第11世代のCore i5 プロセッサーで最大4.2GHzを実現
2020年9月に正式に発表されたばかりのインテル第11世代モバイル用プロセッサーは、前世代よりパフォーマンスが20%も向上したと謳われています。とくに内蔵グラフィックスは2倍向上しているのが特徴です。
そこまで重くないゲームであれば快適にプレイできるので、仕事の合間にゲームも楽しみたいといったニーズにも応えてくれます。
最新テクノロジーを搭載したパソコンしか認定されないEvoブランド認定モデル
第11世代 インテル Core iシリーズや、Thunderbolt 4、Wi-Fi 6搭載など、最新テクノロジーを搭載したパソコンしか認定されないインテルのEvoブランド認定モデル。
モバイル端末にあふれるUSBポートですが、規格が異なるために従来のケーブルを使用できないといったケースも増えています。そうした問題の救世主と言われているのがThunderboltです。
特にThunderbolt 4は、USB Type-C形状でありながら、DisplayPortやPCI Expressの信号にも対応している次世代ポート。主流がThunderbolt 3なので、より転送速度が上がったThunderbolt 4をいち早く搭載しています。
Wi-Fiも最新のWi-Fi6に対応。ストレスなくネットを使用することができます。
ビジネスにはメモリが8GBでSSDが256GBなら不足なし
通常仕事をする上で、どうしても画面上に様々なアプリを開いて使用することが多くなりますが、メモリが8GBあれば問題なくこなせるでしょう。また、SSDなら起動も高速でイライラさせられることもありません。
軽い本体とモバイルの必要最低限を満たすディスプレイ
本体の重さが約1.3kgというのも特徴です。持ち運んで使うという本来の用途を考えると、重いノートパソコンは負担となりますが、これくらいの重さならそれほど苦になりません。
また、軽量化を優先させるとどうしてもディスプレイが小さくなりがちですが、ギリギリまで表示させる工夫で13.3インチのワイドという数値を実現しています。タブレット感覚でも使用できるタッチディスプレイで、マウスが無くても楽に操作できます。
WEBカメラとOffice Home & Business 2019搭載で仕事もはかどる
テレワークで気になるのは、WEBカメラをどうするかという点です。外付けのものもありますが、やはりパソコンに付いていればありがたいのではないでしょうか。こちらの機種はWEBカメラはもちろん、両隣に内蔵デュアルマイクが搭載されているので、ネットに接続さえすればこれ1台でオンラインミーティングに活用できます。
また、オフィスソフトが付いているかどうかが重要なポイントという人にも安心なMicrosoft社の純正Officeが搭載されているので、すぐに仕事を始められます。
メモリの増設は非対応
この機種は、メモリを増設したいと思っても後から追加することはできません。メモリ8GBは、ビジネス用途やインターネット閲覧でメモリ不足によるフリーズはないですが、1度に多くのアプリを動かしたり、ブラウザのタブを大量に開いていると動きが遅くなることもあり得ます。動きが遅いと感じたときは、1度に使うアプリを最小限にしたり、見ていないブラウザのタブを閉じることをおすすめします。
4Kには非対応
最近は4Kのゲームも増えていて、せっかくなら美しい映像を楽しみたいと思いますが、こちらのディスプレイは非対応なので、4Kで視聴することができません。ただし、外付けの4K対応ディスプレイを接続すれば視聴は可能なので、問題ないでしょう。
コメント
テレワークが劇的に増えたため、自宅でのパソコンが必要となり「どんなパソコンを購入したらよいかわからない」という声や相談も増えました。
私は長年中古パソコンを愛用しており、いろいろなパソコンを購入してきました。私がパソコンを購入するときの決め手はパソコンの中枢を司る「CPU」です。
中でもおすすめはやはりインテルのCore プロセッサー。Core iシリーズはCore i3、Core i5、Core i7、Core i9というシリーズがあり、数字が大きくなるごとに性能がアップします。これだけで比較するとどうしても一番数字の高いものが欲しくなってしまいます。ですが、ビジネス用途では、Core i9までの性能は必要ないのでは、というのが正直な気持ちです。
また、インテルのCore プロセッサーには世代があります。HP ENVY 13は、最新の第11世代 Core i5 プロセッサーを搭載。第11世代 Core i5 プロセッサーであれば、世代が古いCore i7より性能が上ということもあるのです。ここがCPUの性能を知るにはちょっとわかりにくいところかもしれませんね。
実際、このHP ENVY 13に搭載された第11世代 Core i5-1135G7は、第10世代のCore i7と比較しても、ほぼ互角の性能を持つプロセッサーです。メモリやストレージが同様のほかのパソコンと比べて、価格が安いのであれば間違いなく選びたい1台になります。
パソコンの性能はCPUだけで決まるものではありませんが、この1台なら、テレワークなどに不足なく活用できるでしょう。
HP ENVY 13は、第11世代 インテル Core iシリーズや、Thunderbolt 4、Wi-Fi 6搭載など、最新テクノロジーを搭載したパソコンしか認定されないインテルのEvoブランド認定モデルです。高性能なだけでなく、バッテリー持続時間や、ディスプレイの綺麗さなど日常使いでの使い勝手も考慮されています。
インテルのEvoは、まだまだ認定製品が少ないです。これは大きく2つ理由があります。ひとつは、2020年に発表されたばかりのブランドなため。もう1つは、最新テクノロジーの搭載が必須なため、対応モデルが絞られるためです。
そのためビジネスや日常使いで高性能なパソコンを探している場合、Evoブランド認定モデルというのはひとつの基準となると思います。
また、このモデルはテレワークでも活躍します。カメラやマイクの内蔵はもちろんのこと、指紋認証で外出時のセキュリティーや、家の中でもお子さんが誤って起動してしまう、といった誤作動も防ぎます。さらに、カメラシャッターを搭載。カメラを使っていないときに、カメラを物理的に閉じられます。
HPはサポートも充実しているメーカーです。例えば、HPのパソコンを購入すると初心者でもわかりやすいパソコンの入門書が同梱されています。入門書は200ページを超えるボリュームで、困ったときの解決方法も載っているので初心者にも安心です。さらに、24時間365日のSNSサポートも。専門用語がわからない場合でも、動画や写真を送って症状を伝えるといった方法もとれます。
注意点は、メモリが8GBなこと。高性能な機種なのは間違いないですが、複数のアプリを同時に実行したり、ブラウザのタブを大量に開いたりすると、動きが遅くなることも考えられるのでその点は念頭に置いておいたほうが良いと思います。