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DJI「Osmo Pocket 3」レビュー、タテ・ヨコ撮影、回して切り替え

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DJI「Osmo Pocket 3」は、回転式タッチスクリーンで縦撮りと横撮りを切り替えられる、片手持ちのジンバルカメラ。レビュー用にお借りしたサンプルをしばらく使ってみたところ、縦撮りがしやすくて、暗所に強い1台だった。

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  • DJI
  • Osmo Pocket 3 クリエイターコンボ

  • ¥96,800 税込

縦撮りしやすいジンバルカメラ

「Osmo Pocket 3」はシリーズ3台目となるDJIのジンバルカメラ。1インチセンサーを搭載したことで、前モデル「Osmo Pocket」「Pocket 2」に比べてボディはやや大きくなったが、十分にポケットサイズだ。

特に注目したいのが回転式スクリーン。親指ひとつでくるっと回せて、スクリーンを回すと電源がオンになる。スクリーンが縦の状態で録画を始めると縦動画を撮影でき、横に回して録画すると横動画を撮影できる。

普通のカメラだと縦動画はカメラを縦にするので、構えが安定せず撮りにくいと感じる人も多いはず。「Osmo Pocket 3」はカメラを動かす必要がないので、常に同じ構えで撮影できる。

なお、横撮りのときは最大4K、縦撮りは最大3Kとなる。ストレスなく手ブレのない縦動画を撮れるので、特にTikTokなどの縦型SNSによく投稿する人は重宝するはず。

回転式タッチスクリーンのサイズは2インチ。「Osmo Pocket 2」などの四角いスクリーンに比べると、十分に画角チェックができるようになった。タッチ操作には難しいこともあるが、なんとかこなせるサイズ感だ。

暗所でも明るく撮れる

暗い場所の映りを確かめるために、夜の東京タワー周辺や、夜の「おだいばビーチ」のプロジェクションマッピングを訪れた。通常の撮影モードで十分に映っており、目で見えない場所まで明るく映し出していた。

また、より暗い場所を撮影する「低照度モード」も備わっている。今回訪れた場所で出番はなかったが、キャンプなどもっと暗いシーンでは使えるかもしれない。なお、このモードに切り替えると、自動的に4K・30fpsに切り替わるため、最大3Kの縦撮影では使えないようだ。

コンボのアクセサリーが強力

単体でも十分に使えるが、アクセサリー類がそろった「クリエイターコンボ」には、磁石で着脱する「広角レンズ」や、ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」などが同梱される。

前モデルまではワイヤレスマイクやスマホとの接続に、トランスミッターとなるハンドルを装着する必要があった。「Osmo Pocket 3」はトランスミッターを内蔵しており、DJI Mic 2の電源を入れるだけで自動的に接続されるようになった。

なお、「DJI Mic」は黒いボディだが、コンボに同梱する「DJI Mic 2」はスケルトンボディとなっている。

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DJI Osmo Pocket 3の価格は、単体が74,800円(税込)。クリエイターコンボが96,800円(税込)となっている。VLOG撮影から本格的な撮影まで、片手で済ませてみてはどうだろうか。


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