ぶら下がり健康器おすすめ16選 自宅で簡単に筋トレやリフレッシュ
ぶら下がり健康器は、バーにぶら下がることで背中や腕、腹筋など、全身の筋肉を効率的に鍛えられる器具です。
「懸垂バー」「懸垂マシン」「チンニングスタンド」とも呼ばれ、運動不足解消だけでなく、身体を伸ばすことでリフレッシュにも役立つため、注目を集めています。
この記事では、自宅でのトレーニングに最適なぶら下がり健康器の選び方と人気商品を厳選して紹介します。ぜひ参考にしてください。
▼ 本格的なトレーニング向け、プロが選ぶチンニングスタンを紹介します。
ぶら下がり健康器の選び方 安定感と機能に注目
ぶら下がり健康器を選ぶ際は、安定感と機能性に注目しましょう。ここでは、トレーニングをより安全で効果的にするための選び方をご紹介します。
耐荷重は余裕をもって選ぶ
製品の耐荷重は、必ずチェックしましょう。一般社団法人製品安全協会が定める、ぶら下がり器具のSGマーク基準は、バー中央部に100kgの荷重を加えたときに破損や変形がないこととしています(出典:一般財団法人製品安全協会)。家庭用ぶら下がり健康器を選ぶ際にひとつの目安にするとよいでしょう。
また、ぶら下がり器具には、懸垂をしないよう注意喚起をしている製品もあります。懸垂などのハードなトレーニングを考えている場合は、懸垂あるいはチンニングが可能と明確に表記してあるものを選んでください。
目的や使い道にあわせて、耐荷重は余裕をもって選ぶように心がけましょう。
トレーニングの目的に合わせた機能を選ぶ
ぶら下がり健康器はバーにつかまるだけのシンプルな製品から、バーベルをセットできたり、腕立て伏せに使えるプッシュアップバーが備わっていたりと多機能な製品もあります。
豊富なトレーニングメニューに挑戦したい方は、腕立て伏せができるプッシュアップバーや、腹筋を鍛えるためのディップスバーなどが付いているマルチタイプを選ぶと便利トレーニングの幅が広がります。。
組み立て式(スタンドタイプ)は安定感を重視
Photo by iStock
ぶら下がり健康器として最もスタンダードなタイプが、組み立て式のスタンドタイプです。骨組みや土台が頑丈で、安定感のある製品を選びましょう。一方、マルチタイプの場合、パーツが多く組み立てが難しいのがデメリットです。
省スペースがメリットのドア枠取り付けタイプ
組み立て式のぶら下がり健康器は設置スペースを確保する必要があります。マルチタイプだとより大きなスペースが必要になります。
その点からすると、ドア枠取り付けタイプは、場所を取らずに使うときだけ設置できるのが大きなメリットです。名前のとおりドア枠に取り付けて使用するため、ドアのある場所がトレーニングスペースに早変わりします。
注意点として、購入する前に、ドア枠の耐久性や、ドア枠の周りに器具を設置できるスペースがあるか確認しておきましょう。
安くてコンパクトな懸垂バー
ぶら下がりや懸垂運動ができて費用を安く抑えられるのが懸垂バーです。見た目や設置方法から、頑丈なつっぱり棒といった印象です。取り付け・取り外しが簡単で、コンパクトなため、収納スペースもわずか。持ち出して外出先で使用することも可能です。
取り付ける高さを自由に決められるのもメリットで、子供から大人までトレーニングが可能です。さらに低い位置に設置すれば腕立て伏せにも利用できます。
デメリットは棒の両端の2点だけで支えているため、確実に固定しないと落下する危険性があることです。さらに、設置場所の耐久性も重要です。懸垂バーを耐久性の低いドア枠に取り付けて使用すると、ぶら下がったときの荷重でドア枠を傷める可能性があります。
組み立て式などと比べて価格が安いのがメリットですが、使用方法や設置場所に注意しましょう。
人気メーカー・ブランドはこちら
WASAI(ワサイ)
エクササイズ健康器具を専門に開発する日本のメーカー。ぶら下がり健康器だけでなく、フィットネスバイクやランニングマシン、トレーニングベンチなどの開発から販売までを行なっています。
BangTong&Li
トレーニング機器を開発しているメーカー。ブラックカラーに赤の差し色が印象的で、筋トレ熱を高めてくれます。
TOP FILM
本格的なトレーニング機器を開発するメーカー。オリジナル設計による安定感と高い強度が特徴です。
BARWING(バーウィング)
ルームランナーやトレーニングベンチなどを開発しているメーカー。堅牢な設計が特徴で、耐荷重250kgのモデルもあります。
福島発條製作所
子供用から大人用まで快適にトレーニングを行える器具を開発するメーカー。日本製で、安全基準を満たしている証明であるSGマークが付いているので安心です。
ぶら下がり健康器、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるぶら下がり健康器の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
|
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重さ |
耐荷重 |
素材 |
高さ調節 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
WASAI(ワサイ) ぶら下がり健康器 BS30 |
初心者にも使いやすいシンプルデザイン |
幅68×奥行76×高さ185~195cm |
約14kg |
100kg |
スチール |
4段階 |
|
STEADY ぶら下がり健康器 ST101 |
子供から大人まで使える、12段階の高さ調節可能 |
約幅98×奥行80×高さ152~207cm |
約13kg |
約150kg |
ステンレス鋼 |
12段階 |
|
山善(YAMAZEN) ぶら下がり健康器 BBK-220 |
届いた日からすぐに使える簡単組み立て |
幅56×奥行65×高さ180〜220cm |
8kg |
90kg |
スチール |
5段階 |
|
MRG(エムアールジー) ぶら下がり健康器 |
軽量コンパクトサイズながら高い耐荷重を実現 |
幅60×奥行66×高さ168.5〜218.5cm |
約12kg |
150kg |
スチール |
7段階 |
|
YouTen(ユーテン) ぶら下がり健康器 YT-BLS05 |
省スペースに置ける家庭向けスリム設計 |
幅63.5×奥行69×高さ170〜223.5cm |
約13kg |
85kg |
スチール、人工皮革、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、スポンジ |
11段階 |
|
福発メタル ぶらさがり健康器 ブラジョイ FM-1120 |
SGマークを取得した日本製ぶら下がり健康器 |
幅58×奥行85×高さ160~220cm |
約12kg |
100kg |
スチールパイプ、ABS樹脂、硬鋼線60C |
5段階 |
|
アルインコ(ALINCO) ぶらさがりくん FA893 |
置き場所や移動のしやすさに優れたコンパクト設計 |
幅55×奥行76.5×高さ219cm |
約10kg |
約90kg |
スチール、ポリエステル、NBR、ABS、PP |
5段階 |
|
WASAI(ワサイ) ぶら下がり健康器 MK301A |
本格的な自重トレーニングに対応した高コスパモデル |
約幅73×奥行80×高さ163~203cm |
約13.5kg |
150kg |
スチール |
10段階 |
|
FIELDOOR(フィールドア) ぶら下がり健康器 マルチジム ライト |
1台で複数のトレーニングやストレッチに対応 |
約幅108×奥行71×高さ191~211cm |
約12kg |
80kg |
スチール、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル |
5段階 |
|
Wout(ワウト) 懸垂マシン ぶら下がり健康器 |
部屋に置いても邪魔になりにくい省スペース設計 |
幅94×奥行110×高さ160~210cm |
12kg |
150kg |
合金鋼 |
6段階 |
|
BARWING(バーウィング) ぶら下がり健康器 BW-BLS05 |
体重をかけてもグラつかない、高い安定性を実現 |
約幅80×奥行98×高さ153.5〜203cm |
15.8kg |
180kg |
スチール、人工皮革、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、スポンジ |
12段階 |
|
WASAI(ワサイ) ぶら下がり健康器 MK580A |
ハードなトレーニングに対応した高い安定性 |
約幅80×奥行102×高さ180~220cm |
約25kg |
150kg |
スチール |
10段階 |
|
HAIGE(ハイガー) プラップバー HG-P1002 |
耐荷重230kgを実現、プロユース仕様の頑丈設計 |
幅105×奥行106×高さ174~230cm |
24.7kg |
230kg |
記載未確認 |
9段階 |
|
RELANESS(リラネス) リラックスハング RE101 |
リビングになじむインテリア家具のようなデザイン |
約幅66×奥行66×高さ228cm |
約26kg |
約120kg |
記載未確認 |
4段階 |
|
STEADY 懸垂バー ST124 |
ドア枠や壁などに取り付けできる突っ張りタイプ |
長さ約72~90cm |
約2kg |
最大150kg |
記載未確認 |
記載未確認 |
|
バランスボディ研究所 どこでもマッチョ PRO2 |
工具や穴あけ不要、ドアに引っ掛けるだけで設置完了 |
幅93×奥行50×高さ29cm |
4.5kg |
90kg |
合金鋼 |
3段階 |
トレーニング方法について紹介
Photo by iStock
ぶら下がり健康器を手に入れたらさっそくトレーニングを開始しましょう。ぶら下がり健康器は、ただぶら下がるだけでも身体を伸ばすことができますが、少しの工夫でさらに効果的なトレーニングができます。ここでは、初心者の方でも挑戦しやすいトレーニング方法をご紹介します。
ぶら下がり(デッドハング)
まずはバーをつかんでぶら下がってみましょう。これもデッドハングと呼ばれる立派なトレーニングです。普段運動をしていない方であれば、ぶら下がった状態で20秒静止を目指します。徐々にキープできる時間を延ばしていき、最終的には1分間無理なくぶら下がっていられるように毎日続けていきましょう。
斜め懸垂(インバーテッドロー)
足を床につけた状態で体を斜めに引き上げるトレーニングです。上半身の筋肉を鍛えるのが目的です。マルチ機能に対応したスタンドタイプや、高さを自由に変えられるや懸垂バーなら、チンニングができない方でも行えるトレーニングです。背中の広背筋や僧帽筋、腕の上腕二頭筋を鍛えられます。手順は以下のとおりです。
体の上げ下げ10回を1セットとして、3セット行います。
懸垂(チンニング)
ぶら下がりや斜め懸垂で筋力がついてきたら、懸垂に挑戦してみましょう。広背筋や上腕二頭筋など、上半身の筋肉を効率的に鍛えられます。無理をせず自分のペースで少しずつ回数を増やしていくことが大切です。
懸垂トレーニングの流れは以下のとおりです。
はじめは4〜5回程度できるようになることを目標にして続けていきましょう。
脚を上げる(L字懸垂)
難易度の高いトレーニングがL字懸垂です。背筋を床と垂直にして足を視線の先へまっすぐ伸ばし、体をL字にします。
L字懸垂は上級者向けのトレーニングなので、まずはぶら下がった状態で体をL字に固定することを目指します。それだけで握力をはじめ、上腕二頭筋・腹筋と広い部位を鍛えられます。
L字で体を固定することができたら、その状態で懸垂を行います。脚が下がってしまう場合は体幹や下半身の筋力が不足しているため、バーベルトレーニングなどで全身をまんべんなく鍛え直しましょう。
腕立て伏せ(プッシュアップ)
ぶら下がり健康器は、腕立て伏せをサポートしている製品がほとんどです。スタンドタイプでは足元にプッシュアップバーがあり、ドア枠取り付けタイプは床置きするとプッシュアップバーに早変わりします。懸垂バーも低い位置に設置すると腕立て伏せに利用できます。
腕立て伏せは上半身を効率的に鍛えられるトレーニングです。ぶら下がりや懸垂運動だけでなく、ぜひプッシュアップにも挑戦しましょう。
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