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最近「日傘」が注目されています。異常気象ともいえる猛暑が続く中、日焼け防止だけでなく熱中症対策にもなり得るからです。
ただ、日傘をさすという習慣にまだ慣れていない人が、特に男性には多いのではないかと思います。
結果は……一目瞭然でした。
日傘あり/なしの違い
当日の気温は最高気温35℃。体感では暑すぎて外を出歩く気力を失うレベルの炎天下の公園を訪れ、日傘あり/なしで10分間立ち、それぞれの筆者の体温の違いをサーモグラフィーで撮影してみました。
日傘なしだと開始数分で顔中から汗が噴き出し、涼しく空調の行き届いたオフィスのことや「アイスが食べたい」ということしか考えられなくなりました。10分経過後に筆者の体温をFLIR ONEで計測。
直射日光を受けてしまう髪の毛のあたりでは、45℃前後の温度を記録。お風呂だとしてもすぐにのぼせてしまうレベルです。さらにはいていた黒い革靴は、まさかの50℃を超えていました。
すると……顔から汗が噴き出ることもありません。触るとじわりと汗をかいている程度。
10分後のサーモグラフィー測定では、日傘で陰になっていた上半身は40℃程度になり、5℃近くの差を生み出すことがわかりました。日差しが当たらないことで、まるで日陰にいるような感覚。真夏の日中でも疲労感がまるで変わります。
明らかに発汗量も少なくなるので、汗っかきの人にも効果的です。
これが日傘の効果か……圧倒的じゃないか……
男性でも日傘を使うべき
筆者はこれまで日傘を使ったことはなく、「日に当たれば健康的に日焼けできるからOK」というスタンスでした。今回サーモグラフィーで検証してみて、日傘は日焼けを防止するものではなく、殺人的な直射日光を手軽に阻止してくれる便利なアイテムであることを痛感することになりました。
なお、実は今回、日傘と間違って普通の雨傘を買ってしまい、一度サーモグラフィーで検証までやってしまいました……。意外と日光を遮る効果もあり、単なる雨傘を「日傘ってすごいな」と思ってしばらく持ち歩いていたところ、ばっちり日焼けしたことで過ちに気付きました。動画の後半にもNGシーンが入っているので、見逃した人はぜひ見てみてください!