タングルティーザーは美髪効果ある?髪質の違う2人が使ってみた
パサつき、うねり、絡まったり広がったり……髪に関する悩みは尽きませんよね。冬の乾燥や夏のベタつきなど、季節によって気になる悩みが変わることもあります。
そんな時に気になったのが、女性に話題の「絡まない魔法のヘアケアブラシ タングルティーザー」でした。
この記事では実際に髪の広がりで悩む筆者と、髪のうねりで悩む筆者の知人が、タングルティーザーを使ってみました。その結果を写真と感想とともにご紹介します(この記事の商品レビューは2020年に行いました)。
タングルティーザーとは
タングルティーザーとは、柄のない形が特徴的な、イギリス生まれのヘアブラシです。柔らかく、長短があるブラシ部分が特徴。独自の構造で髪のからまりを優しくといてくれます。
各種雑誌やSNSでも取り上げられ、電車の広告でも見かけます。
タングルティーザーは知ってはいるけど、実際の効果はどうなの? と気になる方も多いでしょう。
実際に使ってみた。髪の悩みは解決するの?
広がりや寝癖が悩みの場合
まず、21歳の筆者がタングルティーザー(ザ・オリジナルノーマル)を3日間使ってみました。
私の悩みは、広がりとハネや絡まりなどの寝癖です。
髪質は、普通の太さで毛量が多めのストレートヘア。ミディアムで、ヘアケアにはあまり興味がなく、美容院に最後に行ったのは1年ほど前。ほったらかしの野生ヘアーです。
写真は、使い始めて3日目の朝起きたばかりの髪の毛と3日目のブラッシング後。ストンと髪が落ち着いています。
タングルティーザーは、朝と風呂上がり、ドライ後の1日3回使用。すると、使ってみて2日目から、サラサラ感を感じられるように。同時に髪の毛の広がりも収まってきました。髪が薄い部分のためか、前髪にはあまり効果が出ませんでした。
3日間使い続けた結果、寝起きの絡まりは残りましたが、ブラシを通せば絡まりが取れ、まとまるように。これから使っていけば、より効果が見込めるように感じました。
筆者が使ってみて、1番髪に引っかかることなく、ブラシを通すことができた順番をまとめます。
また、口コミで評判だった、タングルティーザーにトリートメントをつけてとかす方法も実践してみました。これが効果があり、風呂上がりのドライ後に一層まとまりが出ました。すぐにまとまるので大事なお出かけ前におすすめの使い方です。
加えて、嬉しかったポイントは濡れた髪でも使えること。基本的に普段のくしと同じように使っても、効果を感じられると思います。
髪のうねりが悩みの場合
次に、タングルティーザーを購入、使用している筆者の知人です。彼女は、うねりが目立ち、全体的なくせっ毛が悩みの26歳・女性。
髪の長さはロング寄りのミディアムくらいで、髪質は太くしっかりめ。美容院には最低でも3ヶ月に一度は行き、カラーやパーマもしています。1年ほど前にタングルティーザーを購入しました。
写真は、タングルティーザー(ザ・オリジナルノーマル)でブラッシングする前と後です。
使っていて良いところは、「引っかかることが少なく、力を入れずに髪をとかせます。本体が軽く使いやすいです」とのこと。「ブラシ部分が柔らかいので地肌に当たっても痛くなく、頭皮マッサージをしているみたいで気持ちよかったです」ともおっしゃっていました。
ただ、使用による納得感はあまりないようでした。髪のまとまりは出ましたが、「ストレートヘアに近づけることを期待していましたが、うねりの改善はあまり見込めませんでした」と自身の、全体的なうねりという悩みについては不満が残ったようです。
髪質によって、ブラシが合わなかったり、効果が現れにくいことがあるようです。
模倣品に注意
タングルティーザーの模倣品が多く登場しています。これに関して、タングルティーザー日本公式サイトでも、ネット上で類似品の販売がされていると注意喚起が行われています。
正規販売サイトには「TANGLE TEEZER JAPAN正規販売サイト認証マーク」が掲載されています。偽物を買ってしまって効果が出なかったり、無駄な出費にしないためにも、しっかりチェックしましょう。
本記事の、ECサイトへの購入ボタンは、正規販売サイトへジャンプするボタンになっています。
あなたの髪質にあったブラシは?
ここからはタングルティーザーの各タイプを紹介します。使う場面や、みなさんの髪質に合わせて、最適なブラッシングができる相棒ブラシを見つけましょう。
デタングリングタイプ
タングルティーザーで一番人気なのが、このデタングリングタイプです。基本的に髪の絡まりをとくのに使うブラシで、髪質ごとにおすすめのブラシが変わります。大きさ・デザインも豊富な定番ブラシです。
デタングリングタイプの中でも最も王道のブラシがこのザ・オリジナルノーマルです。普通の髪質、毛量で髪の毛がさほど多くないが少ないわけでもないしどれにしよう?とタイプに迷っている方におすすめします。パステルからビビットなものまでデザインも豊富で、友人へのプレゼントにも選ばれることの多いブラシです。
ブラッシングが初めての方にはザ・オリジナルミニ。片手で取り扱いやすいサイズ感で、他の種類と比べて軽量なので、手軽なブラッシングで髪の毛を労わることができます。小さくても、他のブラシと同じ機能を持っているので、まとまる髪へ力を発揮します。単色使いのポップな色合いもキュートです。
細めの髪である、毛量が少ない、枝毛などのダメージがある髪にはザ・オリジナルソフト&ダメージがおすすめ。くし1本1本が、他のものと比べて細めかつ柔らかめなので、髪への負担を最小限にします。
毛量が多くて広がりがち、うねりが悩みの方にはハード&ボリューム。こちらは、くし1本1本が他のものより長めに設定され、固めになっています。髪の毛が多くても、地肌まで届いてしっかりと解きほぐしてくれます。
コンパクトスタイラーには、しなやかなブラシ部分を保護するカバーが付いているので持ち歩きやすく、ポーチやバックに忍ばせて出先でさっと髪をまとめられます。サンリオキャラクターのデザインもあります。使う場所を選ばないので、ザ・オリジナルノーマルと並びギフトにも人気。
人の髪をとかすという観点で設計されたサロンエリート。本体がカーブがかっているので頭の形によりフィットする形状なんです。様々な頭の形に合わせたブラッシングを実現するので、家族で使うブラシにもいいかもしれません。
髪が水分を含むと、重く絡まりやすくなるので、ダメージを与えやすくなります。そんな時に濡れ髪のためのザ・ウェットディタングラー。濡れ髪をとかす抵抗を減らし、柄がついているので力も入れやすい設計です。お風呂の中でも使え、トリートメントをつけてとかせば髪全体に行き渡ります。ノーマルヘア用のほか、ソフト&ダメージ・ミニ・Proの4種類がラインナップされています。
ミニ | 初めてブラッシングにチャレンジする方に。小さめのサイズ。 |
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ノーマル | 普通の太さ・毛量の方に。最も人気の種類。 |
ソフト&ダメージ | 細めの髪・切れ毛・枝毛が気になる方に。ブラシ部分がより柔らかく細め。 |
ハード&ボリューム | 太めの髪・毛量が多い方に。ブラシ部分がより太く長め。 |
コンパクトスタイラー | 持ち歩きたい方に。カバー付き。可愛い本体デザイン多め。 |
サロンエリート | 少し大きめ。本体が曲線がかっている。 |
ザ・アルティメットディタングラー(旧ザ・ウェットディタングラー) | 濡れ髪用。持ち手付き。 |
ブロータイプ
濡れた髪やタオルドライ後にお使いいただけるのがブロータイプ。
タングルティーザーのブロータイプは、ドライヤーの熱を髪に広く行き渡らせ素早く乾かす構造なので、毎日ヘアドライで加わる熱ダメージを抑えることができます。
ドライヤーの時間を短縮したい方、ストレートヘアの方にパドルタイプ。デンダリングタイプと同じく長短のブラシが配置されているので、髪の中まで熱を届けます。さらに、ブラシが熱を逃しにくい構造になっているので、速乾を実現できるんです。
セミロング~ロングヘアの方にはハーフパドル。ロングヘア、毛量が多い方にはフルパドルがあります。
毛先までケアしながら乾かしたい方、ぺたんこ髪が気になる方にはクイックロールブラシ。手を返しながらブローできるので、毛先を巻いたり、ふんわりとしたトップを作ることもできます。60と70で髪の長さにあったブラシがあり、カラーもスタンダードとピンクエディションを選べます。
毛束が均一に広がるうえ、3つの通気口が余分なドライヤーの熱や風を逃がします。髪を乾かす時間が短くすむため、熱ダメージを受けにくいのもメリットです。メーカーでは、タオルドライ後すぐの使用をすすめています。
スタイリングタイプ
仕上げ用ブラシのスタイリングタイプ
長短のブラシ構造はこれにも使われています。スタイリングタイプは、とかすことで髪のキューティクルを整えるブラシで、ブロー後や忙しい朝に仕上げることができます。しっかりときほぐして、艶やかなまとめ髪や、逆毛を立てるアレンジなどに活躍します。
まとめ髪、艶やかな髪に憧れる方にはザ・アルティメット。ブローやアレンジで広がってしまったキューティクルを、とかすことで整えます。ブラシが根元から解きほぐすことで、しなやかな髪に仕上げます。ブラシの先端は、まとめ髪の仕上げにも適しています。
ヘアアレンジから仕上げまで使いやすいブラシのバックコーミング。持ち手の細さから、髪の毛を取り分けたりすくう場面も使いやすく、ブラシ部分に長短があるため、逆毛やボリュームアップにも活躍します。髪の毛の表面を整えて、まとめ髪の仕上げにも適しています。
スカルプケアタイプ
頭皮ケア用のスカルプタイプも1種類販売されています。頭皮の皮脂や汚れをきれいに洗い流してすっきり。握りやすい形状もポイントです。
中央の細いブラシで頭皮の汚れを落とし、両端にある太くて短いブラシで刺激を与えます。ブラッシングをすることで、頭皮を清潔に保ちながらケアも行えるブラシ。頭皮環境が気になる方におすすめです。指先では、やりづらい頭皮ケアをサポートします。
ペットタイプも
タングルティーザーにはペットに使えるブラシもあります! ペットの体格やダブルコート・シングルコートなどの毛質に合ったものを見つければ、普段のお手入れでのストレスを減らせます。基本的には犬への使用を考えて作られています。
小型犬にはペットティーザースモールタイプ。ブラシの硬さは、ソフトとハードの2種類があります。抜け毛や汚れを取り除くブラシの二段構造で、お散歩後や季節の変わり目に活躍しそうです。ブラシの先が丸くなっていて、皮膚を傷つけない構造です。超やわらかブラシの、子犬用パピーもあります。
大型犬と中型犬にはペットティーザーラージタイプ。こちらもソフトとハードから柔らかさが選べます。ペットティーザーには柄が無いので、なでるようにとかせます。さらに持つ部分が空洞で、水洗いなどのお手入れがしやすく、清潔さを保ちやすいことも嬉しいポイント。
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