Photo by iStock

スマートグラスおすすめ3選 大画面とサウンドでゲームやビジネスにも活躍

山本 竜也
最終更新日: 2024-10-03

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

facebook xPost lineLINE copyCopy

スマホやタブレット、PCやゲーム機などのデバイスと接続することで、大画面で映像や音を楽しめるスマートグラス

日常を一変させる可能性まで秘めたこのウェアラブルデバイスは、ビジネスからエンターテインメントまで幅広く活用できます。

この記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんによる、スマートグラスのおすすめ商品と選び方を紹介します。ぜひ参考にしてください。

ガジェット・PCライター
山本 竜也
スマートフォンやPCなど、ガジェット好きなフリーランス・ライター。ブログやWEBメディアなどにガジェット関連の記事を書いて生きています。

▼ スマートデバイスの役立つ情報を紹介

まずは筆者おすすめ、スマートグラス3選

筆者おすすめのスマートグラス3選を紹介します。

① XREAL Air 2 Pro

スマートグラスでトップシェアを誇るXREAL

山本 竜也

おすすめポイント

スマートグラスでトップシェアを誇るXREALのスマートグラス、XREAL Air 2 Pro。スマートグラスは周囲の風景も透過して見える反面、屋外などで明るすぎると映像が良く見えないという問題があります。

そのため、メガネを覆う「ライトシールド」というカバーを用意しています。ただ、XREAL Air 2 Proは電子調光機能があり、サングラスの濃さを3段階で調整し、映像を見やすくすることが可能です。

▼ XREAL Air 2シリーズの使用イメージを紹介する公式動画がこちら

明るさ:500ニット
視野角(FOV):46度
画素密度(PPD):49
リフレッシュレート:120Hz
付加機能:三つの調光レベル(0%/35%/100%)

② Rokid Max

視野角の広さが特徴

山本 竜也

おすすめポイント

視度調整機能を備え、補正レンズを用意しなくても映像にピントを合わせられます。また、視野角が50度と他社製品よりも広めになっているのも特徴です。

アクセサリーとして、Android TVを搭載したRokid Stationが販売されています。

▼ Rokid Maxの使用イメージを紹介する公式動画がこちら

明るさ:最大600ニット
視野角(FOV):50度(16:10)
画素密度(PPD):記載未確認
リフレッシュレート:120Hz
付加機能:6段階の明るさコントロール

③ VITURE Pro XR

視度調整機能やレンズの調光機能も備えた使い勝手の良いモデル

山本 竜也

おすすめポイント

視度調整機能を持つほか、レンズの調光機能も備えたスマートグラス。また、別途機器を接続しなくても単体で3DoF機能を利用できます。

スマートグラスでは意外と珍しい、ホワイトモデルも用意されています。

▼ VITURE Pro XRを紹介する公式動画がこちら

明るさ:4000ニット
視野角(FOV):46度
画素密度(PPD):49
リフレッシュレート:120Hz
付加機能:輝度の調節7段階、スピーカーに空間オーディオ内蔵

スマートグラスの選び方、Q&A

スマートグラスの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。

Q1、質の高い映像体験を求めるなら、どこに注目すべき?

スマートグラスを使用するイメージ

Photo by iStock

山本 竜也

山本 竜也さん

スマートグラスの主な目的は、映像を見ること。スマートグラスは、メガネ型のモバイルモニターと言い換えてもいいでしょう。それだけに映像関連のスペックはユーザーの使用感に直結します。

スマートグラスは「1m先に100インチの大画面」などのうたい文句が使われることも多いですが、この表現はまったくあてになりません。

感じ方は使用者の主観で決まりますし、結局のところ、目の前にある小さなモニターを通して映像を見ているのです。スマホを目の前に持ってきて、大画面に感じるかという話に近いものがあります。

スマートグラスのモニター性能で重視したい仕様は、視野角(Field of View:FOV)画素密度(Pixel Per Degree:PPD)です。

視野角は、視野のどれだけの範囲を映像で覆えるかを表したもの。本来は上下方向も考慮すべきですが、スマートグラスでは一般的に水平視野角のみ取り上げられます。

なお、人間の視野角は180度以上と言われますが、スマートグラスでは50度以下のものが多いです。視野角が広いほど映像が視界を覆う範囲が広くなり、大画面を感じやすくなります。

もう一つの画素密度(PPD)は、一般的なモニターでいうところのPPI(Pixel Per Inch)と似たもので、視野1度の中にどれだけピクセルが含まれているかというもの。

PPDが多いほど解像感が高く、きれいな映像を見られます。PPD50~55あたりで、視力1.0の見え方と同程度と言われています。

Q2、使い勝手に優れたスマートグラスを選ぶポイントは?

スマートグラスを使用する女性のイメージ

Photo by iStock

スマートグラスを選ぶ際、基本スペックのほかに付加価値にも注目する必要があります。その付加価値には、視度調整機能3DoFがあります。

スマートグラスはメガネ型のデバイスのため、メガネを掛けたままだと装着しづらいという問題があります。かといってメガネを外してしまうと映像をはっきりとは見られません。

このような場合、ほとんどのスマートグラスには別途、補正用レンズが用意されているものの、ユーザーの視力に合わせてメガネ屋でレンズを制作する必要があります。

ただ、一部の製品には補正レンズを必要とせず、ダイヤルにより調整できる「視度調整機能」を備えたものもあります。

これにより、メガネや補正レンズ、コンタクトレンズを使わずにはっきりと映像を見ることが可能です。注意点として、映像以外の実際の景色は裸眼で見ることになるので、そこはぼやけてしまいます。

山本 竜也

山本 竜也さん

そのほかの付加機能として、3DoFがあります。これは、頭を動かしても映像を空間内に固定できるという機能です。スマートグラスの映像は、当然ながら頭を動かすと一緒に動いてしまいます。

しかし3DoF機能がある場合、空間内の任意の位置に映像を固定しておくことが可能です。

たとえば、パソコンのモニターの横にセカンドディスプレイとして、スマートグラスの映像を固定しておくといった使い方ができます。

Q3、音質でも満足できるスマートグラスを選ぶには?

サウンドを聴くイメージ

Photo by iStock

地味ながら、注目したい機能が音質です。スマートグラスの使用目的には、目の前に広がる大画面で映画を見たり、ゲームをしたりといったことが挙げられます。

しかし、音が悪ければその体験も損なわれてしまいます。別途イヤホンを使うという方法もありますが、手軽さを考えたらスマートグラス単体で済ませたいところです。

ただ、この音質はスペック表だけでは判断がつかないことも多く、実機を試したり他の人のレビューを参考にしたりする必要があります。製品選びの際には、ぜひこの点にも注目してください。


  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!