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世界的に体内埋め込み式のマイクロチップに対する関心は非常に高い。その理由は、日常生活のデジタル化が進み、自宅や車のカギ、キャッシュレス、各種のパスワードなど、マイクロチップで管理できれば、格段に便利になるものが増えてきているからだ。
そのため、マイクロチップについての国際会議やミーティングイベントなどが、パンデミック以前には頻繁に開催されていた。
日本はかなり立ち遅れていたが、それでもマイクロチップに特化したイベントも行われるようになっている。
今回は、2019年11月、六本木にある「ハッカーズバー」で開催されたマイクロチップのイベント「ボディハッカー・ミートアップ」の現場からお送りする。
「ボディハッカー・ミートアップ」
主催:青木大登 (Twitter:@_ha0k_)
オースティンのボディハッキング国際会議を体験
今回のイベントを企画した青木大登さんがマイクロチップに興味を持ったのは、2019年1月、「サイボーグになりたい」改造人間ラス・フォックスの初来日がきっかけだったという。
その翌月、青木さんは友達の河野通就さんとアメリカ・オースティンで行われたボディハッキング国際会議に参加し、マイクロチップを埋め込んだ。
青木さんは、NFC対応の南京錠をマイクロチップで開閉したり、ドアに設置可能な電子ロックを自分のチップでテストした。河野さんは、自分のパソコンをチップで起動してみせた。2人はネット配信番組にも出演した。
マイクロチップの仕組みについての専門的なレクチャー
六本木ハッカーズバーは、コンピュータを専門とする技術スタッフがお客さんのオーダーで目の前でプログラムを作ってみせるというコンセプトバー。常連の間でもマイクロチップへの関心は高く、イベントは満席になった。
青木さんは、マイクロチップの仕組み、書き換えアプリの使い方、データ読み取り用リーダーなどを解説した。
ハッカーズバーならではの専門的な内容だが、チップの仕組みがわかるとコンピュータマニアたちも飛びついて来るだろう。
青木さんは東京大学博士課程で人間拡張学を専攻しており、「機能を持ったデバイスを自分で試してみたい」という。
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