人気整理収納アドバイザーのラベリング術「ガーリーテプラ」を使ってコミュニケーションも【Moovooモノ語り】
目次
Moovooモノ語り
その道の専門家や著名人が愛用品へのこだわりと、それにまつわる物語を綴る連載「Moovooモノ語り」。第25回は整理収納アドバイザーである梶ヶ谷陽子さんがプロとして仕事を始める前から欠かせない愛用品について語ります。整理収納をスマートにこなす生活の秘密が見えてきます。
一覧を見る子供と一緒に…整理収納にはラベリングが重要!
2011年に収納に関する資格を取った際に「定位置管理」の重要性を学んだので、当初から物の定位置を明確に表示するためのラベルライターを探していましたが事務的で武骨なものが多く、なかなか可愛いものに出会えませんでした。
2012年にプロ資格を取ったのですが、その前から家の中の環境を整える事が日課になっていて、仕方なくマスキングテープに手書きで書いて物の居場所が一目でわかるようにしていたのですが、字もヘタですし書くこと自体も面倒になってきちゃって…
子供と一緒に整理収納をするようにしていたので、当時幼稚園から小学校へ上がったばかりの子供と一緒に作るにも、全て手書きでは大変ですし。
ずっと探し続けていて出会えたのがキングジムの「テプラPRO SR-GL1 ガーリーテプラ」でした。とにかく見た目も可愛い!2014年の販売と同時に購入しました。
ガーリーテプラの文字入力はローマ字入力なので、子供が使えない…! そこで、簡単に使えるようにローマ字一覧表を作成しました。
英語も習い始めていたので、ABCに慣れてもらうには一石二鳥でした。
子供自身がシールを作れるようになってからはおもちゃ感覚で「ガーリーテプラ」を使ってくれるようになりました。
上手く使えるようになったのが嬉しかったのか、ある日『おかあさんだいすき』とテプラのシールでお手紙を作ってプレゼントしてくれました。とっても嬉しくて、いつも持ち歩いてる手帳に貼って元気をもらっていました。シールのお手紙なので貼って持ち歩けるのがいいですよね。
この「ガーリーテプラ」は可愛いフレームや、絵文字が多いので、子供も喜んで使うようになりました。
片付ける場所のシールを自分で作って楽しみながらすすんで出来るようになったのが嬉しいですね。『片付けなさい!』という小言がなくなりました。
大発見!子供が考える収納場所のネーミング
子供の目線で片付けが出来る事ってすごい事なんですよ。“自分の言葉”で場所を決めて収納場所に名前をつける事が大切なんです。
例えば、上着を片付ける引き出しに貼るシール。大人なら『トップス』や『上着』が思いつきますが、子供が作ったシールは『上に着る服』だったんです。
大人目線では思いつかないです。これはもう大発見でした!
子供自身の考える力もつくので、片づける場所も自分で把握していきます。
「ガーリーテプラ」を通じて、子供の考え方を知ることができて、私自身も学んだことは本当に多いです。
2代目「ガーリーテプラ」の可愛い絵文字を使って楽しく片付け
2台目に購入した「ガーリーテプラ」は携帯電話で撮った写真と連動できる「ピッとコード」という機能がつきました。
子供の成長記録に撮った、たくさんの写真も整理できるので活用しています。
絵文字や、可愛いフレームもさらに増えて、楽しく子供と使う事も増えましたね。
子供ってゲームが好きな子が多いと思うんですが、口うるさく時間を決めてやりなさいと言わなくていいように、ゲームを収納している箱に『時間を決めてやること!』というラベルを貼っています。ゲームを出すときに必ず目につくので。
まだ字が読めない小さな子でも、絵文字を使ったりすることでクマのぬいぐるみや、おもちゃを喜んで片付けてくれるようになりました。
家族のスケジュールも手作りカレンダーでコミュニケーションUP
スケジュール管理も、実は「ガーリーテプラ」を使っています。
家族共有のカレンダーを作り、息子は青色、娘はピンク、主人は緑、私は白、共通イベントは赤という風に色分けしてスケジュールボードにマグネットを貼っていきます。
色別にすることで、子供にもわかりやすく、習い事の日や、提出物、学校行事もうっかり忘れてしまう事がなくなりました。
私自身、特殊なお仕事なので、取材の日、撮影の日、執筆作業など細かな内容も「ガーリーテプラ」を使うと自分の言葉で作成できるので便利です!
自分のスケジュール帳と、携帯電話のスケジュール機能で管理していた時は、書くペンも色別にしたり、家族のスケジュールをその都度伝える事も大変でした。
どうにか各自でスケジュール管理が出来ないか考えて、「ガーリーテプラ」を使ったマグネットカレンダーを思いついたんです。
良かったなと感じることは、子供も親のスケジュールが一目でわかることや、家族旅行などのイベント前になると「もうすぐ旅行だね」なんて会話も増えて、子供の楽しみになっていることですね。
私が仕事に出る時は、主人に家のことも子ども達のこともお願いするのですが、燃えるゴミの日や、子供の習い事など本来口で伝えることをマグネットラベルで伝えることでスムーズに伝達できるようになりました。冷蔵庫に貼っておけば「伝え忘れた!」なんてこともないので安心です。
「洗濯お願い!」「アイロンがけお願い!」というマグネットラベルも作っていて、家事をお願いしちゃうこともあります。
口で伝えるにはなんとなくお願いしづらいことや角が立ってしまうこともマグネットラベルなら嫌な感じにならないので助かっています。
「ガーリーテプラ」を活用し可愛いフレームなどを使って、想いを柔らかく伝えることで、子供に怒ってしまう事も、夫婦喧嘩も減ったように思います。
掃除アイテムにラベリングをして各部屋に…家族みんなが心がけるヒント
「ガーリーテプラ」は「片付く仕組み」にも欠かせないものなんです。
掃除アイテムあるじゃないですか、コロコロカーペットだったり、ハンディモップだったり。
それを、各部屋に置いて気軽にお掃除できるようにしているんです。同じものを置いているので、どこの部屋のものかわからなくならないように、すべて部屋の名前をラベリングしてあります。
お陰で掃除アイテムが各部屋からあちこちに移動する事が無くいつも定位置にあるので、気が付いたときに家族みんなが各部屋を掃除してくれてすごく助かっています。
掃除アイテムがどこにあるか、家族みんながそれぞれにわかっているのが大きな事だと思います。
もうすぐ年末で大掃除の季節ですが、がっつり掃除が苦手なので「ガーリーテプラ」を上手につかって、大きな汚れが生まれないように家族にも日ごろから心掛けるようにしてもらっています。
整理収納の枠を超えて使える「テプラ」が手放せない!
最近手に入れた新しいテプラはとてもスタイリッシュなデザインで、そのまま置いてもインテリアの一部になります。
機能はさらにグレードアップされていて、中でも子供が描いた絵がそのままシールになるのは本当に嬉しいですし便利です!
子供の持ち物で、同じ収納BOXを使っているものがあるのですが、自分で似顔絵を描いてシールにする事で名前を書かなくても一目で自分のものだと分かりますし、愛着もわきます。
他にも、子供からたくさんもらった似顔絵をすべてシールにして、いつも持ち歩くノートに貼っています。
もともと、子供にもらった手紙や絵は、持ち歩きたいタイプなんです。
でも、すごい量なんですよね、もらったものって。それをシールにすると、手帳や、ノートに沢山貼れるのでコンパクトに持ち歩けるようになりました!
テプラで作ったシールは、物の定位置を知らせるだけでなく、言いにくい事を伝えやすくしたり、スケジュールの管理を共有できたり、思い出を持ち運んだり、日々の暮らしの中でのコミュニケーションツールとなっています。
関連記事はこちら
Moovooモノ語りの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_