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ルーマニアのエンジニアによって、UFOみたいな次世代の航空機「ADIFO」のプロトタイプが開発されました。上下・前後・左右を自由自在に飛行できるだけでなく、亜音速から超音速に移行するときに、衝撃波も発生しないという驚愕のマシンとなっています。
空気力学に適した円盤型
「All Direction Flying Object」の頭文字をとって名付けられた「ADIFO」。直訳すると「全方向飛行物体」になり、あらゆる方向への移動をスムーズに行える垂直離着陸機となっています。
円盤型の機体は空気力学に適した設計で、その機体自体が翼として機能するといいます。
「ADIFO」は推進用にクアッドコプタードローンと同じプロペラ4基と、ジェットエンジン2基、側面ノズルを搭載。飛行速度や高度によって、推進機構を使い分け、全方向の超微細なコントロールを可能にするそうです。
空気抵抗が少ないため、従来の航空機よりも低エネルギー効率で飛行できるのもメリット。
さらに、理論的には飛行速度もずば抜けていて、さらに亜音速から超音速への移行も滑らかに行えるそうです。つまり、マッハ戦闘機などで知られる衝撃波(ソニックブーム)も起こらないとのこと。
現状はドローンサイズのプロトタイプが完成したところですが、ADIFO Aircraftは将来的な開発パートナーを募っています。用途としては、自家用機から高性能ドローンまで、幅広く転用できるため、オカルトみたいなUFOが現実になるのは、そう遠くないのかも?
ADIFO Aircraft