【スプラ2】ぴょんさん、チャージャーはどう立ち回ればいい? チャージャー対策まで聞いちゃいました!
目次
この企画は、カラマリさんに「スプラトゥーン2」をより楽しくプレーするためにゲームとしての魅力やプレーのコツを聞いてみたい、という願いが実現したものです。いろいろな疑問をそれぞれのメンバーに聞いてみたり、ネコヌリメンバーひとりずつのガチマッチ動画を見てもらってアドバイスしていただけるという、「カラマリ」ファンには夢のような企画です!
スプラトゥーン3が発表されて、今度はどんなブキを使おうかとワクワク考えるのも楽しいですね。なかなか手の出しづらいブキ筆頭のチャージャーが気になっているプレーヤーもたくさんいることでしょう。キジシローもそのひとり。
チャージャーの代名詞と言えるほどの名手ぴょんさん(@Pyon_1007)に、キジシローがチャージャーを使って試合に臨んだ動画を見ていただいて、いろんなお話をうかがっちゃいましたよ。
ネコヌリ4人のおもな使用ブキ
ネコヌリメンバーの使用ブキ
基本は「生き残り重視>キル重視」?
キジシロー(左上)、クマネッコ(右上)、ぴょんさん(中央)、はちわれお(左下)、みぽにゃーたろう(右下)
キジシロー いつもはデュアルスイーパーを使っているんですが、チャージャー(スプラスコープ)も練習しているので、今回はチャージャーでの試合を見ていただきたいです。
ぴょん はい。あ、でも動画を見たんですけど。あのデュアルめっちゃ上手いじゃないですか。僕ぜんぜんあんなに使えないですよ。
キジシロー えっ?! ネコヌリTVを見てくださったんですか?!
ぴょん はい、見ました。
一同 ええー!? ありがとうございます!(なんて良い人なんだ!!)
(アジフライスタジアムのガチヤグラでチャージャーを使った試合、ハイパープレッサーの溜まったキジシローがリスポーンまでジャンプで戻った場面を見て……)
ぴょん 僕こういうところで戻れないんですよ。すごく判断が良いと思います。自分は戻れなくてかかえ落ちしちゃう。
キジシロー いやー(恐縮して照れつつ)、ぴょんさんはガンガン前に出て行けるから……。
みぽにゃーたろう キジシロー、さっきもめちゃめちゃジャンプで自陣に戻ったよね。やっぱチャージャーの人っぽい動きなのかね? ぴょんさんはあんまり飛んでいない気がするんだけど。
クマネッコ デスしないからじゃないですか、戻らなくても。
ぴょん 帰った方がいい場面で無理して残ってやられることもあるから、どっちが正解とかはないですけど……たぶん帰る方が安定すると思います。
クマネッコ ぴょんさんはキルとデスだったら、やっぱりちょっとキルを重視しちゃう?
ぴょん 自分はガンガン前に行きがちなんで、デスが増えてしまうことが多いと思いますが、本来はデスしないようにした方がいいですね。相手からしたら、ずっとチャージャーが残っているのは嫌だと思うんで。
キジシロー それでも前にいけるのがすごいんですよねー。
試合の流れを見ながら立ち回りを決める
キジシロー 味方と敵のブキ編成はやはり意識した方がいいですよね。試合開始時に編成を見て、「こう動こう」と考えるのでしょうか?
ぴょん そうですね。あと、試合中の流れに合わせます。結構前にガンガン行ってくれる味方がいる時は後ろで構えるようにするとか、自分しか倒せない長射程の相手がいる時は自分が前に出て倒すとか。
キジシロー まずは後ろ目で味方の動きを見て立ち回りを決めるということですね。
キジシローのチャージャーはいかがでしたか?
キジシロー 他にも試合のことで何かアドバイスいただければ……。
はちわれお ギアがダサいとか(笑)。
ぴょん いや自分、他人のこと言えないんで! 他人に何か言えるほど自分のギアかっこよくないんで!
キジシロー 水兵さんの帽子、お気に入りでずっと被ってらっしゃいましたよね。
ぴょん あはは、そうですね。試合のアドバイス……なんだろう、でも本当に上手かったんですよね。
キジシロー ひえー、ありがとうございます! ますます練習していこうと思います、そう言っていただけると。
クマネッコ 褒めて伸ばしてくれるタイプ!
(特別に調子よかった試合だけを選んで見せちゃったことを、ちょっと後悔したキジシローでした)
エイムの調子が良い時、悪い時
キジシロー チャージャーを使っていると、デュアルを使っている時に比べて、弾が当たる試合と当たらない試合の差が極端な気がするんです。そんな時ってないですか?
ぴょん 自分はあまりチャージャー以外は使わないんで……あ、でもこの日は当たんないな、みたいなのはあるかな。
キジシロー ぴょんさんでもありますか! そんな時ってどうされます? もう試合しないとか?
ぴょん どっちかというと逆に試合やっちゃう。調子が悪いなら試合をこなし続けて、感覚を戻すみたいな。
キジシロー さすがプロですね!
みぽにゃーたろう でも続けていると、ドツボにはまったりするなぁ……。
ぴょん ふふふ。でも、ありますよね。「今日当たんない」って時。
キジシロー 逆になんとなく撃っているのに当たっちゃう! すごい気持ち良い! みたいな時もあります。やっぱりチャージャーって1発の効果が大きいからか、そういう感覚が顕著にでるんでしょうかね。
ぴょん (うんうん)
敵察知能力は「感覚」
キジシロー ぴょんさんの配信は試合中もとても楽しそうにプレーされているので、見ていて楽しいです。
ぴょん それは嬉しい。ゲームは楽しくやんないと!
はちわれお 自分がチャージャー使ってなくても見てて楽しいもんね。
ぴょん それも嬉しいです!
みぽにゃーたろう チャージャーが抜くの本当に気持ち良いよね、見てて。
ぴょん あの気持ち良さを一回知ってしまったら、もう他のブキには戻れないです。
一同 (おー)
みぽにゃーたろう そっかー、当たったことがないからわからない。
はちわれお 敵が見えないもんね、あんな風には当てられない。頭抜きとか全然見えない。
キジシロー ぴょんさんは相手が隠れていても、「この辺から敵が出てくる」ってもう予測しているというか、見定めてますよね。で、出てきたらすかさずやるっていう感じ。
ぴょん そうですね。アレはどう説明していいかわかんないけど。
キジシロー 視野が広いんですかね。なんであそこにいるのがわかったんだろう? っていう場面をよく見ます。
はちわれお ほんとうに驚かされますよね。
キジシロー 全然しぶきとかも立ってなかったのに! と思って。「スプラ1」からずっとやっていて、「敵はこう動く」みたいな経験がどんどん蓄積されているから予想できるんでしょうか。
ぴょん そうですね……なんかあの辺から来るだろうなって感じがあるんですよ。
キジシロー 「なんか」ですか……。スプラ学園に出られた時に2438学園さんがおっしゃっていましたね。ぴょんさんの天才的なプレーの説明は、アドバイス的に受け取りづらいと……(笑)。「なんか来る」と言われてもわからない、みたいな。
ぴょん 難しいですね、言語化するのは。
キジシロー 天才肌なんですよねー。
チャージャーの練習経験が生きる時
キジシロー チャージャーを練習して感じたんですが、試合中は後ろでみんなの動きを見る場面が多いじゃないですか。相手と味方の動きを見る練習にすごく良いと思いました。
ぴょん 基本一番後ろにいますもんね。
キジシロー チャージャーを使っている時に相手の動きを見ようって頑張って練習していると、デュアルに戻った時もその経験が生かせられるような気がします。気がしているだけですけど……。
ぴょん あはは(笑)。
はちわれお デュアルなのにすっごい後ろにいることもない?
一同 (笑)
チャージャーがされてイヤなこと
みぽにゃーたろう チャージャーの動きはわかってきましたが、逆にチャージャー対策って何なんですか? チャージャーの人が相手にされて嫌な動き。
ぴょん 潜伏ですね。ガチエリアとか、エリアを無視しても倒しに来る人っているじゃないですか。そういう人に対しては「くっそー!」って思いますね(笑)。
みぽにゃーたろう なるほど、いいことを聞いた。
クマネッコ やる気だ!
ぴょん やってください、潜伏。
はちわれお シューター側から言えば、チャージャー倒すの楽しいもんね。やってやったぜって高揚感がある。
ぴょん あははは!
みぽにゃーたろう あるねー。でもだいたい抜かれるんでね(笑)。
対ネコヌリなら誰を狙う?
クマネッコ ネコヌリのいつもの編成ってデュアル、オバフロ、シマネ、ザップなんですけど。この編成の場合、チャージャーのぴょんさんから見て「まずこいつをやってやろう」って思うのは誰でしょう?
ぴょん 自分だったらオバフロを狙いますね。
クマネッコ やばいー!
ぴょん ちなみにその編成で戦うとなると、相手の後衛に僕みたいなチャージャーがいるのが一番辛いですよね。だから、キジシローさんのデュアルでどれだけチャージャーに圧をかけられるかが重要になりますね。
クマネッコ キジシロー、宜しく!
キジシロー プレッシャー!
ぴょん あはは!
クマネッコ またはチャージャーを持ってもらって……。
ぴょん あ、そうですね、それもありかもしれない。
キジシロー いやいや……圧かけられない。
はちわれお あるいはザップがエリアを無視して潜伏するかだよね。
ぴょん あー、ありですね(笑)。
クマネッコ 私は逃げる練習しておこっと!
好きなルール、苦手なルール
キジシロー 僕はガチルールの中ではやっぱり塗りが重要なエリアが一番楽しいって思うんですけど、ぴょんさんはどのルールがお好きですか?
ぴょん 自分はガチヤグラが一番好きです。
みぽにゃーたろう そうなんだ。なんでですか?
ぴょん なんだろう……。相手がヤグラを進めている時に奥からチャージャーでやるのとか、ヤグラに乗ってヤグラの柱を使いながら敵を倒すのが……多分、ヤグラだとチャージャーが強いんですよね。
キジシロー 確かにチャージャーだとヤグラ楽しいですよね。柱に隠れながら乗ってくる敵を倒すの、チャージャーの役目だと思ってがんばって狙うんですけど、当たらない。上手い人って本当に柱に上手く隠れますもんね……。
クマネッコ ヤグラ一番苦手~。
ぴょん 相手が絶対ヤグラに乗ってくるので、倒しやすいんですよ。
みぽにゃーたろう あーそっか!
クマネッコ 反対に苦手なルールはありますか?
ぴょん あー、エリアかな。ホコならホコを持っている人がわかるし、ヤグラならヤグラに乗っている人がわかるけど、エリアって敵がどこにいるかわかんないんですよ。なので、潜伏する人も多いですし。チャージャーも塗れないことはないんですけど、ちょっと時間がかかっちゃうので。
キジシロー ですよね、バーッて塗れないから……。
ぴょん そうですね……エリアは、嫌いです。いや、嫌いではないですけど。
一同 (笑)
ステージごとに動きは決めておく
キジシロー ナワバリも塗らなきゃいけないルールですけど、チャージャーだと結構大変ですか?
ぴょん ナワバリはもう塗りを味方に任せて、キルに集中しています。
キジシロー チームでやる時はちゃんと決めているんですね。まず誰が前に出て誰が塗ってとか。
ぴょん はい、そうですね。
みぽにゃーたろう 最初にどう動くかチームで決めているんだ!
クマネッコ ネコヌリも私は右から行くねとかいうようになったら、ちょっと勝てるようになったじゃないですか。
みぽにゃーたろう そうだね、なってきたね。
キジシロー カラマリさんだと、ステージごとに動きを決めているんですか?
ぴょん そうですね、だいたい誰がこの辺塗ろうとか。
キジシロー 役割はステージによって変わったりしますか? このステージなら誰が塗り役をやろうとか。
ぴょん だいたい塗る人は一緒ですね。
キジシロー チーム連携は本当に難しいっていうのをひしひしと感じていて……カラマリさんはすごい声を出すじゃないですか。カラマリさんを見習って、最近少しずつみんなで「誰がどこにいる!」って声を出すようにしているんですけども。自分の位置を味方に伝えるの、難しくないですか?
ぴょん あー。
キジシロー 「右の通路」っていっても「どこ?」ってなっちゃうんですよね。やっぱり場所に名前をつけたり、統一ルールを決めたりしているんでしょうか。
ぴょん うーん、やっぱ試合中にぱっと正確に教えるのは難しいですね。だいたいでしか言ってないんで。わかりやすいように伝えているつもりなんですけど、難しい。味方に「右」って言われても「右のどこ?」ってなることもあります。
キジシロー あるんですね、そういうこと!
ぴょん ありますあります。
キジシロー カラマリさんでも難しいと聞いてちょっと安心しつつも……でもきっと、ずっと連携してやっているから「だいたい右」って言えば察しがついたりするんでしょうね。
ぴょん そうですね、右とか前とか。
キジシロー たとえば「右広場あつい!」って言うじゃないですか。”あつい”って言葉を聞いたのが、僕はカラマリさんの試合が初めてだったんですけど、あれってチームで考えられた言葉なんですか?
ぴょん いや、別にそういうわけじゃないですね。
キジシロー あ、そうなんですね、一般的な表現……?
ぴょん 「右広場にたくさんいるぞ」っていう意味ですね。チームで決めた言葉ではないです。
キジシロー "あつい"って人数がたくさんいるっていう意味だったんですね。「ホット」から来ているんだと思っていました。
はちわれお 撃ち合いで盛り上がっているぞ、みたいな?
ぴょん あははは。自分は人数が多い時に使っています。
キジシロー 人数かー!
はちわれお それ、キジシローさん以外全員そう思っていると思うよ。
ぴょん (笑)
対戦お願いします!
ぴょん 今度よかったら、ぜひ一緒にスプラしましょう。
キジシロー 本当ですか?! このインタビュー、録画していますからね!
ぴょん あははは!
キジシロー あ、でもね、この企画の最後にカラマリさん対ネコヌリの試合をやる予定なんですよ!
ぴょん えー、楽しみにしてます。
みぽにゃーたろう 潜伏練習しておこう!
キジシロー ぴょんさんから試合に向けて、何か一言コメントをいただければ!
ぴょん そうですね、なんだろう、がんばります!
はちわれお ボコボコにしてやんよ、とか言ってください(笑)。
一同 (笑)
キジシロー よろしくお願いします!
ぴょん 本当に楽しみにしてます。
あの一撃必殺のプレーからは想像できないにこやかで柔和な雰囲気のぴょんさんでしたが、本物スナイパーとはそういうものかもしれないと妙に納得もしました。相手は褒めて自分のことはあくまで謙虚にという姿勢がものすごく素敵! 貴重なお話やアドバイス、本当にありがとうございました。そしてネコヌリがカラマリさんと対抗戦をさせていただくという驚きの企画が浮上し、この連載はもう少し続きます。次回もお楽しみに!
【この記事を書いた人】
ネコヌリ(eスポーツチーム)
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