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さまざまな自動化が進んでいる現代においても、食品製造の盛り付け工程は自動化が難しいとされていた。特にお弁当の盛り付けは自動化が難しく、人の手に頼るところが大きかったという。
そんななか自動化を実現すべく開発されたのが、お弁当の盛り付けに特化した人型ロボット「Foodly」だ。
唐揚げやミニトマトのばら積みをちゃんと認識
唐揚げやミニトマト、肉団子、里芋のように、ばら積みされた不揃いな食材をひとつひとつ認識するのが難しかったため、盛り付け工程の自動化がなかなか進まなかったという。これをディープラーニングとAIで克服したのが「Foodly」。
頭部のカメラでばら積みの食材をひとつひとつ認識し、手元のトングで掴み、お弁当のトレイに盛り付ける。ベルトコンベアラインの流れにそって、これらの作業を1台で完結できるのが特徴だ。食材によっては、ピッキング成功率80~95%という大きな成果を上げている。
人の隣で作業できる。安全で威圧感のない設計
大きさは身長約150×肩幅約40cm。人の隣でベルトコンベアラインに加わっても威圧感がない、小柄な成人ぐらいのサイズ。人が手や指を挟まないよう、各所に隙間を設けた安全な設計となっている。
またネジを使っていないボディなので、お弁当にネジが混入することはない。ロボットなので、髪の毛やウイルスといった異物の混入を防げるのもメリットだ。
下半身はキャスターになっており、製造ライン間の移動も楽々。
手元のトングは、ピッキングする食べ物に合わせて交換可能。取り外して丸洗いできるので、いつでも清潔に保てる。
公式サイトでは、詳細な機能や導入事例、試験導入などについてチェックできる。
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テクノロジーの向上で、さまざまな分野の自動化が進んでいくかも?
株式会社ア-ルティ