ボートを漕ぐような動きを繰り返すことで、全身を効率よく鍛えられるローイングマシンは、有酸素運動から筋力トレーニングまで幅広く活用できます。本体サイズや折りたたみの可否、搭載されている機能など、商品によってさまざまな特徴があります。

この記事では、ジムインストラクターの武内教宜さんに、ローイングマシンを選ぶポイントとおすすめ商品を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。

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▼ 自宅トレーニングの役立つ情報を紹介

まずはプロおすすめ、ローイングマシン3選

① AORTD ローイングマシン

コンパクトな折りたたみ式で便利

② MERACH ローイングマシン Q1S

アプリと連動して効率的に使える

③ Sunny Health & Fitness ローイングマシン SF-RW5515

本格的なトレーニングが可能

ローイングマシンの選び方、Q&A

ローイングマシンの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。

Q１、自宅に設置する際に確認すべき点は？

▼折りたたみ機能の有無

ローイングマシンが折りたためるかどうかは、収納性に大きな影響を与えます。

折りたたむことで、使用しないときにはコンパクトになり、場所をとらず、簡単に片付けられます。これはリビングルームや小さな部屋での利用において重要な要素です。

▼収納時の寸法

ローイングマシンは、使用時と収納時で寸法が異なる場合があります。トレーニングのときだけ出して、収納するときになるべくスペースを取らないような商品が欲しい場合は、収納時の寸法も確認してください。

横幅や高さが狭い場所にも収まるサイズであれば、部屋の中で邪魔になりにくいでしょう。

Q２、長く使えるローイングマシンを選ぶには？

まず確認したいのは、フレームの素材です。

鉄やアルミニウムのフレームは、頑丈で長寿命です。これらの素材は、長期間にわたって安定したトレーニングを可能にします。また、フレームの素材はマシンの重量にも影響するため、安定感と取り扱いのしやすさを考慮して選びましょう。

そして、ユーザーレビューなどで評判も必ず確認してください。ほかのユーザーが実際に経験した利点や欠点を知ることは、購入の際の意思決定に役立ちます。

Q３、トレーニングを継続して行うコツは？

ローイングマシンが提供するプログラムの多様性は、利用者が単調さを感じることなく、トレーニングを続けられる重要な要素です。

エアロビック・筋力トレーニング・HIIT（高強度インターバルトレーニング）など、目的に応じたプログラムが利用できると良いでしょう。進め方を工夫できるので、飽きにくくなり、目的にあわせたバリエーション豊かなトレーニングを行えます。

また、時間・回数・消費カロリーなどの情報がリアルタイムで表示される、モニタリング機能が搭載されたマシンもあります。自身のトレーニングデータを把握し、モチベーションを保ちながら効果的なトレーニングを行うことが可能です。

たとえば、トレーニングの結果をモニタリングしながら、徐々に目標距離や時間を伸ばしていくことで、より成果を実感しやすくなります。

〈編集部PICK UP!〉ローイングマシン、人気メーカーの売れ筋商品

① ALINCO（アルインコ） ローイングマシン FA3300A

32段階の負荷調節、アプリ連動で楽しくトレーニング
大型のスライドシートにより、安定感に優れているのがポイント。また、LEDメーターを搭載し、時間や距離、消費カロリーのほか、ストローク数や負荷などを7項目を表示できるため、目標を決めてトレーニングに集中できます。

負荷は32段階で調節でき、しっかりとトレーニングしたい時も静音性に優れているため、集合住宅などでも使いやすいモデルです。

② IROTEC（アイロテック） ローイングマシン RM201H

全身をバランスよく鍛える、本格的なボート漕ぎ運動
360°可動アームを備えた、油圧シリンダー式のローイングマシン。

シリンダー部12段階、アーム部3段階の負荷調節が行え、低負荷での有酸素運動、高負荷で本格的な筋トレを行えます。

時間・距離・回数・カロリーなどを表示する液晶モニターを搭載。コンパクトに収納できる折りたたみ式です。

③ Sunny Health & Fitness シナジーパワーモーション マグネット式ローイングマシン SF-RW5801

手軽に全身運動、成長を実感できるモニター付き
滑り止め付きハンドルバーが確実な運動をサポート。デジタルモニターでは、時間・カウント・カロリーなどを表示可能です。

負荷調整は16段階で、自分のレベルに合わせたワークアウトに挑戦できます。パッド付きクッションシートや調節可能なストラップが付いた、ノンスリップペダルがトレーニングをサポートします。

④ 中旺ヘルス ローイング・フィットP-3

体格や好みに合わせて、負荷と角度をそれぞれ調節可能
12段階の負荷調節が可能な油圧シリンダーに加え、後部スタンドは3段階の傾斜角度調節が可能です。

筋力や体力のレベルアップにあわせて、変化のあるトレーニングが行えます。

フットペダルは踏ん張りがきく固定ストラップ付き。使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できます。

⑤ DAIKO（ダイコー） 家庭用ローイングマシン DK-7107A

マンションでも安心、静音性の高いマグネット負荷式
手動ダイヤルで8段階の負荷調節に対応し、サドルは最大約75cmのスライド幅があるため、大きなストロークでローイング運動が行えます。

メーカーによると、使用時の騒音値はエアコンの音とほぼ同じ約50dBとのことです。使わないときは簡単に折りたたんで収納でき、キャスターで移動できます。

⑥ DAIKO（ダイコー） 家庭用ローイングマシン DK-7115

静かな運転音、エアーとマグネットのダブル負荷方式
8段階の負荷調節に対応した、空気抵抗とマグネットのダブル負荷方式。内部で発生する風力を体に向けて排出できるため、トレーニング中のクールダウンに便利です。

サドルの前後移動距離が約77.5cmと広く、身長150〜190cmの方に適応。使わないときは、レールを折りたたんで収納できます。

⑦ IROTEC（アイロテック） シーテッドローマシン

背中をピンポイントで鍛える、無酸素ローイングマシン
ボート漕ぎのような全身運動ではなく、ウエイトプレートを使ってピンポイントで背中の筋トレが行えます。

独立して動くアームを装備しているため、同時または左右交互に引くことができ、固定式と回転式のグリップハンドルを選択可能。

胸パッドは6段階、シートパッドは3段階に調節可能です。

⑧ 中旺ヘルス ローイング・フィットマルチ RN-6360

ローイングと腹筋トレーニングに対応したマルチマシン
1台でローイング運動はもちろん、腹筋やプルアップ、バックストレッチなど複数のトレーニングに対応したマシンです。

負荷調節機能は搭載しておらず、自分の体重を利用するシンプルで故障リスクの少ない構造です。

使用後はコンパクトに折りたたんで立て掛けて収納できるため、スペースを有効活用できます。

⑨ XTERRA（エクステラ） ローイングマシン ERG700

空気と磁気抵抗がボート競技の自然な引き心地を再現
丈夫な鉄製フレームと16段階の負荷調節システムで、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応します。

高さと角度の調節ができる5.5インチの大きなコンソールディスプレイを搭載し、10種類のワークアウトプログラムを選択可能です。

折りたためるので、使用しないときはコンパクトに収納できます。

⑩ DAIKO（ダイコー） 家庭用ローイングマシン DK-6203

実物のボートを漕ぐ感覚に近い負荷と心地よい水音
20Lの大きな水タンクを搭載し、水圧を利用したウォーターフライホイール方式のローイングマシン。

実際に水上でボートを漕いでいる感覚で全身のトレーニングが行え、タンクの水量で負荷を調節できます。

木製フレームのスタイリッシュなデザインで、水を抜いて縦置き保管が可能です。

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