〈プロ解説〉ランニングウォッチおすすめ5選 ラップ機能やGPS搭載モデルも
ランニングシューズ、ウェアと揃えたら、次に購入すべきアイテムのひとつであるランニングウォッチ。ラップタイム(区間タイム)を計測したり、GPSで走行距離を確認したりなど、初心者から上級者まで幅広いランナーのサポートに役立ちます。
この記事では、パーソナルトレーナーの田子政昌さんに、ランニングウォッチを選ぶポイントとおすすめ商品を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。
まずはプロおすすめ、ランニングウォッチ5選
おすすめポイント
多くのアスリートランナーが使用している、定番のランニングウォッチ。タイム測定・記録という観点では、申し分ないスペックです。最大300本のラップタイムを計測する機能だけでなく、たとえば5分走って1分休むなどのインターバルトレーニングに便利な、2つのタイマーを交互に作動させられるダブルリピートタイマー機能も搭載しています。また、ソーラー充電機能を備えているため、電池残量を気にせずに使えるのもうれしいポイントです。
おすすめポイント
タイム測定をはじめとした心拍数など、ランニング時のデータをしっかり把握したい方には、ガーミン社のGPS機能付きランニングウォッチ・Fore runnerシリーズがおすすめです。その中でも「165」については、さしずめ入門編という位置付けですが、通常のランニングトレーニングではオールインワンといった機能を十分に内蔵しているランニング・スマートウォッチといえます。GPSによるタイム測定・ペース予測のほか、スマートフォンやパソコンへのデータ転送など、あらゆる機能が搭載されています。
おすすめポイント
まずは走りながら基本のタイム測定をしたい!という比較的初級段階の方におすすめのリーズナブルなランニングウォッチ。ラップタイムを最大60本までメモリー可能なため、1回のランニングであれば問題なく使えます。10気圧防水・電池寿命約10年の長寿命バッテリーなど、長く使い続けられる性能も魅力です。また、細かいポイントとしては、大きめのボタンが正面についているため、ランニングの最中にも操作を行いやすいのがうれしいところです。
おすすめポイント
アウトドア向けモデルのラインナップが充実している、スント社のスポーツウォッチ。同社が誇る高いGPS精度に加えて、ランニング以外の各種スポーツの測定機能も魅力です。画面の視認性が高く、走行データのモニタリングが行いやすいつくりです。また、デザイン性に優れているため、普段使いにも適しています。
おすすめポイント
比較的低価格なスマートウォッチですが、運動時でも使用できる機能が充実しています。本格的なランニングに取り組む上級者よりも、健康のために運動をしたい方におすすめのアイテムです。ランニングの記録だけでなく、水泳やバスケットボールなど100種類のワークアウトモードを搭載し、心拍数測定やデータ計測が可能です。画面上でタッチ操作ができ、これらのデータ確認をスムーズに行えます。また、バッテリー稼働時間も通常使用で14日程度と、比較的長いのが魅力。健康や運動に対して意識を高めたい方にもおすすめです。
ランニングウォッチの選び方、Q&A
ランニングウォッチの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、初心者が選ぶなら何に注目すべき?
Photo by iStock
田子 政昌さん
走行時間を記録するだけでよければ、スマートフォンや一般的なデジタルウォッチなどに搭載されているストップウォッチ機能でも問題はありません。初心者がランニングウォッチを選ぶなら、区間ごとのペースなども記録できる「ラップ機能」の有無をチェックするとよいでしょう。
たとえば、公園などの走路を周回する場合、1周ごとにボタンを押すことで、1周ごとのタイム(ラップタイム)とその合計(スプリットタイム)を記録できるため、特にマラソンなどのレースに向けたトレーニングには重要な指標になります。
健康維持を目的としてランニングをする方も、タイムを記録し成果を確認することで、体力増進やモチベーションアップにつながります。
Q2、より使いやすさを求めるなら?
田子 政昌さん
予算に余裕のある方は、GPS機能付きのランニングウォッチがおすすめです。
走行コースをGPSで記録することで、たとえば1kmごとのペースを自動で測定できたり、データをスマートフォンやパソコンなどに送って、トレーニング記録の集計が簡単にできたりします。
現在、多くのランナーがGPS機能のついたランニングウォッチで自身の走行データを管理していますが、やはり走行距離の集計とその際のタイムの確認をするために利用していることがほとんどです。
田子 政昌さん
安価な製品だと、GPSの精度が悪く正確な距離集計ができなかったり、建物などの遮蔽物があった際にGPSが途切れてしまったりするなど、使いづらさを感じる場合があるので注意しましょう。
Q3、スマートウォッチで代用できる?
Photo by iStock
田子 政昌さん
スマートウォッチを、ランニングウォッチとして使用するのもよいでしょう。特にダイエットや体力増進のためにランニングを取り入れる場合、スマートウォッチであれば走行時間や走行距離を測るだけでなく、心拍数もモニターすることができて便利です。
心拍数が高まることは、運動強度が高まるということです。体力増進を目的として運動する場合は、積極的に心拍数を高めた状態(安全上、自覚的なきつさが無理のない範囲で)をつくることが、いわゆる持久力の向上につながります。
また、ダイエット目的の方は、一定の心拍数(≒運動強度)で運動を継続することが大切になるため、心拍数が高まりすぎないよう強度をコントロールする指標としても機能します。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
ラップ機能 |
GPS機能 |
心拍数機能 |
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【筆者おすすめ】 セイコー セイコースーパーランナーズ SBEF015 |
ソーラー充電で長く使える |
記載未確認 |
43g |
有 |
記載未確認 |
記載未確認 |
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【筆者おすすめ】 ガーミン Forerunner 165 |
ランニング初心者におすすめ |
盤面/直径43×厚さ11.6mm、手首周り適応サイズ/126〜203mm |
39g |
有 |
有 |
有 |
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【筆者おすすめ】 カシオ CASIO Collection SPORTS WS-1000H-1AJH |
ランニング中でも操作しやすいモデル |
記載未確認 |
38g |
有 |
無 |
無 |
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【筆者おすすめ】 スント SUUNTO 5 SS050300000 |
80種類以上のスポーツに対応 |
盤面/直径46×厚さ14.6mm |
66g |
有 |
有 |
有 |
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【筆者おすすめ】 ファーウェイ Band 8 |
薄型・軽量で快適な使い心地 |
盤面/縦43.45×横24.54×厚さ8.99mm |
約14g(ベルトを含まず) |
記載未確認 |
無 |
有 |
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