〈2024年〉完結済みおすすめ漫画20選、面白くて大人に人気の名作ばかり
漫画の世界は、想像力と創造性が交差する場所です。名作や話題になった漫画作品は数多あり、すでに多くの人の心をつかんで離しません。
今回は、感動から笑い、冒険からロマンスまで、多彩なジャンルの中から厳選したおすすめ完結済み漫画を紹介します。
ぜひ魅力あふれる漫画の世界に足を踏み入れてみてください。
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完結済み漫画のおすすめ話題作・名作
まだ読んでいない作品がある人は幸せです。ぜひ手に取ってみてください。
大人向けアクション漫画といったらガンツは外せません。少年漫画にはないグロテスクさや容赦のない描写、特に劇場版CG映画化された大阪編のバイオレンスな展開は必見です。作中のガジェットデザインも洗練されていて目を楽しませてくれます。
未読の人はぜひ手に取ってみてください。
エンディングに賛否両論ある作品ですが、ホラー映画の王道展開をなぞりつつ圧倒的な加速感があります。人が集まっているところにゾンビ感染者が現れて感染を広げていく描写など、最近の世相にも通じるゾンビパンデミックものだと言えるでしょう。
もしコロナがゾンビ化するウイルスだったらこんな世界になっていたかもしれませんね。
漫画の神様、手塚治虫による未完の大傑作。時間と空間を超えたカルマの物語が読者を圧倒します。子供の頃に学級文庫などで読んだきり、という方も多いかと思いますが大人になって読むとその凄さが100倍くらい感じられます。
不朽の名作であるのは間違いない作品なのですが、キャラクターに憑依した作者の情念や主張が赤裸々に開陳されているのでその主張にうなずけない部分も出てくるかと思います。
火の鳥の価値観に対して疑問を持てる読者。それが大人の漫画読みだといえるでしょう。
本作ではGHQ的な自虐史観や日本は戦争するしかなかった、という大きな日本の物語を描くのではなく、すずさんという一人の女性を通して戦争の時代を描いています。
ファシズムの時代、戦争下の日常は厳しいものでしたが、毎日つらいことしかないというわけではありません。日常のちょっとした喜びを描きつつも、しかし戦争による決定的な喪失と再生を描いています。
とにかく手に取ってみてください。複雑な感情が胸にあふれるでしょう。
いわゆる戦後漫画の大傑作。「この世界の片隅に」と並び戦中・戦後の空気感を描けた作品はないと言っていいほど素晴らしいです。
戦中・戦後漫画としてはだしのゲンが有名ですが、あくまでも時代翻弄される少年目線でした。こちらは大人の目線なので大分見える世界が異なります。戦後のヤミ市やそこに力強く生きる様々な人々。
しかし物語を貫くのはきわめて個人的な感情です。戦争状況下で自分が取った行動によって発生した様々な状況に対する贖罪と禊。
大きな物語としての国家間の戦争を断罪するのではなく、等身大の戦争とその結末を描いているのです。しかし決して辛気臭く説教じみた漫画ではありません。
是非一気読みしてみてください。
孤独のグルメといえば松重豊さんのテレビドラマの方が有名になってしまいましたが、原作も手に取ってみてください。マッチョで少し皮肉屋な井之頭五郎にびっくりするでしょう。
誰もが毎日行う食べるという行為に伴う感情が生き生きと描写されており、おじさんしか登場しない漫画なのですがぐいぐい読めてしまいます。作画も素晴らしく当時の情景が伝わってくるようです。
2巻完結なので場所を取りません。ぜひ手元に置いておきましょう。
グルメ漫画の極北です。孤独のグルメが日常の延長にあるとしたら本作はトリビアもの。いわゆる萌え系漫画の文脈で描かれていますがその内容は本格的です。
なにしろ料理のテーマが社会主義(共産主義)体制下のロシアや東ドイツです。「死んだおばあちゃん」という酷い名前の料理やまるで見たことのないお菓子など、日本では全く知られていない食べ物が次々に紹介されるので、好奇心が刺激されます。
是非手に取ってみてください。
薬や設備がととのわない江戸時代に、現代医学を持ち込んで様々な歴史に介入していきます。
まさに「俺ツエー」や「チート能力」的な展開なのですが、プロットと描写の分厚さからご都合展開がなく読者を萎えさせません。
異世界転生の内政もの作品などは、本来JINのような作品を書きたかったのかもしれないと思わせるほどの傑作です。
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金と銀 1
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賭博で裏社会を成りあがれ!
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賭博黙示録カイジやアカギと並ぶ福本作品の代表作。ギリギリの心理戦と熱い人間描写が迸る賭博漫画の傑作です。
大金を賭ける、人生を勝ち取っていくという勝負師の生き方は意見が分かれますが、自分の命を濃密に味わってこそ人生とする価値観にはロマンを感じます。
作品年代的にバブル破綻直後の作品なので動く金額が凄いです。こういったスケールでお金が動く作品とここ最近のこぢんまりとした作品を見ると時代は変わったな、と感じます。
生活力がなかったり、人格的に破綻している男性(だめんず)ばかりを好きになってしまう女性を取材した作品です。いわゆるワイドショー的な内容なので好きな人にはたまらない作品ですが、子供は閲覧注意です。
基本的に女性目線で「こんな酷い男にひっかかってしまった!」という被害者的なスタイルを貫きながらも、わかっちゃいるけどやめられない女のサガ。とにかく酷い男女交際をゴシップ的に楽しめます。
全20巻で完結していますが、まとめ読みすると「なぜこんな男が結婚できるのか」と不思議な気分になるでしょう。
吾妻ひでお先生による実録漫画。漫画が書けなくなって突発的に失踪した筆者がどうやって暮らしていたのか事細かに描かれています。浮浪者としての生活をしたり、ガス工事会社に住み込みで働いたりと、身分証明書も住所もない状態でも意外と生きていけるのにびっくりします。
このコロナ禍の中、人生が行き詰っていると感じる人は是非手に取ってみて欲しいです。本作から悲哀を感じられるのは大人だけでしょう。
これもまた大人でなければ読めない漫画の傑作です。失踪日記の続編で、アルコール中毒者として「アル中病棟」に入院した筆者の体験が細かく描かれています。
なぜ人はアルコールに溺れるのか、アルコール中毒になるとどうなるのか。
相当にシビアな状況ですがコロコロした絵柄と高度な漫画力により、誰でも読みやすくなっています。この手の作品はテーマが先行して漫画としてお粗末な作品が多いのである意味奇跡といえるでしょう。
お酒を飲まない人にとっても興味深い作品です。
全2巻、まさに閲覧注意のとんでもないエッセイ漫画。荒れた線やコマ割りが読者に鬼気迫ってくる怪作です。web系の漫画特にTwitterでは病み系の短い読み切り漫画が上がっては度々炎上したりリツイートされたりで拡散していますが、そんなレベルではない深みがあります。
躁鬱に幻覚、自傷。ボロボロの作者を支えるボビーの愛に感動します。物理的にも精神的にもグロい描写が大量にあるのでこの作品を読めるのは青年以上、大人だけです。18禁ではありませんが、子供には早すぎる内容でしょう。
いわゆるアンダーグラウンドな殺し屋漫画ですが、淡々とミッションをこなしていくのではなく一般人に溶け込もうとするところが魅力です。プロフェッショナルものでありながら、実力を隠して生活することで周囲とのギャップが生まれるコメディ要素が魅力です。
日本漫画史上、もっとも有名な殺し屋がゴルゴ13であるのは疑う余地がありませんが、全く違うアプローチでプロフェッショナリズムを描いている傑作です。
もはや古典の域に達したサスペンス・ミステリー漫画の大傑作。ドイツやチェコを舞台にしており、現地でも高い評価を獲得しました。
自分が助けた患者が善悪の彼岸の住人で大量殺人者だったら?連続殺人を止めるため、犯人を殺すのは許されるのか?そもそもその殺人犯が国家的なプロジェクトの哀れな被害者だったら?
読み手に解釈を委ねられるラストには賛否両論ありますが、2020年に読んでも全く古くありません。ちょっと前までスマホがなくても平気で暮らしていたんですよね。
三国志漫画といえば故・横山光輝先生の作品が有名ですが、主人公は主に蜀の劉備でした。しかし本作は、魏の曹操が主役。乱世の奸雄としてなり上がっていく姿が生き生きと描かれています。現実主義・能力主義・芸術への理解・宗教(儒教)との対立といった面が強調されているので、ある意味で織田信長的な曹操と言えるでしょう。
とにかくキャラクターの行動原理を徹底的に描写していくので英雄伝記漫画と呼んでも良いでしょう。
こちらは古代の日本にも似た不思議な世界を舞台にした作品です。本来の意味での「異世界もの」作品だと言えますが、「なろう」系のファンタジーとは一線を画します。
蟲という神にも精霊にも似た不思議な存在と人間との関わりを丁寧に描いており、人知の及ばぬ存在へ対する畏れが感じられます。ホラーではなく怪異譚というべき作品なので是非手に取ってみてください。
キャンパスライフ漫画の傑作です。恋愛や生き方などの青春のごちゃごちゃした悩みが凄まじい濃度に圧縮されているだけでなく、発酵トリビアの宝庫でもあります。
しかし決して学習漫画的な説教臭さはありません。ラブコメ要素がふんだんに盛り込まれているせいでしょう。酒造りをはじめとする各種発酵食品について知見が豊かになる名作です。
完結しているからこそ自信をもっておすすめできる傑作。リバイバルという時間巻き戻り能力を持つ主人公が連続殺人事件の謎を解く本作も先が気になって仕方がない作品です。リアルタイムで追っていたので連載中は先が気になってやきもきしました。
また舞台となる1988年という時代も大人読者にはリアリティをもって感じられるのでおすすめです。
プラネテスはSF漫画の大傑作です。大人の鑑賞に十分も耐える重厚なテーマはいつの時代でも通じるでしょう。アニメ版も大傑作なのですが、こちらは若干ストーリーが改変されています。どちらも素晴らしいクオリティなのでぜひご覧になってみてください。
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