モニターサイズのインチをセンチにすると?選び方やおすすめも
年々モニターサイズが大きくなっていて、家電ショップなどに行くと圧倒されてしまいますが、テレワークなどで自宅で使うとなるとサイズ選びに困るという人も。
どのくらいのモニターサイズが適しているのか、主要なサイズの換算表や選び方をまとめました。
また、PCとして仕事で使用するのか、ゲーム用かなど用途に合ったおすすめ商品もご紹介します。
モニターサイズの調べ方
さすがに49インチのPCモニターはサイズがすごい@_@ pic.twitter.com/muSSfdfqCc
— @マイホーム建てたい (@myhomekun) August 22, 2020
モニターサイズの〇インチというのは、まずインチで表記されているため、すぐにどのくらいなのかわかりにくいという欠点があります。
1インチは2.54cmに換算できますが、それでもあれ?おかしいな?ということがあるのではないでしょうか。
それというのも、このインチはモニターの幅や高さではなく、対角線を表しているからなのです。
なぜこのような表し方になっているかというと、昔のモニターは円形だったことに由来します。円形であれば直径で表すのも納得がいくでしょう。そこから四角形に変わってきた際に、直径の代わりに対角線で表すようになりました。
現在モニターは四角形ですが、アスペクト比(縦横の比率)が統一されていないため、対角線で表す方が都合が良いということもあるでしょう。例えば同じ横幅のモニターだとしても、アスペクト比が4:3のモニターと16:9のモニターでは面積が違ってきます。
それにしても国際的にはセンチ表記が一般的ですし、インチ表記はアメリカ以外の国ではほぼ使用されていないため、センチ表記に変わっても良いのではと思うのは筆者だけではないはずです。
モニターサイズの選び方
結局モニターはサイズアップしたものの、縁がほんの数ミリで有る事や、アームを使った事でモニター下が空いてキーボード置く場所ができたりでテーブルのスペースはむしろ広がった。 pic.twitter.com/KuHXhXbkTK
— ニムロデ (@fz6itp5sk) August 26, 2020
大画面の迫力ある映像には憧れますが、実際に使用する際の用途によっては大きければよいというわけでもなく、置く場所があるかといったことも考慮しなければなりません。
また、映し出される映像の美しさに関しては、モニターサイズだけでなく解像度も重要なポイントになります。
ほかには、いくら大きな画面のモニターを置く場所があっても、座る位置からの距離が近いとせっかくの大画面を生かすことができませんので、注意が必要です。
最適な視聴距離に関してはモニター解像度によっても異なります。4Kの場合はモニターサイズの高さ×1.5倍と言われていますが、フルHDなどは3倍です。
この下にあるモニターサイズの換算表に最適な視聴距離(3倍のケース)も入れておきましたので参考にしてください。
モニターサイズの換算表
よく使用されるモニターサイズを比較しやすいよう、一覧にしてみました。
アスペクト比は一般的な16:9で計算しています。また、小数点第2位以下は四捨五入してあります。最適な視聴距離はフルHDなどの場合です。
モニターサイズ | 横幅(cm) | 高さ(cm) | 視聴距離(cm) |
---|---|---|---|
15インチ | 33.2 | 18.7 | 56.1 |
17インチ | 37.6 | 21.2 | 63.6 |
21インチ | 46.4 | 26.1 | 78.3 |
24インチ | 53 | 29.9 | 89.7 |
27インチ | 59.7 | 33.6 | 100.8 |
32インチ | 70.7 | 39.8 | 119.4 |
42インチ | 92.8 | 52.3 | 156.9 |
46インチ | 101.7 | 57.3 | 171.9 |
こうしてみると、モニターサイズ46インチは横幅が約1mということがわかります。かなりの大きさですね。
仕事用のモニターサイズは21~24インチがおすすめ
仕事用として使うモニターサイズは24インチが人気です。これを基準にスペースが狭いなどの理由があれば小さいサイズにしても良いでしょう。特にテレワーク等で自宅のスペースが限られるのであれば、21インチ~22インチもおすすめです。
多くの企業で使用されているヒューレットパッカード社の製品だけに、テレワークなどで急遽必要という方にも大変おすすめのモニターです。多くの周辺機器に対応できるポートの数とケーブルが付いているのがうれしいです。
- I-O DATA
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モニター 23.8型 EX-LDH241DB
- 税込み12,980円
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ブルーライト低減、スピーカー付きで仕事用に最適
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台座の背面にケーブルをスッキリとまとめられるケーブルホルダー、前面にスマホを立てかけられるスタンドを設置。モニターサイズ:23.8インチ。
日本が誇るコンピュータ周辺機器メーカーのアイ・オー・データの製品は、テレワークでの仕事がしやすいような工夫がいたるところに見られます。通常ならパソコンにスピーカーが付属していない場合には購入する必要がありますが、このモニターはスピーカー付きなので安心です。
エイスースの数あるモニターの中でもこちらはビジネス向けと銘打ってあるだけあり、角度と高さが調節できるのが特徴です。また、スピーカー搭載でケーブル類も同梱されており、メーカー保証も5年という長期なのも魅力です。
デジタルハイエンドということもあり、輝点に不良があればすぐに交換してもらえるのが特徴です。モニターのアスペクト比が、16:10と珍しく縦に余裕があるので、仕事がはかどると人気が高いです。
ゲーム用のモニターサイズは27インチ以上がおすすめ
映画やゲームを迫力のある大画面で楽しみたいという場合には、27インチ以上がおすすめです。
24インチで144Hz対応のモニターが好評でしたが、こちらは27インチの最新版です。新たに搭載されたバーストモードでは、グラフィックを抑えて速さを出したいというニーズにこたえています。
- ASUS
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TUF Gaming VG27VQ 曲面ゲーミングモニター
- 税込み36,720円
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ゲーマーのために設計されたモニター
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1500Rの曲率により、ユーザーの目から画面の隅々までの距離を均一化。超高速な165Hzリフレッシュレートを提供。モニターサイズ:27インチ。
湾曲した画面で見やすいのが特徴のゲーミングモニターです。ゲームに特化した便利なGamePlus機能では、照準やタイマーを画面上に表示させることができるなど、ゲーミングのためのあらゆる機能が搭載されています。
- HP
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X27i QHDゲーミングディスプレイ
- 税込み37,400円
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QHD(2560×1440)の解像度
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最大100mmの高さ調整に加え、傾斜角度を86度~110度に変更することが可能。時計回り90度のピボット機能付き。モニターサイズ:27インチ。
ヒューレットパッカードはオフィス用の需要が高いメーカーですが、ゲーミング用のモニターも優秀です。こちらは2Kと呼ばれる高解像度で映像の美しさはもちろん、速さも144Hzでゲーミングにおすすめです。
リフレッシュレートが240Hzというゲーミングモニターはまだ最新と言える中、4万円で購入できるとあって注目度が高まっています。何よりも高速さを求める方におすすめです。
40インチ以上ならホームシアターや会議室にも
最近はどんどん大きなサイズのモニターが出ていますので、場所と予算があるのなら40インチ超でホームシアターのような雰囲気が味わえるでしょう。
いくつものモニターを置いてマルチディスプレイ化するなら、この1台ですっきりという大画面モニターです。最大4台分のディスプレイが可能なのが特徴で、デイトレなどでチャートをたくさん表示させたいというニーズはもちろん、4K対応なので1画面で映画鑑賞もおすすめです。
壁に掛けることができるので、映画鑑賞のホームシアター用にもオフィスの会議室用にもおすすめの65インチ大画面です。これだけのサイズで10万ちょっとというのは他メーカーにもなかなか無い価格です。
まとめ
なぜモニターサイズはインチ表記なのか、いつまでこのままなのかということにいつもヤキモキしている筆者です。
そして、自宅でも大きなモニターサイズで迫力のある映像を楽しみたいと思いますが、中には80インチなど、一体どこまでいけば終わるの?というくらいモニターが大型化しているので、なかなか手が出せません。
未来の家では壁にモニターが埋め込まれるなり、映し出されるなり、一体化して販売されるといいななどと考えを巡らせています。
※価格は特に記載がない限り、2020年8月時点のAmazonの価格です。
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