥行128×高さ46.5〜114.5cm |
背面:横幅26.5×縦幅74.5、座面:横幅26.5×縦幅36.5 |
約21.5kg |
300kg |
キャスター付き |
|
LEADING EDGE マルチポジションベンチ LE-B80 |
6段階の角度調節でマルチポジションに対応 |
幅54×奥行125×高さ42~123cm |
背面/横幅27×縦幅85cm、座面/横幅27×縦幅29cm |
約18kg |
300kg |
折りたたみ式 |
|
FIELDOOR(フィールドア) フラットインクラインベンチ |
ダンベルトレーニングに適した高さと角度調節 |
約幅53×奥行110×高さ40~106cm |
背面/横幅24×縦幅71cm、座面/横幅24×縦幅35cm |
約21kg |
260kg |
記載未確認 |
|
WASAI(ワサイ) 4WAYベンチ MK600C |
身長にあわせて調節できるヘッドレスト付き |
約幅33×奥行115×高さ45〜121cm |
背面/横幅27×縦幅55cm、ヘッドシート/横幅27×縦幅10cm、座面/横幅27×縦幅55cm |
約10kg |
180kg |
折りたたみ式 |
|
アディダス(adidas) パフォーマンスユーティリティベンチ ADBE-10225 |
トレーニングベンチの使い方がわかるQRコード付き |
幅49×奥行121×高さ113cm |
記載未確認 |
16kg |
175kg |
記載未確認 |
|
BARWING(バーウィング) アジャスタブルベンチ BW-AJB02 |
コスパに優れた折りたたみアジャスタブルベンチ |
約幅35×奥行139×高さ51~117cm(インクラインベンチ展開時) |
背面/横幅28×縦幅80cm、座面/横幅28×縦幅40cm |
13.2kg |
500kg |
折りたたみ式、キャスター付き |
|
アルインコ(Alinco) アジャスタブルベンチPRO FA223 |
日本人の体型にあわせて設計されたシートを採用 |
幅45.5×奥行133×高さ125cm(インクラインベンチ展開時) |
背面/横幅31.5×縦幅82cm、座面/横幅37×縦幅35cm |
約18kg |
300kg(フラットベンチ使用時) |
キャスター付き |
|
リーボック(Reebok) ユーティリティベンチ RBBE-10222 |
幅広形状の台座が安定したトレーニングをサポート |
幅72×奥行144×高さ127cm |
記載未確認 |
16kg |
150kg |
キャスター付き |
|
BARWING(バーウィング) トレーニングベンチ3WAY BW-DC04 |
高重量トレーニングに対応した高い安定設計 |
約幅49.5×奥行113×高さ42~113cm |
背面/横幅26×縦幅73cm、座面/横幅26×縦幅34cm |
約18.3kg |
300kg |
折りたたみ式、キャスター付き |
|
WASAI(ワサイ) マルチトレーニングベンチ MK038 |
20種目以上のエクササイズができるマルチベンチ |
約幅45×奥行170×高さ60~100cm |
記載未確認 |
約18kg |
150kg |
記載未確認 |
|
iROTEC マルチポジションベンチ |
ジムレベルのトレーニングができる多機能ベンチ |
幅70×奥行175×高さ55~121cm |
記載未確認 |
約33kg |
記載未確認 |
記載未確認 |
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