スマホで電源ON！ 近距離に良さげな電動バイク「BESS」に乗ってみた

電動バイク「BESS」は、原付免許で乗れる電動バイク。最大出力900Wで急勾配も登れるという。試乗したところ、急勾配こそ体験できなかったものの、加速がよく街乗りに適した1台だった。

「BESS」はMakuakeでクラファン中。105,072円（税込）から支援購入できる。2025年7月末までの配送を予定している。

街乗り向けの電動バイク

「BESS」は、丸みのあるキュートなボディが特徴的な電動バイク。右ハンドルにあるアクセルボタンを押して運転する。前かごがあるため、ちょっとした荷物や、買い物袋などを載せて移動できる。

ハンドルポストとシートポストは折りたためる仕組み。折りたためば少しコンパクトになり、自動車にも積み込める。

スマホ・NFCで起動

電源はスマホアプリで操作できる。アプリはBluetooth接続のため、ボタンを押してから電源がONになるまで少しラグがある。付属のNFCカードなら、タッチするだけで電源のON・OFFが可能だ。

運転しやすいオートクルーズ機能

「BESS」の最高時速は25km。しばらく同じ速度で走ると、オートクルーズ機能が作動する。アクセルを回さなくても同じ速度で走行できる。

バッテリーは足元に格納されており、取り外して充電できる。満充電までの時間は5時間半。航続距離は50km。

原付免許か普通自動車免許があれば運転でき、ヘルメットの着用が必要。走行できるのは車道のみとなっている。

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試乗会で体験してみたところ、ちょっとのアクセルですぐに加速するため、気持ちのいい乗り心地だった。ただしサスペンションがないためか、やや路面が破損している道路では、サドルにけっこうな衝撃を感じた。悪路には不向きなので、近距離の街乗りで乗りたい1台だ。