ベランダで気持ちよく過ごすには、プライバシーの確保が大切です。そこで、シェードやフェンス、ラティスといった目隠しアイテムでベランダをアレンジしましょう。

ベランダの目隠しアイテムには、商品によって日差しや風よけ、防犯対策としても有効なものや、おしゃれな見た目でベランダに彩りを与えてくれるものなどさまざまです。

この記事では、賃貸でも使いやすいリフォームなしでベランダの目隠しができる商品とアイデアを紹介します。ぜひ参考にしてください。

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まずは人気メーカーの売れ筋商品、ベランダの目隠しアイテム11選

賃貸のベランダでも目隠しはできる？

賃貸・分譲問わずマンションやアパートのベランダは「共有部分」なので、消防法により禁止行為などのルールが定められています（※）。戸建てのベランダであれば目隠しのためにリフォームするという手もありますが、賃貸マンションではそれが難しいことも多いでしょう。

そこで役立つのが、ベランダを手軽に目隠しできるアイテムです！

最近は目隠しシートやパネルなど専用の商品が数多く発売されているので、業者に頼まなくても個人で簡単に対策できるようになりました。専用アイテムであれば原状回復も簡単にできるので、賃貸のベランダでも活用できますよね。

また、見た目にこだわるならDIYもおすすめ。おしゃれに活用している実例のなかには、木版やすのこなどを使って自作している方も多いです。

記事の後半では賃貸でもできるDIY実例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※マンションやアパートのベランダでの禁止行為やルールについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

ベランダの目隠しアイデアにはどんな種類がある？

アイデアは色々ありますが、使われることが多いのは以下12種類のアイテムです。

それぞれ細かく特徴を見ていきましょう。

① 目隠しシート（シェード）

まず一番に挙がるのが、目隠しシート（シェード）を使う方法です。デザインやサイズが豊富で、上から吊るすタイプはサンシェードとしても使うことができます。UVカット加工されているものがほとんどなので、特に夏場は日差し対策に重宝するでしょう。

ニトリやカインズなどお馴染みのショップで取り扱いしていることも多く、手に入りやすさが魅力です。

ベランダの手すり（柵）に横に括りつけて使うタイプもあり、用途によって使い分けができます。横につけるタイプであれば、落下防止やペットの安全対策にもなりますよ！

② 目隠しパネル（パーテーション）

パネルやパーテーションは、置くだけで良いため気軽に使用できます。隣から見えないように仕切りとして活用するのも良いでしょう。

スペースに余裕のある広いベランダであれば、蛇腹式のタイプもおすすめ。インテリアのアクセントとしても使えるので、ベランダカフェやベランダごはんの時間を盛り上げてくれるでしょう。

③ 目隠しパネル（アクリル板）

ベランダにアクリル板を使うメリットは、日当たりをさえぎらないことです。衝撃に強く、雨や日差しへの耐性があるので、目隠しパネルとして活躍してくれるでしょう。

一方で、シェードやラティスなどに比べると風通しが悪くなるのがデメリットです。風除けになる反面、台風などの突発的な強風によっては破損の恐れもあるので、設置する際は十分注意しましょう。

④ ポリカーボネート 平板

ポリカーボネート 平板は、手すり部分が半透明のパネルになっているベランダであれば、日当たりを確保しながらもプライバシーを守ることができます。

もし備え付けの手すりが柵になっている（大きく隙間が空いている）のであれば、DIYでポリカーボネート板を取り付けるのもおすすめです。ポリカーボネート板はアクリル板と同じく水や光に強く、アクリル板よりも耐久性が高いのが特徴です。そのため、雨よけや日除けにもなり、風に強いといった利点があります。

⑤ 目隠しフェンス（柵）

「フェンス」とはつまり「柵」のこと。ベランダの目隠しに使われるフェンスは主に、細長い板が縦に並んでいるパターンと、横に並んでいるパターンがあります。

サイズやデザインが豊富で、素材も木製、アルミ製、樹脂製など様々。すのこや木板を使ってDIYする方も多い定番のアイテムです。

⑥ ルーバー

ルーバーは、細長い羽板を平行に並べて作られたフェンスのようなもの。建築では日除けや雨除け、通風などのために使われることが多いですが、ベランダの目隠しにも最適です。

斜めに隙間が空いているようなルーバーであれば、外からの視認性を低下させてくれる効果は高いでしょう。

⑦ ラティス

ラティスは、格子状に組まれた木製のフェンスのことです。DIYやガーデニングにもよく使われていて、ダイソーなど100均やホームセンターでも手軽に手に入る便利なアイテムです。

ラティス自体には隙間が開いているので、植物や雑貨を組み合わせてベランダの目隠しとして使う方が多いです。

⑧ すだれ

夏の日差し除けに昔から定番のグッズである、すだれもおすすめです。風通しが良く、比較的安価なのが特徴。和風なインテリアにはもちろん、黒などを選べばインダストリアルインテリアにもマッチしますよ。

⑨ カーテン（布）

ベランダカフェなどをしている間の一時的な目隠しであれば、レースのカーテンや大きな布なども便利です。ベランダカーテンや布を屋根から吊るしたり、物干し台に括りつけたりすることでシェードと同じように使うことができるでしょう。布ならシェードやすだれなどと併用して、後付けもできます。

ただし、UV加工や耐水性の無い布の場合は出しっぱなしにできないので、設置や片付けの手間があります。

⑩ タープ

キャンプに欠かせないタープは、日除けや雨除けのために使う布（シート）のこと。ポリコットン（ポリエステル＋コットン）と呼ばれるTC素材のものが主流です。

耐水性や耐久性に優れているので、屋外の使用には最適。ベランダの屋根代わりにもなります。

⑪ 植物

ベランダをおしゃれに彩る植物も、置き方によっては目隠しとして使うことができます。大きな木や植物にこだわらなくても、鉢の置き場所や高低差で視線をさえぎる役目をしてくれるでしょう。

マンションのベランダに植物のプランターを置く際は、規約を守り、落下防止対策をするようにしてくださいね！

⑫ パラソルやアウトドアグッズ

パラソルや、テントなどのアウトドアグッズも活用することができます。

マンションだとルールがあるため大型のものだとなかなか難しいかもしれませんが、広いバルコニーのあるお家であればパラソルでバカンス気分を味わうのも良いですね。

ベランダの目隠しアイテムの特徴まとめ

こちらは、目隠しアイテムを特徴別にまとめた分布図です。横軸は風通しが良い⇔悪い、縦軸はデザインがシンプル⇔おしゃれ（個性的）です。

おしゃれ寄りなものはベランダインテリアのポイントになり、シンプル寄りなものは景観に溶け込んでくれるでしょう。風通しが良くないものは、逆に言えば風除けとして効果を発揮してくれるアイテムでもあるので、環境や用途によって選んでみてください。

ベランダの目隠しDIY実例

ホームセンターや100均アイテムを活用した、ベランダDIYが人気です。そのなかでも、フェンスやラックなどベランダの目隠しに使えそうなDIYアイデアを集めました。

植物や台などを活用したシンプルな実例

植物や台などを活用して、目隠しをしているおしゃれなベランダ。フェンスにはプラントハンガーをつけ、上手く鉢を吊るしてベランダの隙間を埋めています。

バルコニーシェードで隣から見えないように！

ベランダの天井部分からシェードをし、その隙間を綺麗な花々で目隠ししています。向かいのマンションからの目線が気になる方は、この実例がおすすめ。

シェードさえ取り付ければ十分目隠しできるので、これなら真似できそうですね。

狭めのベランダでもおしゃれに可愛く

すだれや飾り、植物を取り付け、上手に目隠しにしているアイデアです。狭いベランダでも、小さな机やソファを配し、アイデア次第でこんなにもおしゃれにDIYができる実例です。

今回紹介した商品の一覧

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