スキー板の選び方とおすすめ10選 初心者・中級者・上級者向けの種類も解説
スキー板を選ぶ際には、自分の技量や滑走スタイル、ゲレンデのコンディションに合った1台を見つけることが重要です。
初心者・中級者・上級者といったレベルはもちろん、身長に応じた長さやターンのしやすさも考慮しましょう。
この記事では、スキーアイテムに詳しい編集者が、スキー板の選び方と人気メーカーのおすすめ商品を紹介します。
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
タイプ |
サイズ展開 |
センター幅 |
ラディウス |
---|---|---|---|---|---|---|
ATOMIC(アトミック) REDSTER SC + M 10 GW ビンディング付属 |
コンディションを問わず軽快な乗り心地を発揮 |
オールラウンドスキー |
154/161/168cm |
74mm |
R12.8/13.7/14.6m |
|
オガサカ(OGASAKA) KEO’S KS-PY |
ステップアップを目指したい方におすすめの1台 |
オールラウンドスキー |
140/145/150/155/160/165cm |
69mm |
R9.3/10.1/10.9/11.7/12.6/13.4m |
|
ROSSIGNOL(ロシニョール) SUPER VIRAGE VIII OVERSIZE KONECT + SPX 14 Konect GW |
キレのあるカービングターンを目指す中上級者向け |
デモスキー |
164/172cm |
78mm |
R12/14m |
|
SALOMON(サロモン) ADDIKT PRO 76 + MI12 GW |
正確なターンを可能にするモーションテールを搭載 |
オールラウンドスキー |
156/163/170/177cm |
76mm |
R12/13/14/15m |
|
HEAD(ヘッド) SUPERSHAPE E-SPEED + PR 13 GW |
スピードと精密なターンを求めるスキーヤー向け |
オールラウンドスキー |
156/163/170/177/184cm |
68mm |
R11.5/12.7/14.0/15.3/16.7m |
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ELAN(エラン) PRIMETIME 55 FUSION X + EMX 12.0 GW |
ターン精度を向上させる左右非対称デザインを採用 |
オールラウンドスキー |
158/165/172/179cm |
69mm |
R12.5/13.7/15.1/16.5m |
|
オガサカ(OGASAKA) E-TURN ET-10.8 |
丸ごと雪山を楽しめるオールマウンテンモデル |
オールマウンテンスキー |
178/183/188cm |
108mm |
R17.3/18.7/20.2m |
|
SALOMON(サロモン) STANCE 96 |
オンオフ問わず、スピード感のある滑走ができる |
オールマウンテンスキー |
168/176/182/188cm |
94/96mm |
R19/20m |
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K2(ケーツー) RECKONER 92 |
軽くてやわらかい、パーク初級者におすすめなモデル |
フリースタイルスキー |
149/159/169/179cm |
92mm |
R16.9m |
|
ARMADA(アルマダ) ARV 84 |
スタイリッシュなグラフィックも魅力のパーク入門機 |
フリースタイルスキー |
133/143/150/157/164/171cm |
84mm |
R9.5/10.3/11.6/13/14.5/16m |
スキー板の種類と特徴
Photo by iStock
スキー板には非常に多くの種類があり、スキーヤーのレベルや滑走スタイルによって、それぞれ異なる特性を持っています。
まずは、スキー場でのゲレンデスキーやバックカントリーツアーを楽しみたいスキーヤー向けに、ポピュラーなスキー板とその特徴を見てみましょう。
初心者におすすめのオールラウンドスキー
オールラウンドスキーは、整地されたゲレンデでの滑走を想定した汎用性の高いスキー板です。
やわらかく操作しやすい設計で、さまざまな斜面や雪質において安定したパフォーマンスを発揮します。
主にゲレンデでの滑走を楽しみたいスキーヤー向けで、コンディションに関わらず楽しめます。はじめてスキーを購入する初心者にもおすすめです。
幅広いコンディションに対応したオールマウンテンスキー
オールマウンテンスキーは、整地されたゲレンデだけでなく、さまざまなシチュエーションに対応できる多用途なスキー板です。幅がやや広く浮力があるだけでなく、カービング性能も兼ね備えています。
ゲレンデとバックカントリーツアーの両方を楽しみたいスキーヤーに向いており、パウダーやオフピステ*に挑戦したい中級者・上級者におすすめです。
パークを楽しむフリースタイルスキー
フリースタイルスキーは、ハーフパイプやテーブルトップなどが設置されたパークで、ジャンプやトリックを楽しむためのスキー板です。
前後対称のツインチップ構造が特徴で、後ろ向きの滑走やジャンプ後の着地がしやすい設計です。また、柔軟性の高い素材を使用し、トリック時の安定感や操作性を重視しています。
スノーパークがあるスキー場で、アクロバティックなトリックに挑戦したい中級者・上級者におすすめです。
滑りに合わせた専用スキー板
ほかにも、滑り方や競技内容に応じた、さまざまな種類のスキー板があります。
- レーシングスキー
アルペンスキーとも呼ばれ、回転、大回転、スーパーG、ダウンヒルなど、アルペン種目専用のスキー板です。
- デモスキー
基礎スキーの技術を磨くために設計されたスキー板です。
- モーグルスキー
モーグル競技やコブ斜面を滑るために設計されたスキー板です。
- ジャンプスキー
スキージャンプ競技専用のスキー板です。
- テレマークスキー
ブーツの先端のみを固定するオープンヒールが特徴で、滑走と雪原散歩の両方が楽しめます。
- クロスカントリースキー
オープンヒールタイプで、主に競技に使用されます。
さらに、1枚の板に両足を載せる幅広のモノスキー、ストックを使わずトリックを楽しむショートスキー(ファンスキー)、子供用のミニスキーといった種類もあります。
スキー板の選び方
Photo by iStock
スキー板の長さやスリーサイズ、サイドカーブ、形状など、スキー板を選ぶ際のポイントを解説します。
スキー板の長さで選ぶ
スキー板は、同じモデルでもさまざまな長さがラインアップされており、自分の身長に合った長さを選ぶことが重要です。一般的には「身長マイナス5〜10cm」が目安とされています。
初心者には、身長よりも10cmほど短いスキー板が適しています。短いスキー板はコントロールがしやすく、バランスも取りやすいのが特徴です。
中級者は、身長よりも5cmほど短いスキー板を選ぶと良いでしょう。ある程度のスピードでもバランスが取りやすく、ターンの精度も高めやすくなります。
上級者は、身長とほぼ同じか、5〜10cmほど長いスキー板を選ぶことが多く、コンディションに応じて異なる長さのスキー板を使い分ける方も少なくありません。
スリーサイズで選ぶ
スリーサイズは「サイドカット」とも呼ばれ、スキー板のトップ・センター・テールの幅を指します。とくにセンター幅はスキーの性能に大きく影響します。
一般的に、狭いセンター幅はターンの切り返しが速く、競技やレース向きです。一方、広いセンター幅は浮力が高く、深雪やオフピステ向きとされています。
【センター幅の目安】
- 整地されたゲレンデ:70~85mm
- ゲレンデとパウダーの両方:85~100mm
- 深雪やオフピステ:100mm以上
- 競技やレース:65~70mm
初心者は、バランスが取りやすいセンター幅「70〜85mm」程度のオールラウンドスキーを選ぶと良いでしょう。
サイドカーブで選ぶ
サイドカーブは「ラディウス」と呼ばれ、スリーサイズが描く回転半径のことです。カタログでは「R〇m*」と表記されます。
一般的に、ラディウスが小さいとサイドカーブが深くなり「小回り向け」、ラディウスが大きいとサイドカーブが浅くなり「大回り向け」とされています。
初心者には、ラディウスが「R10〜15m」程度のオールラウンドスキーが適しています。操作がしやすく、少ない力でもターンが可能です。
ラディウスが「R15m」以上になると、スピードが出てもターンの安定性が高く、キレのあるカービングターンが行えます。
形状で選ぶ
スキー板の形状には、「キャンバー」と「ロッカー」という2つのタイプがあります。
キャンバーは、スキー板の中央部分が雪面に対してわずかに浮いている形状で、滑走時にエッジグリップや反発力が高まるため、硬い雪面やアイスバーンに適しています。
一方、ロッカーは、スキー板の先端と後端が上向きに反り上がっている形状で、スキー板の接地面が短くなり、低速でもターンが容易なほか、深雪での浮力が高まります。
初心者には、操作しやすくターンがしやすいロッカー形状のスキー板が適していると言えるでしょう。ただし、基礎的な技術を学ぶには、キャンバー形状のスキー板のほうが適しているという側面もあります。
最近では、キャンバーとロッカーの良いところを組み合わせたハイブリッドタイプも登場しており、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
〈編集部PICK UP!〉スキー板、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるスキー板の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
外観 |
商品名 |
特長 |
タイプ |
サイズ展開 |
センター幅 |
ラディウス |
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ATOMIC(アトミック) REDSTER SC + M 10 GW ビンディング付属 |
コンディションを問わず軽快な乗り心地を発揮 |
オールラウンドスキー |
154/161/168cm |
74mm |
R12.8/13.7/14.6m |
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オガサカ(OGASAKA) KEO’S KS-PY |
ステップアップを目指したい方におすすめの1台 |
オールラウンドスキー |
140/145/150/155/160/165cm |
69mm |
R9.3/10.1/10.9/11.7/12.6/13.4m |
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ROSSIGNOL(ロシニョール) SUPER VIRAGE VIII OVERSIZE KONECT + SPX 14 Konect GW |
キレのあるカービングターンを目指す中上級者向け |
デモスキー |
164/172cm |
78mm |
R12/14m |
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SALOMON(サロモン) ADDIKT PRO 76 + MI12 GW |
正確なターンを可能にするモーションテールを搭載 |
オールラウンドスキー |
156/163/170/177cm |
76mm |
R12/13/14/15m |
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HEAD(ヘッド) SUPERSHAPE E-SPEED + PR 13 GW |
スピードと精密なターンを求めるスキーヤー向け |
オールラウンドスキー |
156/163/170/177/184cm |
68mm |
R11.5/12.7/14.0/15.3/16.7m |
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ELAN(エラン) PRIMETIME 55 FUSION X + EMX 12.0 GW |
ターン精度を向上させる左右非対称デザインを採用 |
オールラウンドスキー |
158/165/172/179cm |
69mm |
R12.5/13.7/15.1/16.5m |
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オガサカ(OGASAKA) E-TURN ET-10.8 |
丸ごと雪山を楽しめるオールマウンテンモデル |
オールマウンテンスキー |
178/183/188cm |
108mm |
R17.3/18.7/20.2m |
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SALOMON(サロモン) STANCE 96 |
オンオフ問わず、スピード感のある滑走ができる |
オールマウンテンスキー |
168/176/182/188cm |
94/96mm |
R19/20m |
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K2(ケーツー) RECKONER 92 |
軽くてやわらかい、パーク初級者におすすめなモデル |
フリースタイルスキー |
149/159/169/179cm |
92mm |
R16.9m |
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ARMADA(アルマダ) ARV 84 |
スタイリッシュなグラフィックも魅力のパーク入門機 |
フリースタイルスキー |
133/143/150/157/164/171cm |
84mm |
R9.5/10.3/11.6/13/14.5/16m |
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