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ツクイグループが運営する介護付有料老人ホーム、ツクイ・サンシャイン横浜野毛で新たに試験導入された、アバターロボットの「ugo Pro」。ロボットの操作は外出・対人コミュニケーションに不安があるスタッフが遠隔で行っています。
介護付有料老人ホームでどんな業務を?
「ugo Pro」の介護付有料老人ホームでの立場はケア・サポーター。ケア・サポーターは深刻な介護人員不足を背景にツクイグループが導入した、資格なしで出来る業務を担うスタッフです。介護周辺業務や他のスタッフの業務負荷軽減を目的としています。具体的な業務内容としては、入居者の方の案内・コミュニケーション・見回りなどを行います。
ロボット自体は、ディスプレイにハートや悲しみの表情を表示したりしゃべったりと意外と感情豊かにコミュニケーションを取れます。上下左右の移動・旋回・70〜150cmまで伸縮と可動域も広め。エレベーターのボタンを押すなど、細かい動作もできます。
スタッフや入居者の方の反応は?
まず驚いたのが、ちゃんと名付けられていること。施設内で入居者の方にアンケートが行われたようで、施設の地名にちなんで「のげまる」という名前に。
また、施設内をのげまるが動いていると、すれ違うスタッフさんに「お疲れ様です」と声をかけられていました。思ったよりすんなりとアバターロボットは新人ロボスタッフとして受け入れられているようです。
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慢性的な人手不足に陥っている介護業界。アバターロボットがもっと深く介護業務に関わるようになれば、新たな介護の担い手として活躍する日も遠くなさそう。
また、今まで介護に携わりたくても難しかった人にも門戸を開きます。10年後、介護業界はいまよりずっと多様な人達が働く職場になっているのかもしれません。
株式会社ツクイ