モニターサイズのインチをセンチにすると?選び方やおすすめも

Tanaka
公開: 2020-09-04

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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年々モニターサイズが大きくなっていて、家電ショップなどに行くと圧倒されてしまいますが、テレワークなどで自宅で使うとなるとサイズ選びに困るという人も。

どのくらいのモニターサイズが適しているのか、主要なサイズの換算表や選び方をまとめました。
また、PCとして仕事で使用するのか、ゲーム用かなど用途に合ったおすすめ商品もご紹介します。


モニターサイズの調べ方

モニターサイズの〇インチというのは、まずインチで表記されているため、すぐにどのくらいなのかわかりにくいという欠点があります。

1インチは2.54cmに換算できますが、それでもあれ?おかしいな?ということがあるのではないでしょうか。

それというのも、このインチはモニターの幅や高さではなく、対角線を表しているからなのです。

なぜこのような表し方になっているかというと、昔のモニターは円形だったことに由来します。円形であれば直径で表すのも納得がいくでしょう。そこから四角形に変わってきた際に、直径の代わりに対角線で表すようになりました。

現在モニターは四角形ですが、アスペクト比(縦横の比率)が統一されていないため、対角線で表す方が都合が良いということもあるでしょう。例えば同じ横幅のモニターだとしても、アスペクト比が4:3のモニターと16:9のモニターでは面積が違ってきます。

それにしても国際的にはセンチ表記が一般的ですし、インチ表記はアメリカ以外の国ではほぼ使用されていないため、センチ表記に変わっても良いのではと思うのは筆者だけではないはずです。

モニターサイズの選び方

大画面の迫力ある映像には憧れますが、実際に使用する際の用途によっては大きければよいというわけでもなく、置く場所があるかといったことも考慮しなければなりません。

また、映し出される映像の美しさに関しては、モニターサイズだけでなく解像度も重要なポイントになります。

ほかには、いくら大きな画面のモニターを置く場所があっても、座る位置からの距離が近いとせっかくの大画面を生かすことができませんので、注意が必要です。

最適な視聴距離に関してはモニター解像度によっても異なります。4Kの場合はモニターサイズの高さ×1.5倍と言われていますが、フルHDなどは3倍です。

この下にあるモニターサイズの換算表に最適な視聴距離(3倍のケース)も入れておきましたので参考にしてください。

モニターサイズの換算表

よく使用されるモニターサイズを比較しやすいよう、一覧にしてみました。

アスペクト比は一般的な16:9で計算しています。また、小数点第2位以下は四捨五入してあります。最適な視聴距離はフルHDなどの場合です。

モニターサイズの換算表
モニターサイズ 横幅(cm) 高さ(cm) 視聴距離(cm)
15インチ 33.2 18.7 56.1
17インチ 37.6 21.2 63.6
21インチ 46.4 26.1 78.3
24インチ 53 29.9 89.7
27インチ 59.7 33.6 100.8
32インチ 70.7 39.8 119.4
42インチ 92.8 52.3 156.9
46インチ 101.7 57.3 171.9

こうしてみると、モニターサイズ46インチは横幅が約1mということがわかります。かなりの大きさですね。

仕事用のモニターサイズは21~24インチがおすすめ

仕事用として使うモニターサイズは24インチが人気です。これを基準にスペースが狭いなどの理由があれば小さいサイズにしても良いでしょう。特にテレワーク等で自宅のスペースが限られるのであれば、21インチ~22インチもおすすめです。

おすすめ①
  • HP
  • 23.8インチワイドIPSモニター P244

  • 税込み12,550円
  • 2画面構成時もシームレスな表示が可能

  • VGA、DisplayPort、HDMIポートを備え、主要なパソコンと接続可能で接続ケーブルもすべて同梱。モニターサイズ:23.8インチ。

多くの企業で使用されているヒューレットパッカード社の製品だけに、テレワークなどで急遽必要という方にも大変おすすめのモニターです。多くの周辺機器に対応できるポートの数とケーブルが付いているのがうれしいです。

おすすめ②
  • I-O DATA
  • モニター 23.8型 EX-LDH241DB

  • 税込み12,980円
  • ブルーライト低減、スピーカー付きで仕事用に最適

  • 台座の背面にケーブルをスッキリとまとめられるケーブルホルダー、前面にスマホを立てかけられるスタンドを設置。モニターサイズ:23.8インチ。

日本が誇るコンピュータ周辺機器メーカーのアイ・オー・データの製品は、テレワークでの仕事がしやすいような工夫がいたるところに見られます。通常ならパソコンにスピーカーが付属していない場合には購入する必要がありますが、このモニターはスピーカー付きなので安心です。

おすすめ③
  • ASUS
  • BE249QLBH ビジネス向け液晶ディスプレイ

  • 税込み23,702円
  • 液晶モニターサイズ23.8型(ワイド)

  • ピボット回転と高さの調節が可能なスタンド。DisplayPort、HDMI、DVI-D、D-sub、オーディオ入力、イヤホンジャック、および2つのUSB 3.0ポート付き。

エイスースの数あるモニターの中でもこちらはビジネス向けと銘打ってあるだけあり、角度と高さが調節できるのが特徴です。また、スピーカー搭載でケーブル類も同梱されており、メーカー保証も5年という長期なのも魅力です。

おすすめ④
  • Dell
  • デジタルハイエンドシリーズ U2415 24インチワイドモニター

  • 税込み33,337円
  • 輝点ドット不良ゼロを目指した設計

  • 出荷時点で色補正済み。アスペクト比16:10。前後 / 左右の角度調整、時計回り / 反時計回りの回転、高さ調整機能。モニターサイズ:24インチ。

デジタルハイエンドということもあり、輝点に不良があればすぐに交換してもらえるのが特徴です。モニターのアスペクト比が、16:10と珍しく縦に余裕があるので、仕事がはかどると人気が高いです。

ゲーム用のモニターサイズは27インチ以上がおすすめ

映画やゲームを迫力のある大画面で楽しみたいという場合には、27インチ以上がおすすめです。

おすすめ⑤
  • I-O DATA
  • 165Hz対応27型ゲーミングモニター「GigaCrysta」EX-LDGC271HTB

  • 税込み33,800円
  • 限界まで応答速度を追求した「バーストモード」搭載

  • 2段階のナイトクリアビジョン、10段階のエンハンストカラー機能、5つの画面モード、明るさの自動調節機能搭載。高さ、角度、回転調節可能。

24インチで144Hz対応のモニターが好評でしたが、こちらは27インチの最新版です。新たに搭載されたバーストモードでは、グラフィックを抑えて速さを出したいというニーズにこたえています。

おすすめ⑥
  • ASUS
  • TUF Gaming VG27VQ 曲面ゲーミングモニター

  • 税込み36,720円
  • ゲーマーのために設計されたモニター

  • 1500Rの曲率により、ユーザーの目から画面の隅々までの距離を均一化。超高速な165Hzリフレッシュレートを提供。モニターサイズ:27インチ。

湾曲した画面で見やすいのが特徴のゲーミングモニターです。ゲームに特化した便利なGamePlus機能では、照準やタイマーを画面上に表示させることができるなど、ゲーミングのためのあらゆる機能が搭載されています。

おすすめ⑦
  • HP
  • X27i QHDゲーミングディスプレイ

  • 税込み37,400円
  • QHD(2560×1440)の解像度

  • 最大100mmの高さ調整に加え、傾斜角度を86度~110度に変更することが可能。時計回り90度のピボット機能付き。モニターサイズ:27インチ。

ヒューレットパッカードはオフィス用の需要が高いメーカーですが、ゲーミング用のモニターも優秀です。こちらは2Kと呼ばれる高解像度で映像の美しさはもちろん、速さも144Hzでゲーミングにおすすめです。

おすすめ⑧
  • LG
  • ゲーミングモニター 27GN750-B

  • 税込み46,900円
  • リフレッシュレート240Hz

  • 遅延を最小限に抑える「DASモード」搭載。4種類のデザインからゲームタイトルに応じて選択可能なクロスヘア。モニターサイズ:27インチ。

リフレッシュレートが240Hzというゲーミングモニターはまだ最新と言える中、4万円で購入できるとあって注目度が高まっています。何よりも高速さを求める方におすすめです。

40インチ以上ならホームシアターや会議室にも

最近はどんどん大きなサイズのモニターが出ていますので、場所と予算があるのなら40インチ超でホームシアターのような雰囲気が味わえるでしょう。

おすすめ⑨
  • Dell
  • デジタルハイエンドシリーズ U4320Q 42.5インチ 4K USB-Cモニタ-

  • 税込み96,980円
  • 最大4台のPCからコンテンツを表示

  • 4K UHD解像度と103 ppiの高いピクセル密度。10億7,000万色の高い色深度。前後/左右の角度を調整可能。USB-C接続対応。

いくつものモニターを置いてマルチディスプレイ化するなら、この1台ですっきりという大画面モニターです。最大4台分のディスプレイが可能なのが特徴で、デイトレなどでチャートをたくさん表示させたいというニーズはもちろん、4K対応なので1画面で映画鑑賞もおすすめです。

おすすめ⑩
  • DMM.make
  • モニター ディスプレイ DKS-4K65DG3

  • 税込み124,277円
  • 4K HDRコンテンツに対応

  • 入力端子: HDMI2.0(HDCP2.2) ×3、PC入力(VGA1) ×1、AV入力 ×1、USB2.0 ×2。モニターサイズ:65インチ。

壁に掛けることができるので、映画鑑賞のホームシアター用にもオフィスの会議室用にもおすすめの65インチ大画面です。これだけのサイズで10万ちょっとというのは他メーカーにもなかなか無い価格です。

まとめ

なぜモニターサイズはインチ表記なのか、いつまでこのままなのかということにいつもヤキモキしている筆者です。

そして、自宅でも大きなモニターサイズで迫力のある映像を楽しみたいと思いますが、中には80インチなど、一体どこまでいけば終わるの?というくらいモニターが大型化しているので、なかなか手が出せません。

未来の家では壁にモニターが埋め込まれるなり、映し出されるなり、一体化して販売されるといいななどと考えを巡らせています。

※価格は特に記載がない限り、2020年8月時点のAmazonの価格です。

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
小学校教員、オンラインショップ経営を経て現在はWEBライターをしながらパソコン教室の講師もしています。パソコン教室ではワード、エクセルなどはもちろんのこと、ホームページやネットショップ構築について等からスマホ、タブレットの困りごとまで幅広く教えています。趣味は子供やペットの写真・動画撮影です。

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