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帰国困難者を無償で受け入れた金沢のホテル【動画ライター】

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世界的なコロナウイルス流行によるロックダウンの影響の中で
帰国困難者を無償で受け入れて救済していたあるホテルを取材しました。

無償宿泊プロジェクト"RoomForRescure"を行う石川県のホテル kaname in tatemachi
元々宿泊者の多くが外国人観光客ということで、何か恩返しをと考えたホテルオーナーの細川さん。

SNSを中心として拡散されたこのプロジェクトは各国大使館も情報を受けとり、多くの訪日外国人旅行客の帰国困難者がこちらのホテルに辿り着きました。

ワーキングホリデーで来日し、京都から名古屋に移動しようとした際にコロナによってアルゼンチンに帰れなくなり、大使館のFB投稿を知り、急遽金沢に来たとゆうSantiさん31歳

話を聞くと、「金沢はとても美しい街だ。ホテルに助けられ、とても感謝している」と喜んでいた。

kaname in tatemachiのホテルオーナー、細川博史さんに話を聞いてみた。

Q.プロジェクトで実際に起きた問題は?
コロナ感染防止の下、非対面・非接触での感染リスクを抑えるホテル運用を考えること。

Q.体験談で一番思い出に残っているのは?
たくさんのメディアに取り上げられ、活動が認知されることにより近隣飲食店の無償提供、ボランティアや連携の広がりがとても財産になった。
実際には金沢のスペイン料理屋や和食屋さん、ミシュラン2つ星のめくみさん、飲食店コラボによるパエリア炊き出しや、SNSの呼びかけによる体温計の寄付です。

Q.今後のホテルのサービス展開は?
今回のプロジェクトで出来た繋がりをもってコロナによるリモートワーク・移住希望者へのホテルのハブ化を考えています。田舎でも仕事が出来ることが分かり、移住を考える人も増えた今、移住希望者へのホテル無償貸し出しを実施する方針です。

観光・ホテル業も大変ななか、プロジェクトでクラウドファンディングや借入をして、オーナーさんの心意気も凄いですが、地域コミュニティの連携の重要性を改めて考えさせられますね。

コロナを機に、田舎への移住考える人が増えた今だからこそ、これからのライフスタイルを考え直すきっかけになるのでは?

kaname in tatemachi

〒920-0997 石川県金沢市竪町41


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