コスパ最高!おすすめのメバリングロッド 20選
メバルをルアーで狙うメバリング。堤防や漁港、海釣り公園などで手軽に楽しめるので、釣りの初心者から中・上級者まで多くのファンがいます。その一方で、メバリングにどんなロッドを使えばいいのか迷っているアングラーも大勢います。
そこで今回は、釣具総合メーカー大手のシマノとダイワ、さらにルアーフィッシング専門メーカーからリリースされている代表的なメバリングロッドを厳選して紹介します。
目次
メバリングとは?
メバルは、釣魚のなかでも食味のよさに定評がある白身魚で、アングラーにも人気の的です。古来からの餌釣りのほかに、近年ではルアーを使った「メバリング」がブームになっています。
メバルは、ほぼ年間を通して釣れます。中でもハイシーズンは初冬から春。通常、冬季は釣りのオフシーズンといわれますが、メバリングなら十分に楽しめるでしょう。
メバリングは、とても繊細な釣りです。メバルは小型のロックフィッシュ(根魚)で、大きいものでも30センチ程度。また、とても警戒心が強いので、メバリングのタックルは、軽いロッドで軽量のルアーを使うのが一般的です。ルアーは、1g前後のジグヘッドにワームを刺したり、小型プラグを使ったりします。
だからこそ、メバリングではロッドの選び方が釣果を大きく左右します。たとえば、ショートバイト(微かなアタリ)をとらえる感度の高さや、メバルが潜むポイントを広く探るための遠投性能などがロッドに求められるのです。
メバリングロッドの選び方
メバリングは、堤防や漁港などの身近な場所でルアー釣りをする「ライトソルトゲーム」に属します。したがって、メバリングロッドは、ライトソルトゲーム用のロッドから選ぶことになります。なかには「メバル専用」を謳っているモデルもありますが、アジング(アジのルアー釣り)と兼用できるロッドも少なくありません(メバリングロッドとアジングロッドの違いについては後述します)。
そこでまず、メバリングロッドを選ぶときの基本を押さえておきましょう。
ロッドの長さは「操作性」と「遠投性」のバランスで決める
ルアーロッドの長さは、フィート(ft)かメートル(m)で表されています。メバリングロッドは、おおむね6フィートから9フィートぐらいまで。基本的には、短いロッドは取り回しがよく、長いロッドは遠投性能が高いといえます。
操作性を優先するなら6フィート程度
6フィート前後のショートロッドは、感度がよく、操作性にも優れています。軽量のジグヘッドやプラグを扱いやすく、メバルが潜む岩場などをピンポイントで攻めることも容易です。堤防や漁港での釣りや、ボート釣りに適しています。その一方で、遠投性能は低く、足場の高い釣り場では扱いにくいのが難点です。
汎用性を重視するなら7フィート程度
軽量のジグヘッドやプラグを主に使いながら、ときにはキャロライナリグやフロートリグを使って遠投もしたいなら、7フィート前後のロッドが最適です。これからメバリングを始めようという人にもおすすめ。なかでも、7.6フィートのロッドは標準的な長さとして認知されています。
遠投性を優先するなら8フィート程度
8フィート前後のロングロッドは、遠投性に優れているのが最大の特徴。ジグヘッドやプラグだけでなく、仕掛けが長くて重いキャロライナリグやフロートリグを使った遠投もできるからです。また、ロングロッドは、足場が高い釣り場や風が強い日でもルアーを扱いやすいのも強み。その反面、取り回しなどの操作性ではショートロッドに比べて劣ります。
ロッドの硬さは「適合ルアー」をもとに決める
ロッド選びでは「硬さ」も重要なポイントです。なぜなら、ロッドの硬さによって、扱えるルアーが決まってくるからです。ロッドの硬さは「ロッドパワー」とも呼ばれます。
硬いロッドは、キャロライナリグやフロートリグといった重いルアーを遠投したり、大型メバルとファイトしたりするときに有利ですが、ジグヘッドなどの超軽量なルアーをキャストするには適していません。一方、軟らかいロッドは、軽いルアーを操るのには適していますが、重いルアーを投げると破損してしまうおそれがあります。
ルアーロッドの硬さは、軟らかいほうから順番に、UL(ウルトラライト)、L(ライト)、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)、XH(エクストラヘビー)と分類されています。メバリングロッドについては、ULからMLが主流になっています。
ただ、こうした表記(UL〜XH)は、ロッドメーカー各社の間で統一規格ができていません。あくまでも、ロッドの硬さを示す目安として考えてください。より正確にロッドパワー(硬さ)を知るには、適合するルアーウェイトを確かめなければなりません。適合ルアーウェイトは、各ロッドのスペック表に記載されています。
メバリングロッドでは、次のような基準で適切な硬さを見極めてください。
メバリングロッドでは「穂先」も重要なチェックポイント
繊細な釣りであるメバリングでは、穂先もロッド選びの重要なカギになります。ルアーロッドの穂先は「ティップ」と呼ばれ、2種類に大別されます。
メバリングロッドでは、多くのモデルでチューブラーティップとソリッドティップの2タイプが用意されています。どちらを選ぶか悩ましいところですが、ジグヘッドだけでなくプラグなど幅広いルアーを使うならチューブラー、軽量ジグヘッドをメインに使うならソリッドを選ぶという考え方が一般的です。
また、食い込みがいいソリッドティップが初心者向きといわれますが、チューブラーティップのほうが汎用性があり、「最初の1本」にはうってつけだという考え方もあります。
最近では、チューブラーの張りを備えた、しなやかな「ソリッドタイプ」も発売されています。最終的には、アングラーの好み(釣りのスタイル)によるところが大きいでしょう。
なお、チューブラーとソリッドのほかに、「メタルトップ」と呼ばれる新しいタイプも登場しています。これは、チューブラーティップとソリッドティップがカーボン素材であるのに対して、チタン合金を使っており、非常にしなやかでありながら抜群の感度です。しかし、技術開発の途上にあるため市販品は少なく、値段も高い。現在は、ハイエンドモデルにしか搭載されていません。
釣りのスタイルに合わせてロッドの「調子」を選ぶ
ロッド選びでは、穂先(ティップ)と同様に、竿の調子も重要なポイントになります。ロッドのどの部分から大きく曲がるのか、その「しなり具合」を表しており、ルアーロッドでは「テーパー」と呼ばれています。ロッドのスペック表には記載されていないこともありますが、実物を手にとってみたり、販売店やメーカーに確認したりするといいでしょう。
ルアーロッドのテーパーは3つに大別されます。
ファーストテーパー
穂先に近い部分から曲がります。ルアーにアクションが伝わりやすく、細かくルアーを動かせるのが最大の特徴です。また、重いルアーをキャストすることもできます。しかし、超軽量のルアーをロッドの反発力を使って遠投するのは難しいです。
スローテーパー
ロッド全体が緩やかに曲がります。食い込みがよく、超軽量ルアーでもキャストしやすいのが特徴です。しかし、細かくルアーにアクションをつけたり、重いルアーを遠投したりするには不向きです。
レギュラーテーパー
ファーストテーパーとスローテーパーの中間で、竿の真ん中付近で曲がります。キャストするルアーを選ばず、獲物をバラしにくいのが魅力です。ただ、ファーストテーパーほどの感度はなく、スローテーパーのような食い込みのよさも期待できません。
繊細な釣りであるメバリングでは、一般的にファーストテーパーを採用しているロッドに人気があるように感じます。
扱いやすさを考えてロッドの「自重」もチェックする
ロッド選びでは、ロッドの重さ(自重)にも気を配りたいものです。繰り返しルアーをキャストするので、わずかな自重の違いでも疲労の度合いは大きく異なります。また、長さと硬さが同じなら、より軽いロッドのほうが感度がいいといえます。
ロッドの自重は長さだけでなく、ブランクスの素材やガイドの設計によっても変わります。最もわかりやすいのは、ブランクスの素材。ルアーロッドは、カーボン繊維とグラス繊維でできていますが、カーボン素材の比率が高くなればなるほど軽量化されます。一般に高価なロッドほど軽量化されているので、予算の範囲内でできるだけ軽いロッドを選ぶのが原則です。メバリングロッドの場合、自重100gを超えると、やや持ち重りを感じるかもしれません。
ただし、軽ければ軽いほどいい、というわけでもありません。ハイエンドモデルのなかには、感度と操作性を極限まで高めるために、強度を犠牲にしているものもあるからです。ロッドの扱い方に慣れている上級者なら心配ありませんが、初心者は取り扱いに注意が必要です。
携帯性を考えて「継数」をチェックする
メバリングロッドを選ぶときは、継数も考慮したほうがいいでしょう。メバリングロッドの多くは、センターカットの2ピースモデルですが、より携帯性を重視したパックロッド (モバイルロッド)もあります。
パックロッドは、2つのタイプに大別されます。
ジョイント式のマルチピース
ロッドが3本以上に分割されているタイプ。2ピースモデルに比べて感度や強度は若干劣りますが、電車やバスなどで釣行する人にはおすすめです。
振出式のテレスコピック
竿先が内部に収納されるタイプ。ジョイント式よりもさらに携帯性に優れ、リュックやバッグに入れて釣行する人におすすめです。また、入れ子構造になっているため、ガイドにラインを通したまま縮めることができるのも魅力。ただし、ジョイント式に比べて、感度や強度はやや劣る傾向がみられます。
従来、パックロッド は感度や強度が落ちるといわれていましたが、最近では高性能、高機能のモデルも多数リリースされています。
シマノのおすすめメバリングロッド6選
「シマノ」は、言わずと知れた大手総合釣具メーカー。メバリングロッドでは、「ソアレ」シリーズを中心に数多くのモデルがラインナップされています。代表的なモデル&アイテムを紹介しましょう。
「ソルティーアドバンス」は、対象魚別のラインナップが特徴のソルトルアーロッドシリーズ。「メバル」のほかに、「シーバス」「エギング」「アジング」など全9釣種のアイテムが揃っています。
実売価格は1万円を切り、ブランクスは軽量でシャープな振り抜けが可能。ガイドもライントラブルを抑止する「オールKガイド」を搭載しています。上位モデルと比べれば感度や自重の点で劣りますが、メバル専用ロッドは繊細なアタリに追従する柔軟さを備えています。メバリング入門者にはピッタリ。
このロッドは、オールラウンドに活躍するチューブラーティップですが、食い込み性能を重視したソリッドティップもラインナップされています。
「ソアレBB」は、ソアレシリーズのエントリーモデル。価格はリーズナブルですが、上位機種で採用されているリールシートを搭載し、同時にコンパクト設計によって、手とリールシートとの接触面を減らすことで、高感度のロッドに仕上がっています。 また、上位機種に比べると「尖りすぎていない」調子に設計してあるので、初心者にも使いやすいでしょう。
このロッドは、使用するルアー(リグ)を問わない汎用性の高さが最大の魅力。軽量ジグヘッドからスプリットショット、フロートリグ、小型プラグ、さらにはメタルジグまで幅広く対応します。
「ソアレSS」は、ソアレシリーズの中位機種。各アイテムに明確な個性をもたせ、性能をブラッシュアップさせているのが特徴です。フィールドやコンディションに合わせた攻め方ができるでしょう。
このロッドは、しなやかで強度の高いソリッドティップを採用しており、軽量リグとの相性は抜群。堤防や港湾などでスレたメバルを、1g以下のジグヘッドで攻めるときなどには最適です。ただし、重いルアーは扱いにくいでしょう。
「ソアレCI4+」は、ロッド全体にクッション性を備えた高性能モデル。ブランクスやリールシート、ガイドにシマノの先端技術が投入されており、しなやかさとブレのない操作性が両立しています。
このロッドは、適合ルアーウェイトの幅を活かして、多彩なリグで攻めることが可能。また、足場が高い状況でも使いやすいレングス(長さ)があります。
「ソアレ エクスチューン」は、高感度と操作性が抜群の上位機種。微かなアタリも早い段階でとらえることができます。また、自重が小さく振り抜けがシャープなので、7フィートのロッドを使っても、5フィート台のロッドを使っているような感覚です。
このロッドは、しなやかなチューブラーティップを搭載しているため、軽量ジグヘッドからスプリットショット、フロートリグ、小型プラグ、さらにはメタルジグまで幅広く対応。さらに、バイトに追従しながらアタリを感知し、効率よくフッキングを決めることができます。
「ソアレ リミテッド」は、ソアレシリーズの最上位機種。シマノ最先端技術が総動員された高性能ロッドです。そのなかでも、このロッドは注目のアイテム。ソリッドティップ2本が標準装備された変則的3ピースモデルです。
抜群のしなやかさがありながら、軽量ジグヘッドからプラグまで使え、しかも極めて高感度。また、ティップを「73」から「76」に変更すれば、重いリグを遠投することも可能です。
ダイワのおすすめメバリングロッド6選
シマノと双璧をなす「ダイワ」からは、「月下美人」シリーズを中心に多彩なモデル&アイテムがラインナップされています。
「メバリングX」は、ダイワのトップブランド「月下美人」につながるメバリングロッドのエントリーモデル。リーズナブルな価格ながら、ブランクスの最外層をX状にカーボンで締め上げる強化構造などが採用されており、基本性能は十分です。
このロッドは、ジグヘッドはもとより、プラグもスムーズに使えるチューブラーティップ。メバリング入門にはうってつけといえるでしょう。
「20 月下美人 メバル」は、2020年9月にデビューしたメバリング入門ロッド。「月下美人」史上、最もコスパが高いと評判です。上位機種に採用されているテクノロジーが搭載され、初心者はもとより、ロッドの入れ替えを検討している中級者からも注目されています。
このロッドは、しなやかなソリッドティップのオールラウンドモデル。使用頻度が高い軽量ジグヘッドや小型プラグをスムーズに遠投できます。
「月下美人 MX」は、上位機種に肉薄する感度と操作性が持ち味。軽量・高強度の素材にネジレを抑制する強化構造を組み合わせたブランクスは、粘りと張りを兼ね備えています。ルアーの操作性やキャストの正確性に優れ、大型メバルの引きもロッドで吸収できるでしょう。
このロッドは、ジグヘッドやプラグの操作性にたいへん優れたアイテムです。
「月下美人 MX モバイル」は、「月下美人 MX」のモバイルモデル。ジョイント式の5ピースながら、強度・感度ともにパックロッドとは思えないほどの高水準です。
このロッドは、操作性に優れたショートモデル。ジグヘッドやプラグを巧みに操ることができます。ボートからのメバリングにもうってつけ。仕舞寸法は、50センチに満たないので、バッグに忍ばせておくこともできます。
「月下美人 AIR AGS(メバルモデル)」は、2020年9月にデビューしたハイエンドモデル。ダイワ史上、最も軽いメバルロッドとして注目を集めています。最新技術による軽量化と高感度化で、キャストフィールや操作性などが飛躍的に向上しています。同時に、張りのあるブランクスは大物にも負けないパワーをもっています。
このロッドは、フロートリグなどの遠投に適したロングモデル。また、竿の調子はファーストテーパーで、従来のリトリーブ(ただ巻き)スタイルの釣りはもちろん、流れに乗せるドリフトスタイルでも快適です。
「月下美人EX AGS」は、ダイワのメバリングロッドの最高峰。軽量、高感度でありながら、ほどよい張りと粘りをもち、幅広いルアーを快適にキャストできます。30センチを超える大物(尺メバル)の引きも、しっかりとタメることができるでしょう。
このロッドは、数少ないメタルトップが採用されたアイテムです。カーボン素材のティップとは、比べものにならない感度のよさがあります。また、ブランクスのしなやかさと張りによって、ジグヘッドやプラグを巧みに操ることができます。
ルアーフィッシング専門メーカーのおすすめメバリングロッド8選
大手メーカーだけでなく、ルアーフィッシング専門メーカーからも魅力的なメバリングロッドが数多くリリースされています。ここでは、品質に定評がある有力メーカー3社(メジャークラフト 、アブガルシア、ヤマガブランクス )の人気モデル&アイテムをピックアップしています。
「ファーストキャスト」は、誰もが手軽にルアーフィッシングを楽しめる「心地よい使用感」をコンセプトにしたソルトルアーフィッシングのエントリーモデル。徹底的に無駄を省き、メバリングロッドの基本性能を充実させています。
このロッドは、食い込みのいいソリッドティップを採用しており、1~2gのジグヘッドを使うのに最適です。まさに「最初の1本」にうってつけ。
「NEW ソルパラ X」 は、初心者向けの人気モデル。リーズナブルな価格ながら、キャストフィールや操作性に優れています。上質なカーボン素材を使い、グリップ形状やガイドセッティングなどの細部にまで強いこだわりが見られます。
このロッドは、ジグヘッドを用いたメバリングのベーシックモデルといえます。食い込みのいいソリッドティップなので、初心者でも扱いやすいでしょう。
「3代目 クロステージ」は、フロートリグのキャストに適したモデル。沖目のポイントを攻略したり、大型のメバルを狙ったりするベテランアングラーに人気です。
このロッドはロングキャストが容易。ゴロタ場や遠浅の藻場などへの大遠投が可能です。大型メバルを狙えるチャンスも広がります。
「クロスフィールド」は、専門ロッドの機能をもたせながら、さまざまなフィールド・釣り方・魚種を狙えるロッドシリーズ。
メバリングをはじめとしてアジングやロックフィッシュ(根魚)釣りなども楽しめる万能型ロッドです。
「ソルティースタイル メバル」は、手軽にルアーフィッシングが楽しめる「ソルティースタイル」のメバリングモデル。リーズナブルな価格ですが、ブランクスやグリップ、ガイドには最新パーツが採用されており、感度や軽さなど基本性能は十分。
このロッドはチューブラーティップで、繊細なアタリを瞬時にとらえる高感度モデルです。1g前後のジグヘッドはもちろん、ハードルアーも扱いやすい標準的なスペックです。
「エラディケーター リアルフィネス」は、究極の軽さと感度を追求したハイエンドモデル。上質のカーボン素材で構成されたブランクスに、高品質のガイドを搭載しています。
このロッドは、メバリングに特化したアイテム。ソリッドティップながら鋭い感度があり、微かなアタリもフッキングさせます。とくに、ジグヘッドの「ただ巻き」で真価を発揮し、どんなショートバイトでも容易に掛けることが可能。超極細ラインとの相性も抜群です。
「ブルーカレント」は、軽量・遠投性能・強度というロッドの基本性能を徹底的に追求した人気シリーズです。
このロッドは、0.5~3gというメバリングで使用頻度の高いルアーに対応した、ジグヘッドでも飛距離を伸ばせるショートモデルです。また、入念にテーパー(調子)がチューニングされたブランクスによって、微小なアタリに対しても積極的にアワセることが可能。警戒心の強いメバルにも違和感を与えません。
「ブルーカレント TZ/NANO」は、ヤマガブランクスのフラッグシップモデル。研ぎ澄まされた感度にシャープでブレのないキャストフィール、さらにロッドがしなることで発動するパワーが融合しています。
このロッドは、ジグヘッドをメインに小型プラグ、軽量リグの巻き物に特化したモデル。アクション重視ではなく、流れの強弱や前アタリなどの繊細な変化を感知する能力に優れています。そしてヒットしたあとは、ロッド全体が曲がりながらランディングに持ち込みます。
アジングでも使えるメバリングロッド とは?
メバリングロッドをほかのルアー釣りにも流用したいと考える人は多いと思います。たとえば、シーバス釣りやチニング(クロダイ釣り)、エギング(イカ釣り)などで使うのです。
しかし、繊細な釣りであるメバリングに最適化されたロッドは、汎用性が高いとはいえません。激しいシャクリが必要な釣りや、引きが強い大物とのファイトには向きません。
ただし、アジング(アジのルアー釣り)は別。メバリングと同様のライトソルトゲームであり、ロッドの特徴にも共通点がたくさんあります。どちらも軽量のルアーを巧みに操る必要があるため、ロッドは高感度で自重が小さくなっているのです。
とはいえ、アジングロッドとメバリングロッドでは、微妙な違いがあることも事実。たとえば、ロッドの硬さ。アジングロッドは、メバリングロッドと比べると、やや硬め。それは、ルアーに細かいアクションをつけなければいけないからです。一方、メバリングロッドは、アタリを弾きにくい軟らかなロッドに仕上がっています。
また、ロッドの長さでは、アジングロッドよりメバリングロッドのほうが、やや長くなっています。なぜなら、岩場などに潜ろうとするメバルの習性に対応できるだけの長さが必要になるからです。
アジングへの流用を前提にメバリングロッドを選ぶなら、1g以下の軽量ジグヘッドが使えて、同時に5g以上のプラグも扱えるものがおすすめです。またアジングでは6フィート未満のショートロッドを使うことも珍しくありませんが、メバリングとの兼用は難しいでしょう。
まとめ
今回は触れませんでしたが、世の中には非常に高価な極上メバリングロッドもあります。釣りの腕前を磨いたら、手にとってみるのもいいでしょう。まずは、この記事を参考に最適なメンバリングロッドを見つけていただければ幸いです。
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