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誰でも瞬時に初期消火できる「Elide FireBall」

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いつどこで起きるか分からない火事。驚くべきことに、火事の原因の第一位は放火(疑いを含む)だという。つまり、いくら自分で気を付けて生活をしていても、火事は起こってしまう可能性があるということだ。

火事に大切なものを奪われることがないよう、万が一のときのために対策をしている人はどれだけいるだろうか。また、火事の被害を最小限に抑えるためには、“初期消火”が大事だという事実をご存知の人は、どれだけいるだろうか。

タイで開発され、すでに世界数か国において正式な防火装置として認定を受けている「Elide FireBall」は、万が一の時に、簡単かつ迅速に初期消火を行うことができる消火グッズである。

初期消火を簡単に行うことが可能

いざ火災に気が付いたとき、すぐに冷静に適切な対応を取るとことができる人はあまり多くはないかもしれない。実際に消防庁が発表した「平成27年版 消防白書」によると、初期消火として消火器が使われた件数は約2割、初期消火が行われなかった件数は約4割だという。

広がる炎を見れば人が動転してしまうのは、自然の反応だといえる。さらに消火器は普段から使い慣れているはずもなく、その存在を思い出すことができたとしても、迅速に消火活動できるとは限らない。

その点、ボール型の「Elide FireBall」は、火元に投げ込むだけなので、炎を一瞬で消火することができるという。火元に投げ込むと、炎に「Elide FireBall」が反応して自動で作動。3秒から10秒で、8メートルから10メートルの範囲に粉末消火剤が拡散する仕組みだ。

「ボールを投げる」という簡単な動作で消火することができるため、女性や子どもでも簡単に扱うことができるのが特長。また、消火器のように人の手により消火活動を行う必要もないため、安全で効率的だ。

「Elide FireBall」の特徴

「Elide FireBall」は、大きさが直径15.2センチ、重さは約1.5キロである。使用材料に花火用火薬(起爆剤)が入っており、作動時には約120デシベル(飛行機のエンジンの近く) の大きな破裂音が発生し、人のいないところで作動した場合に、離れた場所にいる人にも火災の発生を知らせる警報としても使うことができるという。

保管期間は製造日から約5年間で、期限が切れたものは「Elide FireBall」全体を水に浸し起爆剤を水に浸けてから一般ごみとして廃棄することができる。また、粉末消火剤(リン酸アンモニウム)は土に混ぜると肥料にもなるという。

様々な使い方

「Elide FireBall」は火元に投げ込むだけではなく、コンセント発火に備えてコンセント上部に設置したり、ストーブなどの火器使用時に、側に置いたりしても使うことができる。

保管中の誤作動については、“人間が生活する通常の温度環境下で誤動作することはない”とされている。そして、「Elide FireBall」は粉末消火剤、花火用火薬を使用しているため、水に浸したり、常に蒸気にさらされる極度に湿度が高い環境下で保管しないよう注意が必要である。

「Elide FireBall」の国内での取り扱いは?

日本では、「初期消火救命ボール普及協会」がこの画期的な初期消火救命ボールの普及活動を行っている。ホームページによると、取次店として茨城、東京、神奈川など全国5ヶ所があるようだ。

彼らの活動によって、日本でもこの「Elide FireBall」が一般レベルに普及していくかもしれない。

大切なものを一瞬で奪ってしまう火災。「消火活動」のハードルを大幅に下げる「Elide FireBall」のようなプロダクトによって、発生時の「初期消火」の成功確率が上がれば被害も大幅に減っていくはずだ。「大切なものをなくす悲しみ」が少しでも減る未来を期待したい。

Elide FireBall

Courtesy of 初期消火救命ボール普及協会


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