〈プロ解説〉粉ミルク、おすすめ10選　新生児用や個包装タイプも

粉ミルク選びの前提として、安全性が高いものを選ぶことが大切です。国内メーカーの粉ミルクの成分は、厚生労働省によって栄養成分の基準値が定められています。

製品に書いてある調乳方法を守り、安全なミルクを子どもにあげましょう。（参考サイト：哺乳ビンを用いた粉ミルクの調乳方法/厚生労働省）

母乳の持つ成分や機能性に着目し、たんぱく質の量と質を母乳に近づけるなど、こだわりの栄養設計になっています。調乳濃度は母乳に近い13％なので、赤ちゃんに負担をかけません。

また、粉の溶けやすさに定評があり、急いで調乳してもさっと溶け、赤ちゃんを待たせずに授乳ができます。ふたが一体型になっていて、片手で開閉でき、すりきりがしやすいのもポイントです。

病産院での普及活動をせずに広告宣伝費を削ることで、他商品よりも価格を抑えています。完全ミルク育児など、粉ミルクの消費量が多い家庭におすすめです。

明治ほほえみは、2023年で100周年を迎えました。母乳の成分に近づけるため、母乳調査や赤ちゃんの発育調査を実施し、研究を続けています。

たんぱく質の量と質の設計が適切であることを、赤ちゃんの発育調査で確認し、日本アミノ酸学会「科学・技術賞」を受賞。赤ちゃんに不足しがちな亜鉛や鉄分が配合されています。

粉ミルクだけではなく、キューブや液体の販売もあり、使いやすいタイプを選べるのも魅力です。

ラクトフェリンと呼ばれる、初乳に多く含まれるたんぱく質を配合。また、赤ちゃんのおなかのビフィズス菌を増やして母乳育ちのような腸内環境に近づけるため、3種類のオリゴ糖も配合されています。

「エコらくパック」は、日本で唯一（※2020年6月時点、森永調べ）の入れ替えタイプ。袋ごとケースにセットするだけで、簡単に入れ替えができます。

使い終わったら袋を丸めて捨てるだけと、後片付けも簡単です。缶の処理が手間に感じる人にとって、ゴミ捨てがラクになることは見逃せません。

粉ミルクのタイプには、大きく分けると缶・詰め替え・個包装の3種類があります。

粉ミルクを使うシチュエーションは、「母乳との混合」「完全ミルク」「外出時だけミルク」など、家庭によって異なります。

粉ミルクを使用する頻度が高い場合は、コストパフォーマンスも大切になります。

缶の場合は、ふた一体型のものだと、調乳スプーンで計ったときにすりきりしやすく便利です。

数ある粉ミルクの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。