〈我が家の定番〉そうめんのゆで方3選!麺がくっつかない方法や火を使わない方法も
夏の風物詩ともいえるそうめん。つるっとしたのどごしのそうめんは、夏バテで食欲がない日にもピッタリです。
また、うどんやパスタと比べて短時間でゆであがるため、忙しく料理をする時間がないときや、ぱぱっと食べたい一人ランチにもおすすめです。
そこでこの記事では、そうめんのゆで方3選を紹介します。
おすすめのそうめんレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。さっぱりいただけるそうめんを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!
そうめんのゆで方3選
筆者撮影
我が家では昔から揖保乃糸を購入しています。
そうめんのゆで時間はメーカーによっても異なるため、パッケージの記載内容に従い、ゆで時間を調整してください。
1,定番のそうめんのゆで方
そうめんをゆでるときには、時間厳守がポイントです。
そうめんは、ゆですぎてしまうと食感が損なわれるため、タイマーをセットするなどして最適な時間でざるにあけられるよう事前に準備をしておきましょう。
1.大きめの鍋に水を入れ、火にかけます(1人前100gに対し1リットルの水が目安)。
2.沸騰したら、パラパラとそうめんを投入します。菜箸で軽くほぐしましょう。
3.再度沸騰したら吹きこぼれないように火加減を調整しつつ、硬めなら1分30秒、柔らかめなら2分を目安としてゆでます*。
4.時間がきたら、そうめんを素早くざるにうつし、流水でぬめりをとるようにもみ洗いをして、水気を切って器に盛れば完成です。
シンプルかつ今回紹介する3通りのゆで方の中で最短でゆであがるこの方法では、お好みの硬さに調整することができます。
子どもの離乳食用などに柔らかくゆであげたい場合は2分以上。炒め物やにゅうめんなど、再加熱をする調理に使う場合には、ゆで時間を1分程度に短くするなど調整をしましょう。
2,ゆで時間10秒!くっつかないそうめんのゆで方
そうめんがくっつかない!と話題になったのが、ほぼ放置でゆでる方法です。
10秒間しかゆでないため、ガス代節約になるのも嬉しいポイント。
この方法でゆでれば時間が経ってもそうめん同士がくっつかないため、お弁当や作り置きにもおすすめです。
1.大きめの鍋に水を入れ、火にかけます(1人前100gに対し1リットル以上の水が目安)。
このゆで方では、やや多めの水を使用するのがポイントです。
2.沸騰したら、そうめん同士がくっつかないようほぐしながら鍋に入れ、10秒間ゆでてから火を止めます。
3.蓋をして5分間放置します。
我が家で愛用している年季の入った鍋は、母から受け継いだ象印の片手鍋です。
母が購入した時期はなんと20年以上も前だそう。まだまだ現役で使えそうです。
4.5分経過したら、そうめんをざるにうつし、流水でぬめりをとるようにもみ洗いをし、水気を切れば完成です。
実際に筆者が、この方法でゆであがったそうめんを容器に移し、冷蔵庫で8時間保存してみました。
そうめん同士がくっついたり伸びてしまったりすることもなく、美味しくいただくことができましたよ。
3,電子レンジでそうめんをゆでる方法
電子レンジでそうめんをゆでる方法は、空いたコンロで他の料理を作りたい場合や、火を使わずに調理をしたい方におすすめです。
電子レンジで加熱した容器は熱くなるので、火傷に注意しながら行いましょう。
1.そうめん100gに対し300mlの水を耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけ、500Wで5分間加熱し、沸騰させます。
我が家が使っているのはアメリカで購入したZip Top。大容量でマチが大きく、耐熱仕様なので、電子レンジ調理にも使えて便利です。
2.沸騰したら耐熱容器にそうめんを入れ菜箸でほぐします。再度ふんわりとラップをし、500Wの電子レンジで3分間加熱します。
3.3分間経ったらざるにあげ、流水でぬめりをとるようもみ洗いをすれば完成です。
電子レンジで3分間加熱後のそうめん。しっかりとゆであがっています。
電子レンジでゆでる場合には加熱ムラがあるのではないかと思いましたが、鍋でゆでたときと変わらない食感で、程よい硬さに仕上がりました。
手頃な耐熱容器がないという方は、電子レンジでそうめんをゆでられる専用容器もあるので、利用するのもおすすめです。
そうめんのおすすめレシピ
ここからは、夏にピッタリのそうめんレシピをご紹介します。
一人ランチや色どりを添えたおもてなし料理、しっかり食べたいときのメインの一品など、アレンジ次第でそうめんレシピのバリエーションも広がりますね。
薬味を添えてさっぱりそうめん
筆者撮影
大葉、みょうが、梅干しを添えた、そうめんの風味を楽しめるさっぱりとした1品。
めんつゆをかけていただきます。
筆者撮影
我が家のめんつゆは、創味のつゆ。
このめんつゆを使えば、麺料理から丼もの、煮物まで、本格的な味になるので重宝しています。
しっかりお腹を満たす韓国風そうめん
筆者撮影
しっかり食べたいときにおすすめなのが、ピリッとしたキムチがアクセントになる韓国風そうめん。
スタミナをつけたいときにもおすすめです。
おもてなしにも!色どりそうめん
筆者撮影
ちょっとしたおもてなし料理にもピッタリの爽やかなそうめんプレート。
くるくると丸めたそうめんの上にお好みの薬味を載せれば、目にも楽しい一品になります。
筆者撮影
【そうめんの巻き方】
ゆであがったそうめんを適量フォークにとり、手のひらを支えにしてくるくると巻きます。お皿に載せてフォークをそっと抜きます。
おつまみにも!栄養満点そうめんチャンプルー
Photo by iStock
そうめんレシピに変化をつけたいなら、しっかり味のそうめんチャンプルーもおすすめです。
ゴーヤなどの夏野菜と、ソーセージや卵などを入れれば、夏バテ知らずの栄養たっぷりの一皿に。
【番外】流しそうめん器もおすすめ
もっと楽しく美味しくそうめんを食べたいなら、ご家庭で楽しめる流しそうめん機もおすすめです。
これならそうめんが苦手な子どもも食べてくれそうですね。
そうめんと冷や麦の違い
そうめんと冷や麦は見た目もそっくりなため、何が違うのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
そこで、そうめんと冷や麦の違いについてまとめてみました。
そうめん |
冷や麦 |
|
---|---|---|
麺の作り方 |
油を塗りながら細く伸ばしていく |
生地を薄く延ばして刃物で切る |
原材料 |
小麦粉、水、塩、油 |
小麦粉、水、塩(油を使うこともある) |
太さ(JAS規格) |
直径1.3mm未満 |
1.3mm以上1.mm未満 |
ゆで時間 |
1分30秒~2分 |
5分~8分 |
このように、そうめんと冷や麦は、原材料はほぼ同じですが、太さや製法が異なります。
冷や麦という名前は切麦(生地を切って作るため)を冷やして食べることから来ている、そうめんと差別化するために色のついた麺が入っているなど、冷や麦の歴史には諸説あります。
ちなみに、1.7mmの冷や麦よりも太い麺がうどんです。
原材料が同じでも、太さや製法が変わるだけで、そうめん、冷や麦、うどんと、様々な食感、風味を楽しめます。
まとめ
この記事ではそうめんのゆで方3選を紹介しました。
そうめんのゆで方には、鍋でゆでる方法、10秒間ゆでる方法、電子レンジでゆでる方法があります。
とにかく早くゆでたいなら、1⃣の鍋でゆでる方法がおすすめです。
お弁当や作り置きなら麺がくっつかない方法、火を使わず簡単調理をしたいなら電子レンジと、状況によってそうめんのゆで方を選んでみてくださいね。
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