どこでも淹れたてエスプレッソが楽しめる「NowPresso」

エスプレッソマシンといえば、カフェや職場、あるいは家庭においてある機器のように、据え置きで使うものが一般的だ。しかし海外で開発された「NowPresso」は、水筒ほどのサイズの本体から熱々のエスプレッソが抽出できるのだ。これなら外出先やアウトドアでも淹れたてのエスプレッソが楽しめそうだ。

必要なのはカプセルと水だけ

「NowPresso」は、本体上部にコーヒー粉の入ったカプセルを入れ、次に水を本体に注ぎ込む。そして本体をひっくり返してボタンを押してしばらく待てば、自動でコップに淹れたてのエスプレッソが抽出される仕組みだ。

「NowPresso」のカプセルに入れるコーヒー豆は、自分で挽いたものでもいいし、あるいはネスレが販売する「ネスプレッソ（Nespresso）」のカプセルにも対応している。また水を沸騰させずにアイスを抽出することも可能だ。

持ち運びを考慮した仕様

水の沸騰やコーヒーの抽出には、本体内蔵のバッテリーを利用し、満充電状態なら3回の抽出が可能。お湯や氷を用意した状態なら100杯近く楽しむことができる。本体の充電はACアダプターや12Vカーチャージャー、あるいはUSB Type-Cケーブルも使用可能だ。また、バッテリーは取り外し可能なので、荷物を分けて飛行機などに持ち込むこともできる。

本体サイズは高さ252×幅82.3×奥行き72.2mmで、重量は882g。別売りオプションとしてスタンドやトラベルバッグ、手を汚さずに使用済みカプセルを処分できる「EcoPress」なども用意されている。

外出先や車の中でも淹れたての美味しいエスプレッソが楽しめる「NowPresso」は、コーヒー好きなら要注目プロダクトとなりそうだ。