〈プロ解説〉1泊旅行におすすめのバッグ3選、使い勝手の良さとデザイン性にも注目
1泊の旅行や出張に持っていく荷物は、なるべくコンパクトにしたいもの。1泊旅行向けのバッグには、ボストンバッグ・リュック・キャリーケースなどさまざまな種類があります。
この記事では、1泊旅行向けバッグ選びのポイント3つと人気商品について、海外旅行添乗員の経験を活かし、旅行に関する情報発信を行っている藤井麻未さんに解説していただきました。ぜひ参考にしてください。
まずはプロおすすめ、1泊旅行向けバッグ3選
おすすめポイント
レジェンドウォーカーのFITは、スーツケースの中でも軽く、通常時の本体の厚みはたったの15cmと驚きの薄さで、ストレスなく持ち運べます。「1泊程度ならスーツケースを持つまでもないのでは?」と考える方にもおすすめです。拡張幅10cmの容量拡張機能により、旅先でお土産などが増えても対応可能。これ1つで、荷物が少ない方から多くなりがちな方まで、幅広いニーズを満たします。手提げバッグやリュックに比べて強度が高く、型崩れが気になるスーツやPCなどを持ち歩くビジネスシーンでも重宝します。スーツケースのメリットと、バッグの手軽さを併せ持ったモデルといえるでしょう。
おすすめポイント
アウトドアブランドだけあって丈夫で軽く、アクティブな旅にぴったりです。ミニマルなデザインでありながら、フロントサイドのポケットや内部の仕切りに工夫が施されていて、使いやすく収納性に優れています。大きく開くので、中身を確認しやすいのがポイント。リュックにありがちな、底にしまったものが取り出しにくいというデメリットもクリアしています。荷物が多めの方は、ワンサイズ上のhighlands 32 Ltd.23を選んでも良いでしょう。イギリス発のシンプルでスタイリッシュなデザインなので、アウトドアはもちろんのこと、タウンユースにもなじみます。
おすすめポイント
JIBは、ファッションの街・神戸に近い兵庫県西宮市で、マリン関係の雑貨を販売するショップとしてスタートしたブランド。男女問わず合わせやすいファッション性と、素材と質にこだわったバッグ作りをしています。JIBのバッグの特徴は、デザイン性の高さと、素材にヨットの帆に使われるセイルクロスを使用していて、軽くて丈夫な点です。セイルクロスは独特の張り感のある素材で、使えば使うほど味が出るため、傷や汚れを気にせずに使うことができます。また、撥水性があり、洗濯機で洗えるのもポイント。スポーツの遠征やアウトドアから水辺のリゾート、カジュアルな女子旅まで、幅広く活躍してくれるでしょう。ガバッと開く単純な構造なので中身が確認しやすく、さらにフロントサイドに二重構造のポケットが付いていて、よく使う小物などを入れておくこともできます。カラーやデザインが豊富なので、コーデによって使い分けたり、家族やカップルでバリエーションを楽しんだりしても良いですね。
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1泊旅行向けバッグの選び方、Q&A
1泊旅行向けバッグの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、1泊旅行に適したバッグを選ぶポイントは?
Photo by iStock
藤井 麻未さん
1泊旅行向けバッグを選ぶ際に重視するポイントは、持ち運びやすさと軽さです。1泊旅行に必要な荷物は複数泊と比べて少なくて済むものの、やはり宿泊を伴うため、日帰りよりは多くなります。
1泊旅行の場合は、過不足のない容量でありながら、重すぎたりかさばったりせず、持ち運ぶのにストレスがないバッグを選ぶと良いでしょう。容量の目安は20〜30L前後。これくらいあれば、1泊分の荷物を十分収納できます。
容量15(拡張時35)Lの小型キャリーケース「FIT」(筆者撮影)
バッグに使われる生地の素材は、ナイロンやセイルクロス(ヨットの帆布)など軽くて丈夫なものがおすすめ。形状としては、転がして運べる小型キャリーケースや、両手を空けられるリュックやショルダータイプのものが便利です。
そのほかに、持ち手の太さや長さが自分に合っているかどうか、持ち運びやすい工夫がされているかどうかなどもポイントです。
Q2、使いやすさを左右するポイントは?
Photo by iStock
藤井 麻未さん
荷物を出し入れする際にストレスを感じにくい、使い勝手の良いものを選ぶことが大切です。1泊旅行では、着替えや洗面用具といった宿泊先でしか使わないものや、スマホや財布などの必需品、上着や折りたたみ傘などの必要に応じて取り出したいものと、荷物の種類が多くなります。そこで、目当てのものをすぐに出し入れできる使い勝手の良さが、ストレスなく使うための重要なポイントとなってきます。
使い勝手を左右するポイントは、バッグの形状によって異なります。
小型キャリーケースであればフロントオープンで、両開きせずとも中身にアクセスできるものが良いでしょう。
リュックであれば、サイドやトップ、内部のポケットに工夫があり、大きく開いてメイン収納の中身がよく見えるものが便利です。
ボストンバッグのような手提げであれば、内外にポケットがついているものや、口が大きく開き、荷物を探しやすいものなどがおすすめです。
藤井 麻未さん
反対に、マチが狭く深さがあるもの、内部は広いのに開口部が狭いもの、ファスナーが固く開け閉めしにくいものなどは、中身が探しにくいため避けたほうが良いでしょう。
Q3、シーンや用途ごとのおすすめのデザインは?
Photo by iStock
藤井 麻未さん
バッグは旅のあいだずっと持ち歩くものなので、旅の気分が上がるようなデザイン性の高いものを選びたいところ。自分の気に入ったデザインであれば愛着も湧きますし、より旅を満喫できます。
ビジネス用であれば、シンプルでかっちりとしたもの。アウトドアやアクティブな旅では、カジュアルなデザインが良いでしょう。
リゾート旅行や女子旅などでは、ファッション性があり、カラーやデザインのバリエーションが豊富なものから選ぶのがおすすめです。
迷ったら、ブラックやブラウン系、カーキなど1色で極力シンプルなデザインのものを選ぶのも一つの手です。ブルーやレッドなど、コーデの差し色になるビビッドな単色カラーを選んでも、思った以上に活躍します。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重さ |
容量 |
本体素材 |
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【筆者おすすめ】 レジェンドウォーカー FIT フィット 薄型8輪スーツケース Sサイズ ハードケース |
容量拡張機能で収納量が2.3倍に |
幅33×奥行15(拡張時+10)×高さ47cm |
3.0kg |
15(35)L |
三層構造ポリカーボネート |
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【筆者おすすめ】 カリマー highlands 22 Ltd.23 |
豊富なポケットで普段使いにも便利 |
幅30×奥行17.5×高さ48cm |
820g |
22L |
1000D High tenacity NY(ナイロン 100%) |
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【筆者おすすめ】 JIB ボーダーダッフルバッグ Mサイズ |
肩がけでスタイル良く持ち運べる |
幅57.5×直径28.5cm、間口53cm |
記載未確認 |
37L |
5ozセイルクロス・ファスナー・ナイロンテープ他 |
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