※bouncyではアフィリエイト広告を利用しています。記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がbouncyに還元されることがあります。
過去の人気記事を再投稿中!
新型コロナウイルスの流行以降、あらゆる面で非接触でのコミュニケーションが求められている。今や私たちの生活にすっかり普及しているタッチディスプレイも、パンデミック社会においてはリスクの温床だ。
そこで需要が高まっているのが、ディスプレイを非接触で操作できるバーチャルタッチテクノロジー。
多くの企業で開発が進められているが、なかでも韓国のスタートアップが開発した「Vtouch」は、世界最大級の家電・技術見本市イベント「CES 2021」でイノベーションアワードを受賞し注目を集めている。
ディープラーニングテクノロジーで指すポイントを正確に認識
「Vtouch」は、3Dカメラでとらえたユーザーの動きをディープラーニングテクノロジーによって高度に分析し、ユーザーが指しているポイントを正確に認識する。
この技術によって、直接触れなくても従来のタッチディスプレイと同様に機能させられるようになる。操作に対する画面表示の遅延も発生しないという。
また、「Vtouch」はユーザーの指だけでなく目の動きも分析するため、ディスプレイから距離があっても操作可能。車椅子利用者や子どもなど、タッチするには身長が足りなかったユーザーでも操作できるようになる。
導入は専用カメラをディスプレイ上部に設置するだけ
そして「Vtouch」のもう一つの大きな利点は、導入が非常に簡単なこと。
タッチディスプレイの上部、1.2メートル以内の距離に「Vtouchカメラ」を設置し、ディスプレイとUSBケーブルで接続するだけ。最大65インチサイズまでのあらゆるタッチディスプレイが非接触で操作できるようになる。
商業施設や公共の場のタッチ型案内表示はもちろん、自動車のディスプレイや自宅のテレビ、パソコンなど、さまざまなシチュエーションで活用が期待されている。
「Vtouch」は株式会社ネクスティエレクトロニクスから日本向けに販売されていて、問い合わせフォームから連絡すればカスタム仕様に合わせて注文可能だ。
・ ・ ・
触って操作するディスプレイが過去の遺物になるのも、そう遠くなさそうだ。
VTouch, Inc.