包丁研ぎ器おすすめ12選 正しい使い方や使うタイミングは?
普段の料理で使う包丁。しかし、包丁は使えば使うほど刃先を消耗してしまうので、切れ味が悪くなり、寿命も短くなってしまいます。そのため、包丁を長く使うためには、定期的にメンテナンスをする必要があります。
包丁をメンテナンスするときに必要なのは砥石ですが、「包丁研ぎ器」で簡易的に切れ味を復活させることができます。ただし、包丁研ぎ器にもさまざまな種類があるので、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
そこで今回は、おすすめの包丁研ぎ器を紹介します。包丁研ぎ器の選び方や使うタイミングなどもあわせて紹介するので参考にしてください。
目次
包丁研ぎ器を使うメリット
包丁は使っているうちに刃先が消耗していきます。特に魚の骨や冷凍された食品など硬いものを切るときにダメージを受け、刃こぼれすることもあります。刃こぼれした状態の包丁は切れ味が落ちるので、そのまま使うと上手く食材を切れません。上手く切れないと余計な力を使ってしまうため怪我をする可能性があります。
砥石でメンテナンスするまでの間、安全で効率良く料理ができるように包丁研ぎ器を使って切れ味をよくしましょう。切れ味が高まり、切れにくいといったストレスを感じることがなくなります。
包丁研ぎ器の種類を知る
包丁研ぎ器にもさまざまな種類があります。それぞれの違いを知って、自分のレベルや用途に合ったものを選びましょう。
初めて使用するなら「手動式シャープナー」
研ぎ口に包丁を入れて一方へ刃をスライドさせることで、包丁の切れ味をよみがえらせます。砥石よりも切れ味の持続力は劣りますが、慣れていない人でも扱いが簡単です。
刃の部分に研ぎ棒を当て数回スライドさせる、スティックタイプもあります。包丁以外の刃物にも使える万能タイプですが、当てる角度にコツが必要です。
「電動式シャープナー」は素早く研げる!
電動式シャープナーは、モーターで回転している研ぐ部分に刃が触れることで研げる機械です。初心者でも簡単で、効率の良さがポイント。しかし、その分他の包丁研ぎ器と比較すると値段は高めです。
プロも使う「砥石」は切れ味の持続性抜群
砥石は包丁を研ぐための石です。砥石の粒度によって荒砥石、中砥石、仕上げ砥石に分かれます。用途によって粒度を変える必要があり、荒砥石(#80~#400)は刃が欠けたとき、刃直しで使います。
中砥石(#700~#1000)は、切れ味が悪くなったときに使う日常用です。仕上げ砥石(#3000~#8000)は切れ味をさらに良くするためのものでプロの料理人などが使います。
包丁研ぎ器で刃こぼれは直らないため、砥石で定期的にメンテナンスするのがおすすめです。
包丁研ぎ器の選び方
種類以外にも、包丁研ぎ器を選ぶ際のポイントがあります。
包丁の種類や材質によっては使えない研ぎ器がある
家庭用でよく使われる三徳包丁のような両刃タイプは、どの包丁研ぎ器でも使用できます。逆に、料理人が使う牛刀でよくみられる片刃タイプは、砥石を使います。
また、刃の材質によっては使用できない研ぎ器があるので購入の際は確認しましょう。ちなみにセラミック刃の場合は、対応していない研ぎ器も多いです。
キッチンに収納できるサイズかどうか
包丁研ぎ器にはコンパクトなものから大きなものまで、サイズはさまざまです。特に電動タイプの研ぎ器は大きい傾向なので、収納スペースをきちんと確認して、キッチンに合ったサイズの包丁研ぎ器を選びましょう。
安全に使えるかどうか
刃物を取り扱う包丁研ぎ器は、安全性が高いものを選ぶことが大切です。持ち手と研ぐ部分が離れている、手を怪我しにくいタイプがあります。
おすすめの包丁研ぎ器「手動式シャープナー」9選
ここからはおすすめの包丁研ぎ器を紹介していきます。まずは手動式シャープナーを厳選してお届けします。
- ニトリ
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3段式トリプルシャープナー sharp
- 税込み1,017円
-
3つの用途で使い分けられる便利なシャープナー
-
包丁を手前に引くだけと、使い方は簡単です。持ち手と研ぎ部が離れているので安心して使えます。
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:幅22.5×奥行7×高さ5cm
●重量:約170g
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:幅5.5×奥行13.6×高さ5cm
●重量:60g
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:19.7×5.8×7.0cm
●重量:80g
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:141×51×55mm
●重量:96g
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:150×50×50mm
●重量:90g
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:68×75×75mm
●重量:-
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:18.8cm
●重量:150g
●種類:手動式シャープナー
●サイズ:12×8×16cm
●重量:340g
●種類:研ぎ棒
●サイズ:265×33×21mm
●重量:140g
おすすめの包丁研ぎ器「電動式シャープナー」3選
続いては、素早く研げる電動式シャープナーのおすすめを紹介します。
●種類:電動式シャープナー
●サイズ:20.2×5.7×3.8cm
●重量:135g
●種類:電動式シャープナー
●サイズ:17.7×14.4×8.1cm
●重量:380g
●種類:電動式シャープナー
●サイズ:15.7×6×4.6cm
●重量:165g
包丁の寿命は?包丁研ぎ器を使うタイミングは?
包丁は定期的なメンテナンスが必要とお伝えしましたが、包丁研ぎ器で研げば研ぐほど刃先は消耗していきます。そのため、包丁自体の寿命も知っておくことが大切です。
ここからは、包丁の寿命や包丁研ぎ器を使うタイミングを紹介します。
一般的な包丁の寿命は?
包丁の使い方が悪いと早く寿命が来てしまうため、使用者によっても寿命は変わります。包丁を研ぐ頻度が多ければ多いほど、刃先は削れるので寿命は短くなります。
毎日研ぐ料理人の包丁は寿命が短い
一般家庭で使う包丁と比べて、料理人が使う包丁は切れ味を維持するため毎日研がれています。実際に包丁を料理人が使うと1年ほどで寿命が来てしまいます。
包丁の耐久性によって切れ味は変わる
包丁の切れ味は、包丁の耐久性によって変わります。耐久性がある高品質な包丁は、研いでも強度がありよい切れ味を保ちます。
包丁研ぎ器を使う頻度
包丁を研いでいないと切れ味が悪くなり、包丁使いを誤って怪我をするリスクが高まります。また、次に包丁を研ぐときに時間がかかってしまいます。包丁研ぎ器は一時的に切れ味を復活させるだけなので、一般家庭でも1ヶ月に1回程度は砥石で研ぐようにしましょう。包丁の刃が欠けたり違和感があるときも砥石の出番です。
包丁研ぎ器の上手な使い方・包丁の手入れ方法
包丁研ぎ器を用意したら、適切な使い方と頻度で利用するようにしましょう。電動式のシャープナーの場合、それぞれの種類で使い方が変わるため取扱い説明書をしっかりと読むことが大切です。
ここでは、手動式シャープナーと砥石の使い方を紹介します。
手動式シャープナーの使い方
手動式シャープナーを使うときは、平らな台を使い安定させることが大切です。研いでいるときにシャープナーが動いてしまうと、適切に研げないばかりか怪我をする可能性があります。
シャープナーの種類によりますが、溝に包丁を差し込み約10回ほどスライドさせるだけで綺麗に包丁を研げます。砥石と同様に研ぎ部を水で濡らすことで効率良く研げるようになります。
砥石の使い方
砥石を使うときはしっかり湿らせることと、適切な角度で研ぐことが重要です。
砥石を使うときの角度(15度)は、2枚重ねた10円硬貨が入るほどの角度です。慣れるまでは実際に硬貨を置いて角度を確かめると良いでしょう。また、砥石で研ぐと黒い水(砥どろ)が出ますが、研磨剤の役割があるため流さずに使うのがおすすめです。
まとめ
包丁研ぎを適切に使えば包丁の切れ味を良くします。包丁研ぎ器にもさまざまな種類があるので、使いやすいものを選びましょう。定期的に包丁を研いで、切れ味が良い包丁で快適に料理をしてください。
※価格はいずれもAmazonの2021年5月時点のものです。
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