マネーフォワードとは?基本的な使い方や便利な機能を紹介

記助
公開: 2020-07-03

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現在では、家計簿を付けるのもアプリで管理できる時代です。そして、多くの人に選ばれているアプリが「マネーフォワード ME」。簡単かつ無料で使える、お金の見える化ができる自動の家計簿アプリです。

収支がグラフで見れたり、家計のムダを発見できたり、お金を管理するうえで欠かせない便利なサービスとして注目されています。

そこで今回は、マネーフォワードとはどういったサービスを提供しているのかという概要、あわせて特徴なども解説していきます。そして、マネーフォワードのサービスについて、「株式会社マネーフォワード PFM事業本部マーケティング部 部長の浦田さん」に取材をして話を伺いました。

マネーフォワード MEの使い方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


PFM事業本部 マーケティング部 部長
浦田 愛子
2018年4月にマネーフォワード入社。個人向け家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード」のマーケティング担当として、集客やプロモーションを担当。

マネーフォワード MEとは?

マネーフォワードアプリアイコンの画像

提供:株式会社マネーフォワード

マネーフォワード MEは、資産管理や家計管理ができるサービスです。

家計簿を自動で作成できる

マネーフォワードでは、複数の口座の残高を一括で管理でき、入出金を食費や光熱費など項目ごとに分け、グラフで月ごとの支出額を可視化できます。家計簿をつける際、ノートなどに手書きでは面倒ですし、管理がしにくいです。

その点、マネーフォワードは手間をかけずに簡単に管理が可能。さらに見やすいグラフで表示してくれますので、なかなか家計簿をつける時間を設けられない人や手軽にお金の管理ができるサービスを探している人におすすめ。お金がいくら入っていくら使っているのか、きちんと把握することで家計の無駄を発見することに繋がり、家計を助けます。

資産管理ができる

マネーフォワードでは資産管理も可能です。いくつかある口座情報を一括管理できるため、シンプルかつスマート。口座情報は一度登録をすると自動で更新されます。預金や株式など、保有している金融商品の一覧を作成し、情報をまとめて確認可能です。

資産推移も一目でわかりますので、先を見据えたマネープランを計画する際は参考になります。また、資産だけでなく負債についても確認でき、バランスを保つための情報収集も可能。一般的に銀行や証券の取引履歴は1ヶ月から3ヶ月の期間が表示されます。しかし、マネーフォワードでは取得情報を長期に渡って保管できるため、データを遡り時系列で確認できます。

万全のセキュリティー体制

マネーフォワードは万全のセキュリティ体制をとっています。システムの構築や運用については自社内の高度な管理体制をとっており、かつ外部のセキュリティ診断会社からの第三者評価のうえサービスを提供。

また、マネーフォワードではログインの二段階認証を実施。普段とは違う環境からのアクセスがあった場合、登録をしたアドレスに確認メールが届きますので、不正なログインを防止できます。

お金の見える化アプリ「マネーフォワード ME」の使い方

家計簿 マネーフォワード ME - Google Play のアプリのイメージ画像

マネーフォワードMEには、PC版とアプリ版があります。マネーフォワード MEは、テレビコマーシャルでも頻繁に放送されていることで、知名度を高めつつあるアプリです。

また、使い方が簡単なことから多くの人に利用されています。ここからは、マネーフォワード MEの概要や使い方について解説していきます。

マネーフォワード MEとは

マネーフォワード MEは「お金の見える化アプリ」のことです。家計簿アプリとして高い利用率を誇り、無料でダウンロードができる手軽さも人気に繋がっています。

マネーフォワード MEでは、現金はもちろん電子マネー・クレジットカードについてもお金の出入りを確認できます。銀行やカードの残高も確認できますので、その月にいくら使ったかを簡単に把握できるのが特徴です。

自動家計簿の使い方

マネーフォワード MEの使い方として、まず基本的なものが自動家計簿です。銀行やクレジットカードを連携させることで、支出や収入を分類・グラフ化し、自動で家計簿を作成してくれます。

iOS版アプリの場合は、口座を選択して右上にある「+追加」をタップして銀行やクレジットカードを連携させてください。

Android版アプリの場合は、口座を選択して右下にある「チェーンマーク(連絡先を追加)」をタップして登録しましょう。Web版サービスの場合は、口座を選択して金融機関追加を押下して連携させてください。

自動家計簿は収入が入ったら自動的に収支を計算します。食費や住宅、交際費など分類分けがされており、気になる項目をタップするとどのような内容にいくら使っているかを確認可能です。さらに、銀行やクレジットカードなど口座別に毎月の推移も確認できます。

マネーフォワード MEの活用方法

マネーフォワード MEの代表的な使い方について、浦田さんにお聞きしました。

「マネーフォワード MEの使い方、活用方法としては大きく2つあります。1つ目の使い方は、日々のお金の出入りを管理することです。数百円単位のコンビニでの利用も、積み重なると結構な金額になりますよね。マネーフォワード MEを使うことで、自分はどのようなお金の使い方のクセがあるかを知れるきっかけになります。つまり、無駄な出費を防止できるんです。そういった点は、実際に利用されているユーザーさんからも便利だと評価してもらっていますね。そして、もう2つ目の使い方としては、銀行口座やクレジットカードなど、自分の持っているお金をまとめて把握できる点が挙げられます。」

また、マネーフォワード MEをみることが日課になる人が多いとのこと。

「私自身もですが、長く使って頂いているユーザーさんからはニュースアプリや天気予報などをみるのと同じ感覚で、昨日はいくら使ったんだろうとか、確認することが習慣になっているとお話しをいただきます。」

そして、運営側として意識しているのは、ユーザーが楽しくお金を管理できる使い方ができる点と語ります。

「例えば、お給料やボーナスが入ったときに”お仕事お疲れ様です”というメッセージがアプリ上に出るんです。見ていただいたユーザーから、”仕事を頑張って褒めてくれるのはマネーフォワードだけ”という喜びの声を毎月のようにいただきますね。最近では、児童手当金などが口座に振り込まれたときに、”子育てお疲れ様です”というメッセージが表示されるとか。そういった点はユーザーにも評価されていますし、開発側として意識した部分です。」

また、マネーフォワード MEではポイントやマイルを管理でき、活用方法・使い方といった部分で多くの人から評価されているとおっしゃっています。

「マネーフォワード MEの使い方として、現金だけでなくポイントやマイルも管理できます。多くの人が経験したことがあるであろうポイントの有効期限切れについても、アラートで知らせてくれるため安心と好評です。普段あまり使わないポイント等でも、実は1,000円のキャッシュバックがあったと気付けることもありますよ。」

今や現金だけでなくキャッシュレス化が進んでいる時代なので、ぜひマネーフォワード MEを活用して上手に管理してみてください。

無料と有料の違いとは

無料と有料のサービスの違いを下記の表にまとめています。

マネーフォワード ME無料と有料の比較表
無料会員 プレミアム会員
費用 0円 Android:500円(税込)
Appstore:480円(税込)
データ閲覧可能期間 過去1年分 制限なし
連携可能数 10件まで 制限なし
グループ作成 1件まで 制限なし
連携口座の自動更新頻度 - 高い
連携口座の一括更新 ×
カードの残高表示 ×
家計資産レポート ×
資産内訳・推移グラフ ×
負債内訳・推移グラフ ×
ポイント・マイルの有効期限の表示・通知 ×
カード引き落とし時に残高不足の通知 ×
広告非表示 ×
CSVダウンロード ×

どういった人が有料プランに向いているか、浦田さんにお聞きしました。

「弊社のサービスは、実際無料でも十分活用できるサービスなんですよね。ですが、プレミアムの場合は連携できる口座数が10件以上であったりとか、銀行だけでなくクレジットカードも含め、連携したい先がたくさんあったりする人には、一括で管理できることからプレミアム会員の方がメリットを感じてもらいやすいですね。どれだけのサービスを管理したいかで、無料なのか有料なのかを選ぶポイントになってくると思います。また、連携している先のデータが常にフレッシュな状態になるので、お金の出入りの頻度が高い方にもおすすめですね。」

上記の表からもわかる通り、無料会員とプレミアム会員では利用できる機能はもちろん、過去のデータを閲覧できる範囲も違います。

より細かくお金を管理したい人、頻繁にクレジットカード等を利用する人は、ぜひ有料プランであるプレミアム会員に登録してみてはいかがでしょうか。

マネーフォワード MEの登録方法

マネーフォワード MEの登録方法は、まずアプリをダウンロードします。アプリはAppStore・GooglePlayのどちらにも対応していますので、幅広い方が使用可能です。

アプリをダウンロードしたら、次に普段使っている銀行やクレジットカードを連携させてください。これらを連携させることで、支出や口座の残高、カードの利用残高などが簡単に管理できます。

作業としてはこれだけで、簡単にマネーフォワード MEへの登録は完了します。

マネーフォワードの機能について

家計簿の収支内訳を自動作成|マネーフォワード MEのイメージ画像

出典:iOS版「マネーフォワード ME」のアプリ画面

ここからは、マネーフォワード MEの機能を紹介していきます。

MY通知

MY通知は、お金の使い過ぎを防止したり、引き落とし額の不足を防止したりするお知らせ機能です。MY通知機能を活用することで、お金に関する「うっかりミス」を防げます。

MY通知の使い方は、アプリのホーム画面にて確認が可能。設定画面で、「〇〇〇円以上の入出金があったときに通知する」などのカスタマイズが可能。高額なクレジットカードの利用があったときにも通知できるので、カードが不正利用された時の発見にも役立ちます。スマートフォン向けのアプリ版サービスのみ利用できる機能です。

財布(現金管理)機能

マネーフォワード MEでは財布の残金を口座として登録し、銀行口座を連携させておけばATMなどで引き出したお金が自動で財布の残金に反映されます。

現金で支払った際、その金額を入力することで財布口座の残高も減りますので、アプリ上でいつでも財布にあるお金を把握できます。

振替機能

振替機能は銀行から証券会社にお金を移す、ATMから引き出したお金を財布に移すなど、誰かとの金銭のやり取りではなく、自分のなかでお金が移動する際に活用できる機能です。

振替機能により現金管理が簡単かつ正確にできますし、積立やローンの返済などの設定ができる点はメリットといえるでしょう。

まとめ

おすすめ!
  • マネーフォワード ME
  • マネーフォワード ME

  • 無料(一部有料サービスあり)
  • 自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード ME」

  • マネーフォワード MEは、銀行やクレジットカードなどの情報を登録することで家計簿作成が簡単にできるアプリ。現金の収入・支出を手入力で記録することも可能。

マネーフォワードはお金を管理できるサービスで、多くの人に利用されています。使い方が簡単なため、日常的に活用できる手軽さが高評価に繋がっており、運営側が意識している「お金の見える化」がさまざまな人にフィットしたといえるでしょう。

今後、さらに使い方の幅が広がる可能性、機能面の進化が予想されますし、より使い勝手が良くなることが期待できます。マネーフォワード MEを、ぜひお金の管理に役立ててください。

筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

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