日本の伝統文化や工芸品、みなさんはどのくらいご存知ですか?AKB48を卒業し、サンテレビアナウンサーを経て現在フリーアナウンサーの中村麻里子(なかむらまりこ)です。
そんな私が日本の魅力を再発見すべく、日本の伝統文化や工芸品を取材し、みなさんにお届けしていきます!
創業130年を超える龍工房の東京くみひも
今回、みなさんにご紹介したい日本の伝統工芸品は「東京くみひも」。
くみひもとは、複数の糸を組み合わせて作ったひものことで、着物の帯締めとしてのイメージが強いかと思います。
全国各地にくみひもの文化があり、場所によって特徴が異なるのですが、東京くみひもは糸が交差する組み目と江戸の「わび・さび」を感じる渋好みの色合いが特徴。
東京日本橋で創業から130年以上、東京くみひもを作り続け、新しい姿へと進化させ続けている「龍工房」さん。
帯締めなどの昔からの姿のくみひもから、カメラのストラップ、バッグ、シューズ、アートへと、東京くみひもの可能性を幅広く表現しています。
伝統工芸の継承はもちろん、国内外へくみひもの魅力を発信をされています。
東京くみひもで新たな挑戦をし続ける、龍工房5代目の福田隆太さんのテーマは「江戸の粋は、進化する」。
もしかしたら、進化し姿を変えた伝統工芸の東京くみひもが、みなさんのすぐ近くで輝いているかも?
龍工房