ぶら下がり健康器、おすすめ人気14選 筋トレやリフレッシュに役立つ1台
ぶら下がり健康器とは、バーにぶら下がることで背中や腕、腹筋など、全身の筋肉を鍛えるのに使用する器具です。
「懸垂バー」「懸垂マシン」「チンニングスタンド」とも呼ばれ、運動不足解消だけでなく、身体を伸ばすことでリフレッシュにもなるとして、注目を集めています。
そこでこの記事では、ぶら下がり健康器の選び方と人気商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
▼ 本格的なトレーニング向け、プロが選ぶチンニングスタンを紹介します。
ぶら下がり健康器の選び方 安定感と機能に注目
ぶら下がり健康器はいつでも手軽にトレーニングを始められる点がメリットですが、選ぶ際にはチェックしたいポイントがあります。安定感と機能性に注目した選び方を紹介します。
ぶら下がるだけではないマルチ機能に注目
ぶら下がり健康器はバーにつかまるだけのシンプルな製品から、バーベルをセットできたり、腕立て伏せに使えるプッシュアップバーが備わっていたりと多機能な製品もあります。
豊富なトレーニングメニューに挑戦したい方は、さまざまな機能を搭載したマルチタイプを選ぶと便利です。
耐荷重は余裕をもって選ぶ
一般社団法人製品安全協会が定める、ぶら下がり器具のSGマーク基準は、バー中央部に100kgの荷重を加えたときに破損や変形がないこととしています(出典:一般財団法人製品安全協会)。家庭用ぶら下がり健康器を選ぶ際にひとつの目安にするとよいでしょう。
また、ぶら下がり器具には、懸垂をしないよう注意喚起をしている製品もあるため、懸垂運動をしたい方は、懸垂あるいはチンニングが可能と明確に表記してあるものを選んでください。
目的や使い道にあわせて、耐荷重は余裕をもって選ぶように心がけましょう。
組み立て式(スタンドタイプ)は安定感を重視
Photo by iStock
ぶら下がり健康器として最もスタンダードなタイプが、組み立て式のスタンドタイプです。骨組みや土台が頑丈で、安定感のある製品を選びましょう。一方、マルチタイプの場合、パーツが多く組み立てが難しいのがデメリットです。
省スペースがメリットのドア枠取り付けタイプ
組み立て式のぶら下がり健康器は設置スペースを確保する必要があります。マルチタイプだとより大きなスペースが必要になります。
その点からすると、ドア枠取り付けタイプは、場所を取らずに使うときだけ設置できるのが大きなメリットです。名前のとおりドア枠に取り付けて使用するため、ドアのある場所がトレーニングスペースに早変わりします。
注意点として、購入する前に、ドア枠の耐久性や、ドア枠の周りに器具を設置できるスペースがあるか確認しておきましょう。
安くてコンパクトな懸垂バー
ぶら下がりや懸垂運動ができて費用を安く抑えられるのが懸垂バーです。見た目や設置方法から、頑丈なつっぱり棒といった印象です。取り付け・取り外しが簡単で、コンパクトなため、収納スペースもわずか。持ち出して外出先で使用することも可能です。
取り付ける高さを自由に決められるのもメリットで、子供から大人までトレーニングが可能です。さらに低い位置に設置すれば腕立て伏せにも利用できます。
デメリットは棒の両端の2点だけで支えているため、確実に固定しないと落下する危険性があることです。さらに、設置場所の耐久性も重要です。懸垂バーを耐久性の低いドア枠に取り付けて使用すると、ぶら下がったときの荷重でドア枠を傷める可能性があります。
組み立て式などと比べて価格が安いのがメリットですが、使用方法や設置場所に注意しましょう。
人気メーカー・ブランドはこちら
和才(WASAI)
エクササイズ健康器具を専門に開発する日本のメーカー。ぶら下がり健康器だけでなく、フィットネスバイクやランニングマシン、トレーニングベンチなどの開発から販売までを行なっています。
BangTong&Li
トレーニング機器を開発しているメーカー。ブラックカラーに赤の差し色が印象的で、筋トレ熱を高めてくれます。
TOP FILM
本格的なトレーニング機器を開発するメーカー。オリジナル設計による安定感と高い強度が特徴です。
BARWING
ルームランナーやトレーニングベンチなどを開発しているメーカー。堅牢さに特徴があり、販売しているぶら下がり健康器は耐荷重250kgを実現しています。
福島発條製作所
子供用から大人用まで快適にトレーニングを行える器具を開発するメーカー。日本製で、安全基準を満たしている証明であるSGマークが付いているので安心です。
ぶら下がり健康器、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるぶら下がり健康器の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重さ |
耐荷重 |
素材 |
高さ調節 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
WASAI(ワサイ) ぶら下がり健康器 BS30 |
初心者にも使いやすいシンプルデザイン |
幅68×奥行76×高さ185~195cm |
約14kg |
100kg |
スチール |
4段階 |
|
IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) ぶら下がり器 IMC-03 |
運動が苦手な方でも手軽にリフレッシュ |
幅57×奥行93×高さ198~219cm |
約12kg |
80kg |
スチール、HDR、ポリプロピレン、ABS樹脂 |
4段階 |
|
山善(YAMAZEN) ぶら下がり健康器 BBK-220 |
届いた日からすぐに使える簡単組み立て |
幅56×奥行65×高さ180〜220cm |
8kg |
90kg |
スチール |
5段階 |
|
MRG(エムアールジー) ぶら下がり健康器 |
軽量コンパクトサイズながら高い耐荷重を実現 |
幅60×奥行66×高さ168.5〜218.5cm |
約12kg |
150kg |
スチール |
7段階 |
|
YouTen(ユーテン) ぶら下がり健康器 スリム YT-BLS05 |
省スペースに置ける家庭向けスリム設計 |
幅63.5×奥行69×高さ170〜223.5cm |
約13kg |
85kg |
スチール、人工皮革、ポリ塩化ビニルなど |
11段階 |
|
福発メタル ぶらさがり健康器 ブラジョイ 家庭用 FM-1120 |
SGマークを取得した日本製ぶら下がり健康器 |
幅58×奥行85×高さ160~220cm |
約12kg |
100kg |
スチールパイプ、ABS樹脂、硬鋼線60C |
5段階 |
|
アルインコ(Alinco) 懸垂マシン FA900A |
初心者から上級者まで幅広く対応したマシン |
幅110×奥行78.5×高さ202~222cm |
約20kg |
90kg |
スチール、PP、NBR |
5段階 |
|
WASAI(ワサイ) 懸垂マシン ぶら下がり健康器 MK301 |
本格的なトレーニングも可能なスリムモデル |
約幅73×奥行80×高さ163~203cm |
約13.5kg |
120kg |
スチール |
10段階 |
|
FIELDOOR(フィールドア) ぶら下がり健康器 マルチジム ライト |
1台で複数のトレーニングやストレッチに対応 |
約幅108×奥行71×高さ191~211cm |
約12kg |
80kg |
スチール、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル |
5段階 |
|
Wout(ワウト) 懸垂器 ぶら下がり健康器具 |
部屋に置いても邪魔になりにくい省スペース設計 |
幅65×奥行100×高さ152~202cm |
20kg |
150kg |
記載未確認 |
6段階 |
|
BARWING(バーウィング) ぶら下がり健康器 BW-BLS04 |
4通りの持ち方ができる懸垂バーを搭載 |
幅108×奥行91×高さ188~233cm |
28kg |
250kg |
スチール、ABS樹脂、ポリプロピレン、ゴム |
11段階 |
|
WASAI(ワサイ) ぶら下がり健康器 MK580A |
ハードなトレーニングに対応した高い安定性 |
約幅80×奥行102×高さ180~220cm |
約25kg |
150kg |
スチール |
10段階 |
|
HAIGE(ハイガー) プラップバーM2 HG-P1001N |
体型にあわせてポジションを細かく調節できる |
幅123×奥行110×高さ172~235cm |
32.2kg |
200kg |
記載未確認 |
10段階 |
|
RELANESS 飾れるぶら下がり健康器 RelaxHang RE101 |
リビングになじむインテリア家具のようなデザイン |
約幅66×奥行66×高さ228cm |
約26kg |
約120kg |
記載未確認 |
4段階 |
人気サイトの売れ筋ランキングはこちら
トレーニング方法について紹介
Photo by iStock
ぶら下がり健康器を手に入れたらさっそくトレーニングを開始しましょう。簡単にできる初心者向けのトレーニング方法から、少し上のステップまで紹介します。
ぶら下がり(デッドハング)
まずはバーをつかんでぶら下がってみましょう。これもデッドハングと呼ばれる立派なトレーニングです。普段運動をしていない方であれば、ぶら下がった状態で20秒静止を目指します。徐々にキープできる時間を延ばしていき、最終的には1分間無理なくぶら下がっていられるように毎日続けていきましょう。
斜め懸垂(インバーテッドロー)
上半身の筋肉を鍛えるのが斜め懸垂の目的です。足を床につけた状態で行う懸垂なので、マルチ機能に対応したスタンドタイプや、高さを自由に変えられるや懸垂バーなら、チンニングができない方でも行えるトレーニングです。背中の広背筋や僧帽筋、腕の上腕二頭筋を鍛えられます。手順は以下のとおりです。
体の上げ下げ10回を1セットとして、3セット行います。
懸垂(チンニング)
懸垂はハードなトレーニングです。体が持ち上がらない場合は、ぶら下がりや斜め懸垂で、無理をせず腕や肩の筋肉を鍛えていきましょう。懸垂トレーニングの流れは以下のとおりです。
はじめは4〜5回程度できるようになることを目標にして続けていきましょう。
脚を上げる(L字懸垂)
難易度の高いトレーニングがL字懸垂です。背筋を床と垂直にして足を視線の先へまっすぐ伸ばし、体をL字にします。
L字懸垂は上級者向けのトレーニングなので、まずはぶら下がった状態で体をL字に固定することを目指します。それだけで握力をはじめ、上腕二頭筋・腹筋と広い部位を鍛えられます。
L字で体を固定することができたら、その状態で懸垂を行います。脚が下がってしまう場合は体幹や下半身の筋力が不足しているため、バーベルトレーニングなどで全身をまんべんなく鍛え直しましょう。
腕立て伏せ(プッシュアップ)
ぶら下がり健康器は、腕立て伏せをサポートしている製品がほとんどです。スタンドタイプでは足元にプッシュアップバーがあり、ドア枠取り付けタイプは床置きするとプッシュアップバーに早変わりします。懸垂バーも低い位置に設置すると腕立て伏せに利用できます。
腕立て伏せは上半身を効率的に鍛えられるトレーニングです。ぶら下がりや懸垂運動だけでなく、ぜひプッシュアップにも挑戦しましょう。
こちらの記事もどうぞ
関連記事はこちら
フィットネスの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_