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ご存知バルミューダの「GreenFan」は約100年、進化の停滞していた扇風機市場に革命的を起こした製品だ。独自構造の二重の羽根とDCブラスレスモーターで、自然界のそよ風を耳を澄ましても聞こえないほど静寂の中に届けてくれる。
一度でもその風に当たれば、ほかの扇風機と違うことは一瞬でわかるだろう。そう、どんなに当たり続けても痛くないのだ。理由は、二重の羽根がそれぞれ送り出す風が途中で混ざり合うことで、点ではなく面で風が届くため。私自身、扇風機に当たり続けて、こんなに気持ちいいと感じたことはなかった。
新しくリリースされたGreenFan Studio(2024年4月4日発売)は、夏だけでなく1年を通して、送風機としてGreenFanを活用してほしいというコンセプトの製品だ。季節に関係なく、風通しの悪い部屋は埃っぽくて居心地が悪い。といって、花粉や騒音などの様々な問題があり、気軽に窓を開け放つことはできないのが都会の現状だ。
GreenFan Studioは、そよ風だけでなく約23メートル先まで届く大風量(ジェットモード)に対応。扇風機として、そしてサーキュレーターとして1年中生活に寄り添えるように設計されている。
あえてバッテリーは搭載しておらず、家のどこに置いても三脚でしっかりと固定され、安定した風を届けてくれる。ケーブルは太く頑丈に作られており、隠すのではなくあえて見せるようなデザインを採用。同社のデザイナー曰く、音楽機材をモチーフにしたそう。細部までこだわった美しいデザインをぜひ動画で確認してほしい。
価格は4万2900円(税込)。カラーはブラックとホワイト、オンライン限定でブラック×ホワイトも用意(4月下旬発売)。
また、プレス向けの内覧会では同社が取り組んでいる風力発電の進捗についても触れられた。会場となった青山の同社旗艦店では1/2スケールの風力発電機のモックを披露。人類と風の関係に真剣に向き合う寺尾社長の姿が目に焼き付いた。
バルミューダ