サイクリングマシンのおすすめ7選 ダイエットにも筋トレにも
長引くコロナの影響でテレワークが浸透し、在宅時間が長くなった方も多いと思います。いつの間にか運動不足になっていたり、家にいるとつい食べ過ぎてしまったりして、体重が増えたという声もよく聞きますよね。
美容と健康、ストレス発散のために、運動をはじめようという人も多いのではないでしょうか。そんな時に打って付けのアイテムがサイクリングマシン。
運動初心者から上級者までレベルに合わせて負荷を調節することができ、感染症対策や天候を気にせずにいつでも取り組めるところがポイント。自転車をこぐ動作は関節にかかる負担が少ないので、腰や膝への影響が心配な方でもはじめやすいです。
この記事では、目的に合ったサイクリングマシンの選び方や最新のおすすめサイクリングマシンを紹介します。
目次
サイクリングマシンを選ぶポイントは?
サイクリングマシンを検索すると、形状も価格帯もいろいろです。マシンを設置する場所や使う目的に合ったものを選ぶために、押さえておきたいポイントを紹介します。
サイクリングマシンは大きく分けて3タイプ!目的や使い方に合ったタイプを選ぼう
意外と知られていませんが、サイクリングマシンには大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれ特徴が全然違うので、目的に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
【アップライトタイプ】
初心者におすすめのタイプです。上半身を真っすぐ起こしたままこぐので、普通の自転車に乗る感覚で運動できます。負荷が軽めのものが多く、運動不足解消やダイエットのための有酸素運動にもぴったりですよ。コンパクトで比較的手頃な商品が多いです。
【スピンバイクタイプ】
本格的な筋力アップを目指す上級者向けです。スポーツ自転車のように前傾姿勢でこぎます。短時間で体脂肪を落とす効果が期待できると話題のHIIT(高強度インターバルトレーニング)に取り入れるならこのタイプです。
【リカベントタイプ】
高齢者やリハビリに使われるタイプです。背もたれが付いているのが大きな特徴で、寄りかかってこぐことで上半身にかかる負荷が軽くなり、心臓への負担が減ります。腰や膝に不安がある人にもおすすめ。大きくて重い商品が多いので、購入する前に設置場所を確認しておくと安心です。
他には、簡単に折りたたみができる【Xタイプ】、スキー板でクロスカントリーをしているような動作で運動する【クロストレーナー】、デスクの下にも置けるペダル部分だけの【ミニバイクタイプ】などがあります。
足元に置ける小型から本格的な大型まで!設置スペースに合わせて選ぼう
家の中で設置場所が決まっているかどうかでも商品の選択肢が変わります。
部屋が狭かったり、使用頻度があまり高くない場合は折りたたみ式を選ぶ人も多いです。幅11cmのコンパクトサイズに収納できるボックスタイプもあります。
スペースに制限がない場合は、大きくてある程度重さがある物の方が安定して使えるようです。
小柄な人や大柄な人には重要!サドルの可動域を確認しよう
ベストなサドルの高さは、ペダルを一番低い位置にしたときに膝を軽く曲げたままの状態で、かかとがペダルに着く高さです。
このポジションでペダルをこぐと、腰や膝に余計な負担をかけることがありません。また、ハムストリングスと呼ばれる太もも裏の筋肉やふくらはぎの筋肉のトレーニングができるので、下半身の引き締めに効果的ですよ。
購入前に試乗する機会がない場合は、理想的なサドルの高さを計算する方法があります。
『 理想的なサドルの高さ = 股下の長さ × 0.85 』
この簡単な式で自分に合うサドルの高さが計算できます。サドルの高さは高すぎても低すぎても運動効率が悪くなります。
特に自分の身長が平均と比べて低めの方や、高めの方は、購入候補の商品のサドルが自分の理想的な高さに調整可能かチェックしてみてくださいね。
音の大きさや電源の要否が決まる!負荷方式を確認しよう
サイクリングマシンには軽くこげたり、力を入れないとこげなかったり、負荷の強弱がありますよね。強から弱まで数段階で負荷調節できる商品もありますが、その負荷のかけ方には4種類の方式があります。負荷方式によっても特徴が違うので、商品を選ぶときの参考にしてください。
【ベルト負荷方式】
一番シンプルで低価格な方式です。ゴム製のテンションベルトで弾み車(フライホイール)を抑えつけ、その摩擦で負荷をかけます。負荷は弱めなので有酸素運動に向いています。長く使っているとベルトが切れることもあるので、メンテナンスにコストが掛かる可能性もあります。また、商品によっては稼働時の摩擦音が気になるという声も。
【マグネット負荷方式】
家庭用のアップライトタイプによく使われる方式です。内蔵された永久磁石をフライホイールに近づけたり遠ざけたりして負荷をかけます。ベルト式よりも負荷の調整幅が広く静かです。長時間使用すると発熱してくるため、連続使用時間が30分以内など制限されている商品が多いです。
【電磁負荷方式】
100Vの電源が必要なタイプです。マグネット式の永久磁石の部分が電磁磁石になった方式です。負荷の強度が上がり、連続使用時間も100分近くに設定されている商品が多く長い時間稼働できます。非接触型なので静音性に優れています。高価格で本体の大きさと重さもあるので、業務用としてジムなどに設置されていることが多いです。
【摩擦負荷方式】
スピンバイクに搭載されることが多い方式です。フライホイールにフェルトを挟んで負荷を発生させます。同じ接触型でもベルト方式のように摩擦音はなく静かです。負荷が強いので本格的な筋力トレーニングや無酸素運動に向いています。また、マグネット負荷方式と同様に、発熱にため長時間の連続使用ができません。
続けるのが楽しくなる!便利な機能
手軽にはじめられるサイクリングマシンですが、家の中で風景も変わらない中、単調にこいでいると飽きてしまいます。
テレビを見ながらできる場所に設置できれば好きな番組を見ながらのワークアウトも可能ですが、テレビがない部屋でもスマホやタブレットを設置できるホルダーがついた商品もあります。テーブルやドリンクホルダーなどもついていると快適です。
また、走行距離や時間、消費カロリー、脈拍数などが測定できる機能がついていると目標を立てたり効率的な運動をするのに便利です。データをスマホアプリと連携させて毎回記録できると、モチベーションアップにも繋がり楽しく続けられそうですね。
運動不足解消やダイエットにおすすめのサイクリングマシン
毎日少しずつでも生活に有酸素運動をとり入れたい人におすすめのサイクリングマシンを紹介します。自分のペースで、ながら運動でも大丈夫!続けることが大切です。
速度やカロリー、時間、心拍数、距離、運動量の表示が可能。タブレット置きはスマホにも対応しており、移動に便利なキャスターもついています。連続使用時間が30分なので、持久力に自信がある人には物足りないかもしれません。
●タイプ:アップライトorリカベント
●負荷方式:マグネット
●負荷調整:10段階
●連続使用制限:30分
●折りたたみ:可
●サドルの高さ:69~84cm
●耐荷重:120kg
ハンドルを握るだけで心拍数を確認できるだけでなく、体力レベルを測定できる評価機能で、体調や体力を確認しながら安全にワークアウトができます。タブレットトレーや移動に便利なキャスターも搭載。
●タイプ:アップライト
●負荷方式:マグネット
●負荷調整:8段階
●連続使用制限:30分
●折りたたみ:不可
●サドルの高さ:67.5~90.5cm
●耐荷重:120kg
本格的なグリップハンドルで、センサー部分を握ると簡単に心拍数を計測できます。他にもスピード、走行距離、消費カロリー、累計距離、時間がメーターに表示されるので目標を持ってエクササイズを続けられそうです。軽いエクササイズに慣れてきたら、スピンバイクとしても使えるのも嬉しいです。組み立て式で重量があるので、一人で組み立てるのが容易ではないところがデメリットかもしれません。
●タイプ:アップライトorスピンバイク
●負荷方式:ベルト
●負荷調整:摩擦調整式
●連続使用制限:30分以上
●折りたたみ:不可
●サドルの高さ:約80~90cm
●耐荷重:120kg
マグネット負荷方式なので、静音性と耐久性に優れています。音が出ないので夜中でも時間を気にせずにエクササイズできますね。大きな文字で見やすい液晶パネルでは、心拍数や距離、時間、消費カロリー、スピードを確認しながら運動できます。簡易体脂肪計もついていますよ。組み立てるのに大人二人で約40分かかるということで、一人暮らしの人は注意してくださいね。
●タイプ:アップライト
●負荷方式:マグネット
●負荷調整:8段階
●連続使用制限:60分
●折りたたみ:不可
●サドルの高さ:約78~98cm
●耐荷重:100kg
本格的な筋力トレーニングにおすすめのサイクリングマシン
スポーツ自転車が趣味の人や、ジムに通えなくなって負荷が高いサイクリングマシンの購入を検討している人におすすめの商品を紹介します。
最新の人間工学に基づいて設計され、膝への負担を抑えながら安全に、効率的に筋トレのできるホームフィットネスを実現しました。短時間で利用でき、静音で時間を気にせずにエクササイズできるので、ライフスタイルに取り入れやすく長く続けられます。
●タイプ:スピンバイク
●負荷方式:マグネット
●負荷調整:8段階
●連続使用制限:120分
●折りたたみ:不可
●サドルの高さ:64~82cm
●耐荷重:100kg
Reebokから待望の日本人の体型に合わせたバイクが登場。低身長や高齢者にも安心して使える仕様になっています。イギリス生まれのクールなデザインで、アップライトとスピンバイクの2wayでのエクササイズが可能。消費カロリー、運動距離、速度、運動時間、心拍数の表示はもちろん、19種類の内蔵プログラムでモチベーションアップ間違いなしです!
●タイプ:アップライトorスピンバイク
●負荷方式:電磁
●負荷調整:32段階
●連続使用制限:99分
●折りたたみ:不可
●サドルの高さ:75~105cm
●耐荷重:120kg
ペダルのみ!ミニバイクもおすすめ
自宅にあるどのイスでも手軽にエクササイズできるミニバイク。リモートワークが普及して、仕事をしながらでも使えると人気ですよ。
サドルやハンドルがついてないので部屋に置いても全然場所を取りません。椅子に座って足やお腹を鍛えたり、床に寝転んで下半身を鍛えたり、手で回して二の腕を鍛えたりマルチに活用できる優れものです。8段階の負荷調整もあり、消費カロリーや時間、回数などを確認できるメーターもついていますよ。
●タイプ:ミニバイク
●負荷方式:マグネット
●負荷調整:8段階
●連続使用制限:30分
●折りたたみ:不可
●サドルの高さ:使用するイスの高さ
●耐荷重:90kg
選ぶポイントは続けられるかどうか!
サイクリングマシンの選び方やおすすめの商品を紹介しました。ステイホームが推奨される中、需要が伸び続けているサイクリングマシンは、無理なく運動を習慣づけられるのが最大の魅力です。
部屋が広く使えるので折りたたみが良いと思っても、出し入れが面倒になってしまいっぱなしになってしまったら意味ないですよね。機能やデザイン、コストを比較して、実際に生活の中でエクササイズする場面を具体的に想像しながら自分に合うものを選んでくださいね。
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