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カラフルでなんだかとても可愛らしいこちらの村。実はロサンゼルスのノースハリウッドに建設された、ホームレス専用のシェルターエリアだ。
「Chandler Boulevard Bridge Home Village」は、増加し続けるホームレスに一時的な住居と社会復帰支援を提供する目的で、ロサンゼルス市と民間企業が共同で建設。
真っ先に目を引くのは、赤・白・青・黄色のカラフルなプレハブ住居たち。これは全米で広く利用されている「Pallet」社のシェルターで、高い耐久性を持ちながら、安価で持ち運びやすく、容易に組み立てられるのが特徴だ。
居住者を元気づけること、1つの村としてまとまり感を出すことを目的に、このようなカラフルな色合いが選択されているという。
快適な暫定住居と社会復帰支援を提供
村に40戸設置されているプレハブ住居は、それぞれベッド、冷暖房、机、窓、コンセントを完備し、1戸につき1〜2人が居住可能。共有スペースにはシャワー、トイレ、ランドリーサービス、食事や集会のスペース、さらにペットの遊び場まで設けられている。
居住者にはメンタルヘルスケアと職業訓練および職業紹介サービスも提供し、6か月以内に恒久的な住居を得られるよう支援する。
これだけ充実した施設でありながら、設計から建設までにかかった期間はわずか13週間。また、ほぼデッドスペース化していた特殊な形状の敷地を有効活用している点も画期的だ。
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ホームレスと都市のデッドスペースを減らせる新たなソリューションとして、これから世界に広がっていくかも?
Hope of the Valley