ピラティス体験の流れやポイントを解説 人気スタジオやレッスン費用も紹介
近年、人気急上昇中のピラティス。
ピラティス専門のスタジオが続々とオープンしたり、ヨガスタジオでプログラムに取り入れられていたりする機会も増え、ピラティスをやってみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はピラティス体験について紹介します。
ピラティス体験レッスンが受けられるスタジオや体験料金、ピラティス体験についてのよくある質問も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ピラティス体験の種類
ピラティスには、マット上で行うマットピラティスと、専用のマシンを使用するマシンピラティスがあります。
それぞれの特徴やおすすめな人、体験できるスタジオや料金について紹介します。
マットピラティス
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マットピラティスはその名の通り、マット上で行うピラティスです。
ホットヨガスタジオなどがピラティスプログラムを取り入れていることが多く、ヨガレッスンと同じように体験することができます。
ヨガでブロックなどのプロップスを使うように、ピラティスでもダンベルやゴムバンドを用いることがあります。
筆者撮影
ピラティスは簡単なポーズで構成されているため、ピラティスをするのが初めてという方でも気軽に体験できるのが魅力です。
体幹を鍛えたい、体を引き締めたいという方には、マットピラティスがおすすめです。
店舗名 |
ロイブ |
東京ピラティス研究所 |
カルド |
---|---|---|---|
店舗数 |
全国60店舗以上 |
都内1店舗 |
全国80店舗以上 |
体験料(税込) |
0円 |
オンライン:9,900円 |
平日:990円 |
特徴 |
ホットピラティスやヨガティス(ヨガ+ピラティス)など豊富なメニュー |
プライベートレッスン特化型で個人に合わせた指導 |
初心者〜上級者向けの豊富なメニュー、ジムや岩盤浴を併設しているスタジオも多い |
マシンピラティス
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マシンピラティスは、ピラティス専用のマシンを使って行うピラティスです。
ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏が、戦争中に負傷した兵士のリハビリのために考案しました。
ピラティス氏が開発したマシンの一つに、リフォーマーがあります。
リフォーマーは初心者でも正しい姿勢を保ちながらピラティスを行えるため、現在多くのスタジオが導入しています。
その他、ベルトやハンドルが装備された大型のキャデラックや、梯子と樽がくっついたようなデザインのラダーバレル、椅子型のワンダチェアなどがあります。
体を伸ばしながら姿勢矯正をしたい、怪我のリハビリのために通いたいという方には、マシンピラティスがおすすめです。
インストラクターが使い方を教えてくれるので初心者でも行えますが、マットピラティスと比べてレッスン費用が高い傾向にあります。
導入しているマシンはスタジオによっても異なるので、使いたいマシンがある方は事前にスタジオに問い合わせましょう。
店舗名 |
Zen Place |
PilatesK |
CLUB PILATES |
---|---|---|---|
店舗数 |
全国100店舗以上 |
全国20店舗 |
全国32店舗 |
グループレッスン体験料(税込み) |
要問合せ |
0円/2,000円 |
0円 |
特徴 |
日本最大規模のピラティススタジオ |
女性限定スタジオで、駅チカアクセス良好なスタジオ多数 |
世界に800店舗以上を構えるピラティスマシンスタジオ |
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ピラティス体験の流れ
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スタジオでピラティスを体験する場合、どのような流れで行うのか不安な方も多いのではないでしょうか?
一般的なピラティス体験の流れ*を紹介しますのでぜひ参考にしてください。
1,体験予約
まずは体験予約です。
オンライン、もしくは電話で予約します。
支払い方法や当日急にいけなくなった場合のキャンセル料についても確認しておくと良いでしょう。
また、怪我をしていたり、体の不調があったりする場合にはレッスン前に必ず申告しましょう。
スタジオによって指定するウェアや用意するものが異なるので、しっかり確認してから予約をします。
2,体験当日
体験当日はレッスン前の書類記入や説明などの時間がかかるため、予約時間の20分前を目安に到着するようにするとよいでしょう。スタジオから○○分前には来て下さいと指示があることもあります。
体験当日の流れは以下になります。
1.受付で申し込み書や免責に関する承諾書などに記入
ピラティスの経験や目的などを聞かれます。
自分が改善したい体の悩みを相談することで、適したプログラムを提案してくれたり、インストラクターが負荷を調整してくれたりするので、積極的にコミュニケーションをとると良いでしょう。
2.着替えを済ませ、スタジオ入室
書類記入と説明を終えたら着替えを済ませてスタジオに入室します。
スタジオ内では静かにレッスンに備えている利用者が多いので、どのヨガマット・マシンを利用するのか、どの場所を使用すればよいのか、などの不明点は入室前に聞いておくとスムーズです。
3.ピラティス体験
いよいよ体験です!
マットピラティスでは、周りの利用者の動きなどを見ながら無理しないように行い、マシンピラティスでは、マシンの使い方などに不明点があればしっかりとインストラクターに確認しましょう。
3,体験後
体験が終わったら、着替えや身支度を整え受付に戻ります。
ピラティス体験の感想を聞かれるので、自分が感じたことを素直に話し、疑問点があればしっかりと質問します。
自分に合っている、今後も続けていきたいと感じたら入会を検討、合わないと感じたらその旨を素直に伝えて体験を終了します。
当日入会の割引特典を設けているスタジオも多いため、断り切れなかったり雰囲気に流されたりして当日契約し、後々通えず後悔する方もいます。
金額はもちろん、立地などの通いやすさも考慮したうえで契約するようにしましょう。
クラスが合わないと感じた場合にも、マシンやプログラムの変更など、改善策を提案してもらえることもあるので、正直に感想を伝えることが大切です。
ピラティス体験の持ち物
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ピラティスを体験する際の持ち物を紹介します。
それぞれポイントがあるので、確認しながら準備をしましょう。
ピラティスができる服装
- マットピラティス
マットピラティスは、運動量が多く汗をかきます。
また、ホットスタジオで行うこともあるため、吸湿速乾性があり、汗をかいても快適にピラティスを行えるウェア選びが大切です。
- マシンピラティス
マシンピラティスでは、マシンの上に仰向けになるなど器具が体に触れることが多いため、余計な装飾の無いシンプルなウェアが適しています。
また、マシンピラティスでは靴下が必要になることもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
タオル
ピラティス体験中に汗をかくことも多いので、ハンドタオルを持参します。
また、シャワーを浴びる場合には、シャワー用タオルも用意しましょう。
ホットスタジオの場合には、マットの上に敷くヨガタオルが必要となることもあります。
水分補給のための飲料
ピラティスでは汗をかくため、水分補給は大切です。
特に大量発汗する方やホットスタジオの場合は、適度な塩分を加えた水や、スポーツ飲料を持参するのも脱水症状の防止に効果的です。
ピラティスでは手や腕を軸として負荷をかけることもあるため、筋肉疲労で手がプルプルしてしまうことも。
汗をかいても滑らず持ちやすく、簡単に蓋を開けて飲める水筒がおすすめです。
片手だけで開けられるワンタッチオープンタイプはピラティスに良さそうです。
ヨガマット
ヨガマットはマットピラティスの体験で必要です。
貸し出ししているスタジオがほとんどですが、自分のマットを使いたい方や、貸し出しがない場合には、持参します。
マシンピラティスでは、基本的にヨガマットは不要です。
その他
必要に応じて用意したいのが、髪の毛を結ぶゴムやメイク直しグッズ、シャワーを浴びる場合は石鹸類などです。
濡れたウェアやタオルを入れる防水袋もあると便利です。
ピラティス体験のよくある質問
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ピラティス体験でよくある質問を紹介します。
普段運動を全くしていないのですが、ピラティスを体験できますか?
普段運動をしていない方でもピラティス体験ができます。
ヨガは柔軟性を高めるという目的であるがゆえに、たとえ初心者向けであったとしても行うのが難しいポーズがあります(バランスポーズや後屈など)。
しかし、ピラティスは体幹の強化を目的としているため、誰でもできるポーズがほとんどです。
レベルに合わせて負荷の調整も可能なため、普段運動をしていないことを体験前にインストラクターに伝え、無理せずピラティスを行うようにしましょう。
ピラティス体験で気を付けることは?
ピラティス体験で注意したいことは、無理をしないことです。
スタジオ体験で無理にポーズを行って怪我をしたり、呼吸を止めてしまい酸欠になったりする方もいます。
緊張しすぎずリラックスしてピラティス体験をすることが大切です。
また、体験の2時間前までに食事を済ませておくのもポイントです。
うつ伏せのポーズでお腹が圧迫されて気持ち悪くなってしまうこともあるので、直前は食事をしないように気を付けましょう。
ピラティス体験で筋肉痛になりますか?
プログラム内容によって若干の違いはありますが、ピラティス体験後(翌日〜3日後)には、筋肉痛になる人がほとんどです。
筆者ははじめてのピラティス体験のあと、くしゃみもできないほど筋肉痛になりました。
じわじわとした痛みの筋肉痛になっているということは、上手く筋肉が使えているという証拠です。
反対に、ピンっと張るような痛みがある場合は筋を痛めている可能性があります。
痛くて体が動かせないなど、気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。
ピラティス体験ではどんなことをしますか?
ピラティスは呼吸を意識しながら行う有酸素運動で、呼吸に合わせてポーズを行い、体幹を鍛えます。
マットピラティスでは、30~60分のクラスが主流で、仰向けに寝て骨盤を持ち上げるヒップリフトや腕立て伏せのようなプランクポーズなどを行います。
ウォーミングアップポーズから始まり、最も負荷がかかるピークポーズ、終盤はクロージングに向けてリラックスできるポーズを行うのが一般的です。
状況に合わせてインストラクターから負荷を弱めるオプションの指示(膝をついたり手の位置を変えたりなど)があるので、筋力に自信がない人でも問題ありません。
一方、マシンピラティスは、60分以上のクラスが多く、マシンのバネや滑車の動く力を利用して体を伸ばしながら負荷をかけます。
マシンの台数には限りがあり、グループレッスンでもインストラクターの目が届く程度に人数におさめられているので、マシンの扱いがわからない初心者でも安心です。
マシンピラティスでは、体や手足を置く位置、動かし方など、随時指導を受けながらプログラムを行います。
マットピラティスと同様に、体を温めるストレッチポーズからはじめ、徐々に負荷をかけていき、最後は体をリラックスさせるポーズでクローズします。
コラム:海外のピラティス体験
筆者撮影
ピラティスは海外でも人気です。
筆者はアメリカやメキシコ、インドネシアやタイなど、さまざまな国でピラティス体験をしましたが、総じていえることは、日本と比べて気軽に自由に体験できるということです。
免責についての承諾書のサインが必要なスタジオが多いものの(無いこともある)、インストラクターからの事前説明はなく、お金を支払うだけで参加できるのが特徴です。
日本のスタジオのように月額制ではなく、ドロップインという都度払いか、有効期限が定められたチケット制、月や年でのフリーパスを事前に購入するシステムが主流。
クラス後に入会の説明があったり、感想を聞かれたりすることなどもないので、クラスが終わればさっさと帰宅する人が多いです。
その一方、インストラクターと気楽に会話ができる雰囲気なので、継続の有無に関係なく不明点を質問できるチャンスも多くあります。
子連れの方や、怪我をしている方、高齢の方など、とにかく運動をしたい!という思いがある方たちが誰でも自由に参加しています。
運動することを生活の一部に組み込み、自由気ままにウェルネスライフを楽しんでいる方が多い印象を受けました。
海外では日本とはちょっと違ったピラティス体験ができるので、機会があればぜひ参加してみてください。
まとめ
Photo by iStock
この記事ではピラティスの体験について紹介しました。
ピラティスは初心者でも気軽に始めることができるエクササイズで、ヨガとはまた違った魅力があります。
ピラティス体験を検討している方はぜひ参考にしてください。
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