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いよいよ12月15日に発売となるDJIの「Osmo Pocket」。事前に実機を借りられたので、発表会のタッチ&トライよりじっくりと使って、Osmo Pocketの魅力に迫ってみました。
動画で5つのポイントをレビュー!
以下の5つのポイントを、動画にまとめています。実際の動きはぜひ動画で確認してみてください。
Osmo Pocketは「フェイストラッキング」「アクティブトラッキング」、2種類の追跡モードを搭載。どちらも本体の小型ディスプレイをWタップするだけでトラッキング開始してくれます。
「フェイス」は人間の顔を追跡し、手に本体を持ったまま立っているだけで、上下左右に激しく動いても、執念深く追いかけて撮影してくれます。
人間以外のモノをトラッキングするのは「アクティブ」。動物などを追跡できるほか、撮影者が動きながら、モノを画角の中心にとらえるといった使い方が可能。こっちは「フェイス」に比べて追跡精度が少し悪いようでした。
X軸・Y軸・Z軸のブレを機械的に制御して、ぬるぬる滑らかな動画を撮影できる「三軸ジンバル」。手に持って撮影するだけでプロっぽい動画になるのはもちろん、普通なら別途機材が必要な「ドリーショット」も簡単に撮影できました。
ジンバルの動き方も、本体を動かしてもカメラが動かない「固定」、本体を向けた方にカメラが向く「FPV」、その中間でゆっくりティルト&パンする「フォロー」と、サクっと変えられます。
パンやティルトなどのカメラが動く速度も「高速」「低速」に切り替えられ、慣れてくるとすごく映画っぽいシーンが撮れてビックリ。
片手持ちデザインの小型本体により、地面すれすれから、まるでペットのような視点で撮影したり、背伸びしてドローンみたいな高さで撮影したり。小型サイズ+ジンバル制御により、今までにない視点の動画を実現してくれます。
本体のディスプレイをスワイプして、ボタンを押せばカメラがくるっと180°回転し、自撮りがスタート。自撮りモードは自動でフェイストラッキングがオンになります。スマホより「自撮りしてる感」が少なく、自撮りに抵抗がある人でも気軽に思い出を動画に残せそう。
なお、フェイストラッキングは1人しか追跡しないため、複数人の自撮りモード撮影だと、カメラが混乱してしまうことがありました。
スマホを接続すると、ディスプレイとして使えるだけでなく、「ストーリーモード」という機能も使用可能。現時点ではリリース前の機能のため、発売後とは少し仕様が異なる可能性があるそうですが、めちゃくちゃ楽しめます。
ちょっとTikTokっぽい機能ですが、手で持っているだけでカメラワークを自動でやってくれるのが異なるポイント。撮影後は全部のカットをBGM付きで編集してくれて、そのままアプリからSNSにアップできます。
タイムラプスにカメラの動きを設定できる「モーションラプス」も、心躍りました。Osmo Pocketは床に自立できるので、定点のタイムラプスはとても簡単に撮影できます。
そして「モーションラプス」は、本体のみなら「2点」、スマホ接続状態だと「4点」のカメラの動きを加えることが可能。実際に手でカメラを動かして、映したいポイントを設定していくだけ。
さらに、スマホ接続状態ならシャッター速度をいじれるため、道路でクルマがビームみたいに映る動画の撮影も成功。撮影はプロのカメラマンに手伝ってもらったのですが、彼も「プロみたいですね!」とコメントしていました。
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数日間Osmo Pocketを使ってみて、「ポケットから取り出して気軽にプロ級の動画を撮影」という、新しい動画撮影の形を実感させられました。
価格は税込44,900円と、おいそれと出せる金額ではないですが、素人でも楽しく使えるカメラ、病みつきになること間違いなしです。
DJI