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京セラが開発中の、車のフロントガラスに様々な情報を映し出す技術は、完全自動運転一歩手前の車のテクノロジーとして、かなり未来が見えるものだった。
車にオプションとして組み込む形式。埋め込まれたプロジェクターが、フロントガラスに映像を映し出す。映像は、視差バリア方式の2視点裸眼立体表示により、3Dで見える。
カーナビやメーターを表示
例えば、ナビゲーションやスピードが表示される。カーナビやメーターに目を移す必要がなくなる。この一瞬の「目を離した隙」が事故につながることもあるので、大変に役に立つと感じた。
追突や人との接触を事前感知
あるいは、車や人が近いと、アラートを出してくれた。AIが車や人を認識し、充分な距離があるか、危ないかを判断する。
映像自体3Dで表示しているので、危険な(あるいは安全な距離にある)物体がどのくらい離れているのかも直感的にわかる。
壁に隠れている人や車も感知
車や携帯電話が発してる電波を感知し、塀や遮蔽物に隠れている人や車が飛び出してきそうなことも、事前に予測して「STOP」の表示を出す。
不意の事故が激減するのではないだろうか。とても重要な技術だと感じた。
赤になりそうな信号も感知
さまざまなものが電波を発している状況を利用して、かなり先の信号の赤/青を判断し、車を止めずに走るルートを提示することもできる。頻繁に止まったり再発進したりするのが嫌いな人には大変に便利だろう。
このディスプレイは、2020年ごろの実用化を目指している。
CEATECには体験コーナーが設置されているので、ぜひ試してみてはいかがだろうか?
京セラ