〈我が家のコツ〉味玉の作り方 タレに漬け込む簡単レシピも
とろっとした黄身の味わいと、甘辛い味付けが美味しいと人気の味玉。ラーメンの具にしたり、白飯に乗せたりすると、シンプルな料理もパッと華やぎますね。
肉や野菜を煮込んだタレで味玉を作れば、豪華なおかずにもなります。
ゆで卵を作って、好みのタレに漬け込むだけという調理法ですが、難しいと感じている人も意外と多いのではないでしょうか?
そこで今回は、とろっと黄身が出てくるゆで卵の作り方から色々なタレのレシピまで、詳しくご紹介します。
ゆで卵の作り方
味玉のキモである、ゆで卵の作り方からご紹介します。
とろっとした黄身にするには、茹で始めてからの時間を計ることが大切。
水から茹でるやり方と、お湯から茹でるやり方では、茹で時間が変わります。
それぞれ詳しくご紹介しましょう。
水から茹でる場合
鍋に卵を入れ、卵が全部かぶるくらいまで水を入れます。
筆者撮影
中火にかけます。
少し水が温まってきたら、2〜3分程卵をそっと転がします。
こうすることで、黄身が白身の端によってしまうのを防ぎます。
筆者撮影
お湯がグツグツしてきたら、弱火にします。
黄身が好みの固さになるまで時間を計って茹でます。
とろっとした黄身は沸騰してから5分、半熟卵は7分、固ゆで卵は10分が目安です。
茹で終えたら、水を張ったボウルなどに入れます。
余熱で火が通るので、黄身が固まり過ぎないようにすぐに冷やしましょう。
お湯から茹でる場合
鍋にお湯を沸かします。お湯は、卵が全部かぶる程度の量で十分です。
お玉などに卵を乗せて、沸騰したお湯にそっと入れます(常温の卵を使えば、急激な温度変化による殻のヒビ割れを防ぐことができます)。
筆者撮影
初めの1〜2分は、菜箸などで卵をそっと転がします。
黄身が好みの固さになるまで時間を計って茹でます。
とろっとした黄身は茹で始めから6分、半熟卵8分、固ゆで卵は11分が目安です。
茹で終えたら、水を張ったボウルなどに入れて冷やしましょう。
少量の水で作る場合
少ない水でもゆで卵を作ることができます。
鍋(またはフライパン)に卵を入れて、鍋底から1cm程の高さまで水を入れます。
中火にかけ、沸騰するまでそっと卵を転がします。
水が少量なので、すぐに沸騰します。
筆者撮影
沸騰したら弱火にし、蓋をして5分待ちます。
筆者撮影
5分たったら、火を消して放置します。
とろっとした黄身は6分、半熟卵は8分、固ゆで卵は10分が目安です。
時間になったら、冷たい水に入れて冷やしましょう。
きれいなゆで卵を作るコツ
殻が割れるのでは?と心配な方は、水に少量の酢を混ぜてみてください。茹でている途中で殻が割れても、酢が白身を固めて流出を防いでくれます。
殻にヒビが入って白身が出てきましたが、酢の作用ですぐに固まりました。
筆者撮影
酢には殻を柔らかくする働きもあるので、殻を剥きやすくするのも嬉しいポイントです。
また、卵の尖っていない方に穴をあけてから茹でると、きれいに殻を剥くことができます。
筆者撮影
お店には、卵の殻に穴を開けるための専用の道具が売っています。ご自宅にある、画鋲などの先の尖った物を使っても良いでしょう(消毒をして、清潔にしてからご使用ください)。
写真は我が家にある穴あけ専用の道具です。
筆者撮影
殻の剥き方
水で冷やした卵は、そのまま水中で殻を剥くのがおすすめです。
剥いた殻の破片が卵の白身や手にくっつかないので、快適に作業できますよ。
筆者撮影
全体的にヒビを入れてから剥くと、きれいに剥くことが出来ます。
味玉のタレの作り方
ここからは、味玉のタレの作り方をご紹介します。
基本のタレの作り方
全てを混ぜ合わせ、鍋で沸騰させます。
沸騰したら、煮詰めずにすぐに火を止めてください。
筆者撮影
または、600Wの電子レンジで1分温めます。
タレを完全に冷ましてから、卵を入れましょう。
タレのバリエーション
基本のタレに調味料などを加えれば、アレンジも自在です。
- 豆板醤や甜麺醤など・ごま油・すりおろしニンニクを加えて中華風に。
- カレー粉・砂糖・すりおろしニンニクを加えてエスニック風に。
- ネギやニラ、パクチーなどの香味野菜・刻みニンニク・刻みショウガ・ラー油・砂糖を加えて、中華風に。
基本のタレを使うレシピ以外にも、美味しそうなレシピをご紹介します。
それぞれ、材料を混ぜて卵を漬け込めば完成です。
市販の麺つゆを使えば簡単
市販の麺つゆをそのまま使えば、美味しい味玉が簡単にできます。我が家のおすすめの麺つゆは、桃屋のつゆ。風味が良くて、甘過ぎず、濃いめの味が特徴です。そうめんなどのつゆに、料理の味付けにと、我が家の定番となっています。
- 桃屋
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つゆ 大徳利【濃縮2倍】
- 税込み465円(Yahoo!)
-
1920年創業、桃屋こだわりのつゆ
タレに漬け込むやり方
ジップロックやビニール袋に卵とタレを入れます。
水を張ったボウルなどに袋を入れ、袋の中の空気を抜いて封をします。
水中に入れると簡単に空気が抜けて、卵がタレにむらなく浸かります。
筆者撮影
冷蔵庫に入れて、保存します。
1時間ほど漬け込めば、味が染み込んで美味しく頂けます。
漬け込む時間が長いほど味が濃くなります。しっかりとした味付けにしたい場合は、2時間以上漬け込みましょう。
袋以外にも、手頃な大きさの容器や、市販されている味玉専用の容器を使うのも良いですね。
味玉の切り方
半熟の味玉は柔らかく、包丁で切るのは難しい場合があります。
そんな時は、糸を使うと簡単に切ることができます。
指に糸を巻きつけます。
筆者撮影
卵を持って、卵に糸を巻きつけます。
筆者撮影
糸をゆっくりと卵にめり込ませます。
筆者撮影
きれいに切れました。
筆者撮影
おかずになる味玉レシピ
味玉チャーシュー
豚バラブロック肉を煮込んでゆで卵を入れるだけ。簡単に豪華なおかずができますよ。
豚バラブロック肉を扱いやすい大きさにカットします。
フライパンで肉の全面に焼き色をつけます。
筆者撮影
豚バラブロック肉以外の材料を全て鍋に入れ、中火で沸騰させます。
沸騰したら、豚バラブロック肉を鍋に入れて弱火にします。
筆者撮影
落とし蓋をして2〜3時間煮込み、火を止めます。
タレが冷めたら、ゆで卵を入れます。
2時間ほどすれば美味しい味玉チャーシューの出来上がりです。
筆者撮影
うずらの卵で作る味玉
うずらの卵でも味玉を作れます。
茹で時間は、沸騰したお湯に入れてから3〜4分が半熟の目安です。
茹で終えたら、普通サイズの卵と同じように、殻を剥いてタレに漬ければ完成です。
香味野菜を加えてパンチのある味付けにすると、おつまみにもぴったりですよ。
まとめ
味玉は、冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。
私はまとめて作っておいて、カレーや納豆ご飯を食べる時に添えたりしていますよ。
今回ご紹介した味付け以外にも、お好きな調味料を加えたり、麺つゆ以外の市販のタレを活用したりとアレンジは無限大です。
自分の好みや気分に合わせて、色々と試すのも楽しそうですね。
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