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イギリスのスタートアップBellwether Industriesは、航空機「Volar」のテスト飛行を公開した。
空飛ぶスポーツカーのように見える近未来的なデザインが特徴的。まだ実用段階ではないが、SFのように都市を飛行して移動する未来を見据えているようだ。
垂直に離着陸し、都市間を移動する
「Volar」は、いわゆるeVTOL(電動垂直離着陸機)と呼ばれる乗り物。自動車のような見た目だが車輪はない。車体下部のプロペラで垂直離着陸し、空を飛ぶ。滑走路が不要なので、離着陸の際にスペースは取らない。
都市の移動を想定したUAM(Urban air mobility:アーバン・エア・モビリティ)を念頭において設計されている。個人で使う民間の航空機だ。今回は2人乗り用のプロトタイプが飛行する様子が公開されたが、最終的には4〜5人乗りになるという。
テストでは時速40kmで飛行した。完成時には最高時速220km、飛行時間は60〜90分を目指しているという。空を飛ぶことで交通渋滞が解消される可能性があり、また電気で動くためエネルギー問題も解決できるかもしれない。
Bellwether Industriesは2年間の試行錯誤を繰り返し、今回のテスト飛行を実現。2028年に「Volar」を市場に投入する考えだ。
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空飛ぶ車が、自家用車やバス、タクシーなどの代わりになる日が来る?
Bellwether Industries