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アメリカに住む一人の女性看護師Holly Christensen氏が立ち上げたボランティア団体「The Magic Yarn Project」は、癌と闘う子供たちに手編みのウィッグを届ける活動を行なっている。
美しいブロンドヘアーを失った友人のため
様々な病気の苦しみを目の当たりにしてきたHolly氏は、困っている人が望むことの全てに応えることが難しいことを痛感していた。そんな中、友人の娘さんが幼くして癌を患ったことをきっかけに、彼女のために何かできることはないかと考えこの活動を始めたという。
「病気の恐怖にさいなまれていた娘が、飛び回ってはしゃぐ姿を見れた」という友人の反応が、その後のHollyさんの原動力に。この彼女の行動に、アメリカ中の癌と闘う娘を持つ母親から称賛と応援のメッセージが届き、自分の娘にもそのウィッグを作ってほしいという依頼が殺到したという。
希望を届ける手編みのウィッグ
癌の治療によって、美しい髪が抜けてしまった子供たち。「The Magic Yarn Project」のウィッグは、まだ柔かく敏感な子供の肌にも優しい子供用のニット帽をベースに、一つ一つ手編みで心を込めて制作されている。
ウィッグはそれぞれ、ディズニーの歴代プリンセスキャラクターをイメージしている。そこには、「困難に直面する中でも希望を見据えて暮らす彼女たちのように、強く笑顔で生きて欲しい」という想いが込められている。
「The Magic Yarn Project」はSNSやニュースを通じて拡散され、多くの人々の心を動かした。現在、「The Magic Yarn Project」には子どもからお年寄りまで、幅広い年代の人が参加しており、100%寄付のもと、ウィッグの制作を続けている。現在までに4,300を超えるウィッグが子供たちに届けられているという。
まるで本物のディズニープリンセスになったかのように、ウィッグをつけて輝く子供たち。
魔法のウィッグが授けた希望が、多くのプリンセスたちの笑顔を照らしていく。
The Magic Yarn Project