〈使用レビュー〉ラントゥルース（RANTRUTH）の口コミは本当？使って評判を検証してみた
天然由来成分の「卵殻膜」に着目したヴィワンアークス社の化粧品ブランドRANTRUTH（ラントゥルース）の「卵殻膜ブースターセラム」。加水分解卵殻膜を角質層まで浸透しやすいようナノ化し、オリジナルの天然エッセンシャルオイルを配合して香りと使い心地にも配慮しています。
しかし口コミの中にはよくない意見が見られるのも気になるところ。そこで今回は、化粧品関連のインタビューおよび執筆実績100件以上のコスメライターである筆者が、商品を実際に使ってレビューします。
検証するに当たって、特に注目するのは次のポイントです。以下の詳細が気になっている方はチェックしてください。
＜ラントゥルースの検証ポイント＞
・含まれる成分は？
・香りやテクスチャー
・肌なじみのよさ
・使用後のしっとり感
目次
【結論】普段のスキンケアをグレードアップしたい人におすすめ
先に結論をまとめると、ラントゥルース 卵殻膜ブースターセラム（以下、ラントゥルース）は、普段のスキンケアをグレードアップしたい人におすすめの美容液です。
実際に使った筆者の感想は、肌なじみの良さが好印象でした。
今回は、ラントゥルースの使い方やQ&Aもまとめています。敏感肌の人に試していただきたい、パッチテストのやり方もご紹介しているのでぜひ参考にしてください。
ラントゥルースとは？
ラントゥルースは抗シワ効能評価試験済の美容液で、「乾燥による小ジワを目立たなくします」と謳うことが認められています。
ラントゥルースで注目の成分は、加水分解卵殻膜です。卵殻膜とは、卵の殻の内側に存在する薄い膜のこと。この膜には、アミノ酸・ヒアルロン酸などの成分が含まれていて、加齢とともに減少してしまうⅢ型コラーゲンをサポートします。
ラントゥルースは、独自の技術で卵殻膜を1/500まで低分子化し、肌なじみの良さを追求。加水分解卵殻膜を95％配合している点もポイントです。
加えて、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス・フラーレン・加水分解エラスチンなど、紫外線や乾燥によるトラブルから肌を保護する成分が含まれています。肌にうるおいを与え、柔軟性を保ちます。
ラントゥルースの口コミ分析
続いて、ラントゥルースの口コミを分析していきます。
今回は、ある程度の口コミ数が確認できたAmazonと楽天市場の口コミ評価をもとに分析しました。以下はAmazonのレビュー計14件、楽天市場の口コミ計27件をグラフ化したものです。
Amazonも楽天市場も、★3以上の評価が6～7割程度を占めていることが分かります。それぞれの口コミで評価の高いものには、「肌なじみが良い」「しっとりする」といった声が見られました。使い心地を評価する声が多かったので、テクスチャーの触感は良さそうです。
楽天市場の口コミは全体的に評価が高く最低でも★3なのに対し、Amazonは★1～2と低評価な口コミも一定数見られました。低評価の口コミでは「肌にあわない」「期待が持てない」といった声もあります。
成分表からも分かる通り、ラントゥルースにはアルコール成分が含まれます。低評価の口コミに見られた「肌にあわない」の原因がアルコールとは限りませんが、肌に刺激を感じる人もいるかもしれません。
さらに「期待が持てない」という口コミに関して確認すると、日焼けによるシミ予防を期待している人もいました。ラントゥルースはあくまでも肌にうるおいを与える化粧品なので、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ美白効果はありません。
購入に関して、SNSで気になる口コミもありましたので紹介します。
ラントゥルースの解約方法はメールで可能？電話や連絡先も解説！ https://t.co/IW9XJyDso9
— ジャス (@camel10mg) April 29, 2021
いや、できねぇけど
オカンがいつの間にか注文してて今日届いた
お試しかと思ったら定期購入だったよくあるパターン
なんで２回目が届いてからじゃないとフォームから解約できないようにしてるのか謎 pic.twitter.com/FXnTFm2Jkj
ラントゥルースは公式サイトで定期購入できるコースがありますが「解約しづらい」という声が一部であるようです。後ほど筆者が実際に解約手続きをした手順を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
ラントゥルースの正しい使い方は？
ラントゥルースは導入美容液なので、使う順番は化粧水の前です。メイク落とし・洗顔後の肌に塗布して、その後はいつも通りのスキンケアを行います。
具体的な順番は以下を参考にしてください。
①メイク落とし・洗顔後
②ラントゥルース
③化粧水
④クリームや乳液など
上記のケアを朝と夜にそれぞれ行いましょう。塗布するときは、手のひらで少し温めてから肌にのせると肌なじみが良くなります。
【検証レビュー】ラントゥルースを実際に使ってみた！
ここからは、ラントゥルースを実際に使ってみて、その使い心地をレビューしていきます。
パッチテストで肌トラブルの有無をチェック
まずはパッチテストを実施します。筆者は化粧品かぶれを起こした経験があるため、今回はパッチテストを実施してから顔に使用することにしました。
先に、パッチテストの方法を簡単にご説明します。
テストしたい化粧品を少し手に取り、二の腕のようなやわらかい部位に円形に塗布します。このとき、塗布する部位は先に清潔にしておくこと。
そして30分後の肌状態を見て、赤みやかゆみが見られなければそのまま48時間過ごします。テスト中は基本的に入浴を避けて、シャワーで済ます場合も塗布した化粧品が落ちないように注意しましょう。ただし、異常が見られた場合はその時点ですぐに洗い流してください。
今回は簡易的な方法として、塗布から24時間後の様子を見て「問題ない」と判断しました。
香りやテクスチャーは好みが分かれる
無事パッチテストが終わったところで、次に香りやテクスチャーをチェックしていきます。
1回分の目安量はやや多めのパール大で、約0.3ml。スポイト式なので簡単に量が調節でき、衛生的に使えるのは嬉しいところです。
テクスチャーはやや粘度があるものの、どちらかと言うとサラサラ系の手触り。スキンケア後にベタつかなそうなイメージを受けます。反面、しっかりとろみのあるテクスチャーが好きな方は、物足りない印象を受けるかもしれません。
香りはちょっとスパイシーな感じで、なかなか独特でした。公式サイトを見ると、6種類の天然エッセンシャルオイルをブレンドしているとのこと。嫌いな香りではありませんが、やや強く香るのが気になりました。無香性が好みの方や、甘い香りが好きな方には向かないように感じます。
肌なじみの良さはなかなか
実際に肌へ塗布してみると、思ったより伸びがよく、少量でも広範囲に塗布できました。肌なじみもよく、塗り終わった直後の肌は比較的サラサラです。いつまでもベタベタとした質感が残る美容液が苦手な人には、使いやすいと言えるでしょう。
また、肌なじみの良さはちょっとした時短ケアにもつながると感じました。
肌なじみの悪い美容液を使っていると、どうしても次のスキンケアに移るまで時間を要してしまいます。普段のスキンケアにプラスする導入美容液なので工程が増えるのは避けられませんが、少しでもケア時間を短縮したい人は試してみる価値があるかもしれません。
使用後のしっとり感や肌の様子
夜と朝の洗顔後にそれぞれラントゥルースを使ってみて、しっとりした感じが筆者好みです。インナードライ肌の筆者は、スキンケアから時間が経つと肌の乾燥によりTゾーンの皮脂が目立ってしまうのが悩みですが、テカリは気になりません。
また、頬や口周りは乾燥しやすいタイプですが、スキンケアから時間が経っても肌に違和感はありませんでした。
ただし、パッチテストで問題がなくても、生理周期や体調によってスキンケアが合わないケースは考えられます。もし肌トラブルが生じた場合は、ただちに化粧品を洗い流して医療機関を受診しましょう。
レビュー結果
実際に使用してみた結果、ラントゥルースは口コミにあった通り使いやすい美容液でした。テクスチャはスッと伸びてべたつかずケアしやすいうえ、衛生的に使える点も好印象です。
使い勝手の良い美容液を探している人に向いていますが、肌が弱いと自覚のある人は一度パッチテストを実施してから顔に使いましょう。
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