コスパよいオイルヒーターおすすめ13選!併せて使いたい防寒アイテムも
暖房器具の中でも燃料の供給が必要ない、炎を使わない安全性の高さから人気のオイルヒーター。しかし、どんな種類があるのか、どう選べばよいのかに関してはまだまだ知らない方も多い器具の一つ。
そこで今回は、寒い季節が来る前にオイルヒーターの魅力やおすすめ商品を見ていきましょう。併せて防寒アイテムとして地味に人気がある、防寒シートにも触れていきますね。
目次
まずは基本知識を!オイルヒーターとは
実際の商品を見る前に、そもそもオイルヒーターとはどんな暖房器具なのか?といった基本知識を見ておきましょう。メリットとともにデメリットを把握しておくことで、よりお部屋にあったものを選べますよ。
輻射熱と空気の流れで部屋を暖める
燃料の供給が必要ないといわれるオイルヒーター。しかし名前には「オイル」とついているので、混乱する方も多いのではないでしょうか?
オイルヒーターは、ヒーター内に満たされているオイルを電気で温め、パネル内を循環する際に放熱される熱で部屋を暖める仕組みになっています。部屋の空気を直接的に暖めるのではなく、温められたオイルが放出する輻射熱で部屋を暖めるのですね。
またオイルを燃やすわけではないので、煤が出ることもオイルが減ることもありません。このことから燃料の供給が不要といわれるのです。
空気が汚れないから子供やペットがいても◎
上記の説明で触れたように、オイルヒーターはオイルそのものを温めることで部屋の空気を暖めます。なので空気は汚れずクリーンなまま。
ストーブのように煤が出ることも、火を燃やす際に発生する二酸化炭素もありません。赤ちゃんやペットがいる家庭にピッタリな暖房器具だといえるでしょう。しかし触れて火傷などが心配な場合は、ガードをつけると安心かもしれません。
デメリットは電気代…?
ではオイルヒーターにはよい面だけしかないのか?といったらやはりそんなこともありません。ダイレクトに空気を暖めるわけではないので、部屋が暖まるまでに時間がかかるのが一つ目のデメリット。
そして時間がかかるということは、結果的に電気代も多くかかるということ。そもそものワット数も大きめのものが多いので、省エネを意識しないと電気代は高くついてしまうでしょう。
長く使うものだから、賢い選び方
では実際にどんなところに気を付けて購入すべきなのでしょうか?メリットを伸ばしデメリットをカバーできるような、賢い選び方を確認していきましょう。
部屋は6畳?10畳?部屋の広さで選ぶ
一番目に注目すべき点は、やはり使うお部屋の広さと適応床面積です。お部屋の広さにあったオイルヒーターを購入することで、過不足ない働きをしてもらいましょう。
ただし適応床面積は目安の一つ。木造建築、コンクリート建築の違いでも温まりやすさは異なります。口コミやヒーターの性能をしっかりと比較して、お部屋にあった商品を選びましょう。
フィンの形状と枚数で暖まりやすさが違う
熱を送り出すポイントであるフィン、基本的にはこのフィンの枚数が多いほど温まりやすくなるといえます。また形状にもX字型、L字型、ウェーブ型と種類があり、形状ごとに特徴が異なります。
特にX字型のフィンは、総面積が大きいことから余熱で温めることも可能。オイルヒーターの使い方によって取捨選択していきましょう。
デメリットをカバー!タイマー機能の有無
火を使わないので安全性が高い一面、暖まるまでに時間がかかるオイルヒーター。朝の忙しい時間帯など、暖まったと思ったら家を出なければ…!なんて事態も考えられます。
そんなデメリットをカバーできるのが「タイマー機能」。起きたときにちょうどよい気温になるよう、調整できるのでタイマー機能の有無は必ず確認しておきましょう。
また、他にも便利機能として一定時間で自動的にスイッチがオフになるモデル、一定の気温になったらオンオフの切り替えができるモデルなどもあります。電気代節約にもつながるので、便利機能のチェックもポイントですよ。
見逃したくない安全性
上記でも軽く触れたように、火を使わないオイルヒーターは基本的な安全性は高めといえます。しかし、モデルによっては表面パネルの温度が上昇しがちなものもあります。
表面温度の管理がされているモデルを選ぶと、小さなお子さんがいる場合は安心ですね。また、オイルヒーターはそもそもの使用ワット数が大きいもの。たこ足配線での使用は火事の原因の一つになるので、必ず壁のコンセントから配線するよう気を付けておくこともポイントです。
専門性が嬉しい!オイルヒーターおすすめメーカー3選
では、いよいよおすすめのオイルヒーターを見ていきましょう。最初はオイルヒーターに自信のあるブランドから、代表的な商品を見ていきます。
世界70か国以上で愛されるオイルヒーターの老舗であるデロンギ。サーモスタット機能やタイマー機能など、欲しい機能がすべてそろっているので始めて購入する方にピッタリ。
ウェーブ型の独特なフィンの形状が特徴的。従来のモデルよりもスリムになっているので、お部屋に置きやすくなったモデルです。適応面積は最大8畳まで対応。電源コードが本体に収納できるので、使わない季節のことも考えられていますよ。
専門のメーカーだからこそできる、タイマー付き、オートパワー切り替え、チャイルドロックなど痒い所にも手が届くオイルヒーターです。独特な形状もお部屋のインテリアを損なうことなく使えるでしょう。
一人暮らしや個室におすすめ「コンパクトサイズ」6選
ここからは一人暮らしはもちろん、ヒートショックを起こしやすいといわれるトイレにも置きやすいコンパクトなサイズを紹介。入門編にもピッタリですよ。
ヒートショック予防のために、いろんなお部屋に置きやすい非常にコンパクトなオイルヒーター。小さくても表面低温設計やチャイルドロック機能と、安全面もしっかりしているので、狭いお部屋での使用も安心です。
1~3畳用ととってもコンパクトなサイズ感。ダイヤルが上部についているので、コンパクトサイズでもオンオフの操作が簡単です。狭い個室はもちろん、足元だけを温めたいときにも重宝するでしょう。
コンパクトサイズながらサーモスタットが標準装備となっているので、温度の上がりすぎを防げます。また小さいからこそ不安な転倒時も、自動で電源が落ちるように設計されているので安心できますね。国産メーカーだからこその安心感は無視できません。
安全なものがよいけれどデザインがいまいち…。おしゃれなデザインがよい…なんて感想を持っている方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのがこちらのモデル。ナチュラルウッドの優しい色合いなためお部屋の景観を損ねません。
転倒時パワーオフ、チャイルドロック、表示パネルはLEDと基本的な性能をすべてカバーしているモデルです。キャスター付きなのでお部屋間の移動も楽ちんですね。ただ、使用時に独特な臭いがするとの声もあったので、臭いに敏感な方は注意が必要です。
まるで小春日和の陽だまりのような柔らかな暖かさが特徴的。お部屋を乾燥させることなく、じんわりと暖めてくれるでしょう。付属品にタオルハンガーがついてくるので、ちょっとした干しものもすぐに乾いてくれます。
広々10畳以上のお部屋におすすめ「ハイパワー系」4選
続いてはもっと広い部屋に対応させたい!という方のためにハイパワー系のオイルヒーターを見ていきましょう。また新しい暖房器具であるオイルレスなモデルにも触れていきます。
放熱フィン数10枚、24時間タイマーなどお部屋をしっかりと暖めてくれるモデル。適応面積約9畳とされていますが、断熱性の有無をしっかり考えての面積。昨今の住宅事情なら十分にお部屋を暖めてくれますよ。
最大適応面積は13畳!個室ではなくリビングなどで利用したいときにおすすめのモデルですね。折りたたみ式キャスターなので移動も楽々、24時間タイマーでいつでもお部屋を暖めてくれますよ。節電のためにも温度を一定に保ってくれるのはうれしいですね。
電源オン、オフだけではなくスリープモードも搭載。1日中お部屋の中を快適な温度に保ってくれるでしょう。埃を巻き上げることもないので、アレルギー持ちの方にもピッタリ。リモコン付きで、離れた場所からも自分好みの温度に調節できます。
高い専門性を誇るデロンギから新しいオイルレスのマルチダイナミックヒーターの紹介。オイルヒーターとの一番の違いは即暖性!すぐに暖かい空気を感じられるので、せっかちな方でも納得できるのではないでしょうか。
オイルヒーターを使う際の注意点
オイルヒーターは基本的な安全性能は高いですが、より安全に使うためにも注意点に軽く触れておきましょう。おすすめな置き場所なども紹介します。
上記のようなポイントが重要です。
特に、窓辺に置いた方がよい、というのはなかなか盲点ですよね。実は窓辺に置くことで、オイルヒーターの暖気が隙間風をシャットアウトしてくれる期待が持てるのです。
部屋を暖めながら、冷やす要素を排除できるということですね。置き場に悩んでいるならぜひ窓辺の設置を検討してみてください。
併せて使うともっと温かい?防寒アイテム
冬場の冷えがどこから来るのか、一番は窓からだとご存知の方も多いでしょう。予防するには、窓に貼るシートが効果的です。人気の2品を最後に紹介していきます。
防寒はもちろん断熱仕様で夏場の暑さも軽減してくれる、1年にわたって使いやすい断熱シートです。また大きな特徴にマジックミラーのような目隠し効果も!貼る際に巻き癖がついているものもあるところが難点かも。
曇りガラス風の断熱シートです。一番の特徴は静電気を利用して貼るタイプなので、簡単に張り直しができる点でしょう。初めてやるから自信がない、糊を使うと後が汚くなりそう…なんて方におすすめできますよ。
まとめ
今回は冬場の味方オイルヒーターについて見てきました。燃料の供給が必要ない、煤が出なくて空気がきれいなんて夢のような暖房器具ですよね。
しかし、上手に使うためにはやはり基本の知識は必要です。電気代を抑えて賢く利用、またお部屋に合わせてきちんと暖かくなるオイルヒーターを選んで冬場を乗り越えていきましょう。
※価格はいずれもAmazonの2020年7月時点のものです。
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