※bouncyではアフィリエイト広告を利用しています。記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がbouncyに還元されることがあります。
Nothing Phone (3)がグローバルより少し遅れて日本上陸を果たした。海外版との違いはFeliCaを搭載した点のみ。一目見ただけでほかの端末とは明らかに異なる存在感のあるスマートフォンだ。
動画で紹介しているホワイトモデルは、透明なガラス越しに見える内部構造、グリッドパターンが描く幾何学的な美しさを堪能できる。ブラックモデルも用意され、どちらを選んでもほかとは似ていない、唯一無二のデザインだ。
最大の特徴は、背面右上に配置された“Glyph Matrix”。小さな円形のディスプレイは、単色LEDによるドット表示で通知やバッテリー残量、時計、じゃんけんなどのゲームなどを表示できる(下部のボタンで呼び出す)。実用性を兼ね備えた、遊び心ある新インターフェースと言える。
本体側面の“Essential Key”には、Nothingならではのスマホ+AIへの解釈がある。ワンプッシュでスクリーンショットや写真、音声を記録し、AIが自動でタイトルや概要を生成。長押しすれば音声メモが開始、すべてがテキスト化されてToDoリストまで作成され、専用アプリ“Essential Space”で管理できる。
カメラシステムも大幅に進化。メイン、広角、望遠すべてが50MP構成で、光学手ぶれ補正も搭載。マクロ撮影の美しさとディテール表現の豊かさは、Nothing初のハイエンドモデルにふさわしい仕上がりだ。
SoCはSnapdragon 8s Gen 4で、OSはAndorid 15ベースの独自OS(NOTHING OS 3.5)、Android 16+NOTHING OS4へのアップデートが約束されている。
Nothing Phone (3)は同社直販と楽天モバイルで8月20日より予約開始、8月28日発売予定。価格はRAM 12GB、ストレージ 256GBモデルが12万4800円、RAM 16GB、ストレージ 512GBモデルが13万9800円(いずれも税込み)。
個性を重視するユーザーにとって、注目すべき1台だ。