〈プロ解説〉折りたたみフィットネスバイク、おすすめ4選 静音モデルも紹介
省スペースで収納でき、自宅で気軽に運動できる折りたたみフィットネスバイク。コンパクトで軽量なものや静音性の高いものなど、さまざまな商品があります。
この記事では、ジムインストラクターの武内教宜さんに、折りたたみフィットネスバイクの選び方とおすすめ商品を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。
まずはプロおすすめ、折りたたみフィットネスバイク4選
武内教宜さんがおすすめする、折りたたみフィットネスバイクを紹介します。
① ALINCO クロスバイクAFBX4123
ダイヤルを回すだけで簡単に負荷の調節が可能
おすすめポイント
本体が約14kgと軽量のため、高齢の方でも手軽に移動できるフィットネスバイクです。負荷のレベルは8段階で調節が可能で、健康増進には1〜3、ダイエット目的なら4〜6、しっかりとトレーニングしたい場合は7〜8がおすすめです。自分の体力に合わせて負荷レベルを調節できるので、家族みんなで使えます。また、同じマシンに背もたれやテーブルが付属するタイプも発売されているため、運動の目的やライフスタイルに合わせて選べます。
② MERACH 家庭用フィットネスバイク S05
アプリ連動でモチベーションを持続させる
おすすめポイント
③ HAIGE フィットネスバイク HG-QB-J917B
目的に合わせて2種類のスタイルから選択
おすすめポイント
リクライニング機能が備わったフィットネスバイクです。通常は「アップライト」といって体を起こした状態で漕ぎますが、背もたれを後ろに倒すことで下半身により負荷をかけたトレーニングが可能になります。マシンの耐荷重は120kgなので、体重が増えてしまった方や、体格が大きい方にもおすすめです。また、Amazonのレビューを見ると「組み立てに時間がかかった」とのコメントが数件ありますが、公式サイトのお客様サポートページからダウンロードできる取扱説明書(PDF)で、組み立て方が写真付きでわかりやすく解説されているので、参考にするとよいでしょう(組み立て時間の目安:20分)。
▼「フィットネスバイク HG-QB-J917B」を紹介する公式動画がこちら
④ STEADY フィットネスバイクST102
日本人の体型にフィットしやすいモデル
おすすめポイント
STEADYは日本のメーカーなので、フィットネスバイクのサイズも日本人の体型に合わせて作られており、身長145〜185cmに対応しています。サドルの幅と厚さも日本人の体型に適しているため、長時間漕いでもお尻の痛みや疲れを感じにくい点がおすすめです。折りたたみ式フィットネスバイクは家庭で使われることが多いですが、STEADYはYouTubeで「組み立て解説」「効果的な使用方法」などの動画を配信しており、購入後のサポートも充実しています。
折りたたみフィットネスバイクの選び方、Q&A
折りたたみフィットネスバイクの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、まずは何に注目して選ぶべき?
武内 教宜さん
折りたたみ式フィットネスバイクの最大の魅力は、コンパクトさです。特に都市部に住む人や、マンション・アパートに住む人にとって、限られたスペースを有効活用できる点は重要です。限られたスペースで使用するフィットネスマシンとしての理想は、使用時には十分な運動スペースを確保しつつ、使わないときは簡単に折りたたんで収納できる設計であることです。
具体的には、折りたたんだときのサイズが幅40〜50cm、奥行き40〜60cm、高さ110〜130cm程度であれば、狭いアパートやワンルームでも場所を取らずに保管できます。このサイズ感なら、クローゼットの隅やベッド下などにも収納できるので、部屋の景観を損ねることもありません。
人気メーカーの平均的なサイズ(折りたたみ時)は以下の通りです。
また、15kg以下の軽量モデルなら、力に自信のない方でも簡単に移動できるのでおすすめです。本体が重い場合でも、キャスター付きのフィットネスバイクを選べば、転がしながら動かせます。
Q2、快適に使用するための注意点は?
武内 教宜さん
自宅で運動する際には、周囲への配慮が必要です。特にアパートやマンションなどの集合住宅では、騒音が問題になることがあります。おすすめなのは、40dB以下の静音性を実現しているものです。日常会話の音量が50dB程度なので、40dB以下であれば隣の部屋や下の階の住民に迷惑をかける心配がありません。
静音性を実現するためには、マグネット式負荷システムを採用しているモデルがおすすめです。従来の摩擦式負荷システムよりもずっと静かな運動が可能になります。振動も軽減されるため、より快適にトレーニングができます。
安定性も重要なポイントです。折りたたみ式フィットネスバイクは、折りたためるというメリットがある反面、ほかのタイプと比べて不安定な設計になりやすいというデメリットがあります。そのため、床との接地面が広いモデルや、最大荷重が100kg以上のモデルを選ぶことをおすすめします。
Q3、継続的に運動するためにおすすめの機能は?
武内 教宜さん
機能性と使いやすさもポイントです。フィットネスバイクはペダルを漕ぐだけのシンプルな運動ですが、より効果的なトレーニングを行うためには、自分の体力や目的に応じて負荷を調節できるマシンを選ぶことが重要です。
最近の折りたたみ式フィットネスバイクには、8段階以上の負荷調節が可能なモデルが多く見られます。このようなモデルであれば、自分自身のフィットネスレベルやトレーニング目標に合わせて適切な負荷設定ができるため、初心者から上級者まで幅広く対応できます。
さらに、多くのモデルはデジタル表示付きの操作パネルを備えており、商品によって、心拍数・走行距離・消費カロリー・運動時間・回転数などを確認できます。体力作りが目的なら「心拍数」や「走行距離」、ダイエットが目的なら「消費カロリー」、健康管理が目的なら「運動時間」を参考にしながらトレーニングを行いましょう。
また、一部の高機能モデルにはBluetooth接続や専用アプリとの連携機能も搭載されています。自分のトレーニングをスマートフォンで管理したり、オンラインで世界中のユーザーと一緒に運動したりすることで、モチベーションを保ちながら楽しく続けられます。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
静音性 |
耐荷重 |
負荷調節 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
【プロおすすめ】ALINCO クロスバイクAFBX4123 |
ダイヤルを回すだけで簡単に負荷の調節が可能 |
展開時:幅46×奥行91×高さ112.5cm、折りたたみ時:幅46×奥行42.5×高さ140cm |
約14kg |
○ |
約90kg(使用体重制限) |
8段階 |
|
【プロおすすめ】MERACH 家庭用フィットネスバイク S05 |
アプリ連動でモチベーションを持続させる |
展開時:幅53×奥行95×高さ114cm、折りたたみ時:幅53×奥行43×高さ135cm |
17.5kg |
○(34dB) |
100kg |
16段階 |
|
【プロおすすめ】HAIGE フィットネスバイク HG-QB-J917B |
目的に合わせて2種類のスタイルから選択 |
アップライトモード:幅90×奥行67×高さ114cm、リクライニングモード:幅110×奥行81×高さ100cm、折りたたみ時:幅50×奥行53×高さ136cm |
20kg |
○ |
120kg |
10段階 |
|
【プロおすすめ】STEADY フィットネスバイクST102 |
日本人の体型にフィットしやすいモデル |
展開時:約幅43×奥行78×高さ112cm、折りたたみ時:約幅43×奥行42×高さ132cm |
約13.8kg |
○ |
約120kg |
16段階 |
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