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以前、火鍋を食べに中華街に行った。火鍋屋で食事をはじめると、注文した具材を配膳ロボットが運んできてくれた。しかし、テーブルにおくのは人間のスタッフだった。私は「あと一歩届かないテクノロジーのもどかしさ」を感じた記憶がある。
従来の配膳ロボットは、運びはするがテーブルにおけない機体が大半だ。しかし、「ACUR-C」はロボットアームが搭載され、テーブルにおくところまでを実現した、配膳・下膳まで全自動で行うロボットだ。
日本のスマイルロボティクス社が開発した。現段階は試作機で、今後の実用化が期待される。
ロボットアームがびよーんと伸びる
「ACUR-C」はテーブルに食事をおくための、ロボットアームがある。びよーんと1メートル程度伸び、配膳だけでなく、下膳も行える。
ロボットアームのハンドを交換すれば、トレー以外の下膳もしてくれるみたいだ。
棚が上下に可動する
「ACUR-C」は上下に可動する棚を搭載。下膳するトレーを複数回収できる。また、シェル型構造になっており万が一衝突されても、下膳した食べ残しが飛散しないようになっている。
安全性も徹底した設計
「ACUR-C」には、レーザーセンサーを2つ、3Dカメラを4つ搭載している。360°死角がなく、人や障害物を認識できる。全方位に移動可能で、停止や回避ができる。
今までの配膳ロボットは「省人化」をサポートしていたが、「ACUR-C 」は「無人化」を目指しているとのこと。
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スマイルロボティクス社