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フィンガートラッキングと感触フィードバックを組み合わせた「HaptX Gloves G1」は、VR空間でも物に触れたときの自然な触覚を得られるグローブ型デバイスだ。
リアルな触感を実現
「HaptX Gloves G1」は、グローブ部分に、130個のタッチフィードバック用アクチュエーターがある。これにより、仮想空間のオブジェクトに触れたり操作したりした際に、まるで本物のような感触を得られるという。たとえば、VRを利用した電動工具の作業訓練で、工具からのキックバックや振動、手に持ったときの感覚をリアルに再現し、技術の習得に役立てられる。
モーションキャプチャーにも対応
磁気モーション キャプチャシステムにより、指先や手の動きをほとんど遅延なく追跡可能。手につかんだオブジェクトの抵抗感を片手当たり約18kgまで感じられる。サイズ、重量、形状まで感じられるとのことだ。
開発キットには3DゲームエンジンのUnreal EngineやUnity用のプラグイン、C++のAPIが含まれており、カスタムアプリケーションにHaptX Gloves G1を統合できる。
移動を伴う動きも可能
「HaptX Gloves G1」デスクトップ構成とモバイル構成の2種類が用意されている。モバイル構成にはWi-Fi搭載のバックパック型エアパックが付属する。ホストPCとの接続をWi-Fiで無線化し、広い範囲で動き回るようなVR環境も構築できる。バッテリーは2つ付属しており交換して使える。
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リアルに感じられる仮想空間が、スキル習得の新しい手段になるかも?
HaptX